提出回避?「人権侵害救済法案」
2012/01/31(火) 12:28:20 [ドットCOM殿式]
人権侵害救済法案の提出回避か?
【読者】 人権侵害救済法案の提出回避?/写真は「路傍にて」(筆者)
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人権侵害救済法案の提出回避?
【読者】 博士、こんにちは。一部の方から人権侵害救済法案が、とりあえず今国会での提出が回避できたのでは?という情報をもらいました。根拠は、民主党 長尾たかし議員とコンタクトのある方からの情報ということで、長尾議員のツィッターにも以下の書き込みがあることのようですので、とりあえずお知らせ申し上げます。
私としては、どの程度安心してよいのか図りかねております。 機会がありましたら、コメント頂ければ幸いです。
博士の益々のご活躍とご健勝、お祈り申し上げます。
長尾たかし議員のツィッター
なお、内閣官房の、「内閣提出予定法律案等件名・要旨調」には、人権委員会設置法案は掲載されておりませんでした。今回も「検討中」です。法務省からの提出予定法案は6件。当該法案が、これらを追い抜かさぬ様、今後も注視して参ります。
(以上、読者からいただいたコメントより)
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油断ならぬ偽装体質
【博士の独り言】 先稿に記す不変のポリシーに則り、読者から頂戴する投稿についてのみ、秀逸なるご指摘や問いかけ、貴重な情報については、あるいは、全文を紹介させていただく方が、みなさまにお読みいただきやすいものと考えました。ドットCOM殿の手法を小ブログも一部見習わせていただき、新たに「ドットCOM殿式」のカテゴリーを設け、小ブログに紹介させていただくこととしました。読み難い点が有りましたら、アドバイスをお願いします。
先ずを以って、国民言論統制の危惧をはらむ同法案に対して危機感を共有いただき、関わる国会議員諸氏に対して積極的に啓蒙運動を重ねて来られた国思うみなさまに心より敬意を捧げます。同法案への対峙はその廃絶まで、国思う皆様と共に邁進できればと存じます。
なお、同法案の動向について、貴重な投稿をいただき感謝します。提出予定のリストに在らずとも、やはり現時点でのことかと拝察します。その内容の詳細は実質的に国民に対して未開示のままとはいえ、現政権が衆院選(平成21年8月)のマニフェストに記載していた以上、その後のアピールための“達成項目”加算の上からも“優先的”に同法案の国会提出へと動く土壌が基本的にあろうかと拝考しております。
また、同党の党是とするかの、根っからの偽装体質を鑑みれば、同法案については、「検討中」から「提出予定」へと唐突に変貌する可能性が有ります。加えて、通常国会への提出を明言した平田前法相の「通常国会(期間)内に」(要旨)との言資を借りれば、後に五ヶ月間はゆうに超えようとかとするタイムフレームを考え併わると、その可能性は十分に有りと観ておいた方が良いのではないかと。まさに油断ならじ、と観ておく方が、むしろ現実に即しているのではないかと考える次第です。
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歯止めの運動を廃絶まで
お知らせいただいた長尾議員は、民主党の中にあって数少ない闇法案反対の議員であられようかと拝察します。しかし、残念ながら、同法案の提出の可否については権限を有しておられない。情報は情報として得ながらも、しかし、その情報をもとに動向をさらに掘り下げて観て行く大切さと謂いますか、そのことをむしろ教えてくれる事例ではないかと思います。
もう一つは、かつてのリベラル派による人権擁護法案の提出での、浅からぬ関わりが指摘されている言論統制「本家」の公明党が、水面下でどのような動きをしているのか。この点も注視に価します。これについては後稿の機会や訪問勉強会(静岡市)で動向を指摘させていただきますが、同胞7案提出への策動については、国思う調査によってですが、一昨年の参院選で「公明票で当選させた」輿石氏らとの水面下での“連携”の形跡を観測しています。まさに人権侵害救済法案は闇政治の真骨頂とも指摘すべき一つであり、同法案を廃絶しせむることが、同時に、闇政治を追い込むことに通じて行く。こう位置づけて国思う運動を共有できればと考えます。
(以上、博士の独り言より)
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▼ 最近の小稿(7稿)
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・路傍の早朝 (01/31)
・鳩山氏「東アジア共同体で真の和解を」 (01/30)
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日本は毅然とあれ!
路傍の夜明け(筆者)
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