不思議な出来事
2012/01/25(水) 22:13:20 [ブログ近況]
不思議な出来事
これらからは、これまでにも増して自由に書かせていただきます。博士の独り言/写真は「路傍にて」筆者
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ある賃貸物件「見学」にて
先日、一見上のことに過ぎませんが、不動産屋さんの店頭で良さそうな賃貸物件が見つかりました。地震に強そうな鉄筋コンクリートの建屋の角部屋で、八畳と六畳(フローリング済み)の部屋と四畳半の台所と大き目の収納。バス・トイレ別の物件ながら、家賃が三万円台で敷金、礼金が不要。さらに、ひと月分の「フリーレント」までもが付いている。ひょっとして、物件の状態が良好なら国思う仮連絡所として十分に活用できるかもしれない。そうとさえ思えた物件でした。
ものの試しに見学に行きました。築三十年以上を経ていながら、部屋は手入れが行き届いていてなかなかの物件でした。ひと通り見学し、さて、と不動産屋さんとベランダで話をしようとしている時でした。唐突なまでに、奥の六畳間から若い男女の話し声が聞こえて来た。「何だよ、そんなにきれいな格好してさ」「だって、大事な日でしょう。美容院へ行って来たの」との内容がはっきり聞き取れるほどはっきりとした音声で、二人の笑い声まで聞こえて来ました。気がつけばほんの数秒間のことでしたが、同行の不動産屋さんもその様子をしっかり聞いていました。
「変ですね」と。不動産屋さんと六畳間をあらためて覗きましたが、勿論、誰もいない。はたとこの部屋は、いわゆる自殺部屋の類ではないかと直感した次第です。不動産屋さんに尋ねても、その場で部屋の賃貸履歴が分からなかった。そこで、携帯でオフィスに電話していただいて一部が判明したのですが、やはり直感の通りでした。どうりで廉価なはずです。
そもそも、身にはいわゆる「霊感」も無く、心霊的なことにはあまり関心が無いながらも、二人の人間が同じ音声を聞くという、決して錯覚や幻聴とは判断し得ない体験となりました。おそらく、この部屋は借りない方がいいよ、との何らかのメッセージだったのかも知れません。稀にこういうことも有るのでしょうね。部屋の出口で束の間の黙祷を捧げ、機会を見つつ物件を他に探すことにしました。
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思い起こす、硫黄島の事例
上記の出来事に際し、思い起こしたことが一つ。それは硫黄島での話です。以前、調査や取材で現地を訪れた方々の中には、夜な夜な兵士が隊列を組む号令や行進する足音を聞いた。水が欲しい、との兵士の声を聞かれた等々。直には信じがたいような話が随分と有りました。ご存知の読者も少なくないことかと拝察します。
時に、平成六年二月、天皇皇后両陛下には硫黄島へ行幸啓せられ、護国のために命を捧げられた兵士の諸霊への黙祷と「精根を 込め戦ひし 人未だ 地下に眠りて 島は悲しき」との御製を下賜され、栗林忠道陸軍中将、市丸利之助海軍少将の辞世の短歌に対しても返歌を下賜されました。爾来、英霊が鎮魂に伏されてのことか、硫黄島の現象が悉く静まった、と伺いました。
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英霊の赤誠が、戦後をも日本を守る
凡庸、特に理工系の身には到底分からないことではあるけれども、人は死して完全に消滅するのではなく、身は滅して盆眼には映らないけれども、しかしなおも存在しておられる。国護るために貴い命を捧げられた英霊の尊厳もまた同様に消滅してなどおらず、とこう体感して得てなりません。
数年前、青山繁晴氏が心底涙され、硫黄島の英霊にコップ一杯の水を捧げる運動を提案されました。今も、折々にですが、小さな盆の皿の上にコップ一杯の水と握り飯とを添えて捧げる一人でもあります。
他に類を見ない無数の先人、英霊の命を省みない赤誠の事跡があってこそ当時の連合国を震撼せしめ、畏怖と敬意の念をその底に、功罪ありと謂えども戦後実に六十年余の長きに渡って戦勝国を以ってして日本を守らしめた。ということは、先人、英霊がなおもおわして、長きに渡って日本を守って来られたに等しいと。こう実感します。
この現実にあらためて感謝を覚え、多くの国思うみなさまと共に、瑣末な身もまた国思う思いを次世代へ馳せ、対日毀損と真っ向対峙する今日この頃です。
平成24年1月25日
博士の独り言
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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