2012/01/17(火) 09:56:46 [ブログ近況]

 



賜る品々への御礼

 新年茶話会(15日)におきまして、思いがけなくも、ご参加のみなさまより計七点(一袋、一小箱を「一点」として計上)におよぶ差し入れ、お土産を頂戴しました。会場への、調理器具(包丁など)を持参できなかったため、みなさまにお出しすることが適いませんでした。しかし、頂戴した品々の中で比較的日持ちがする分につきましては、ささやかな青少年講座やカレー勉強会でのおもてなしの一つとさせていただきたく思います。

 中でも、特に、身にしみて有難かった品は、ゆかしき軽羹(かるかん)と安納芋(あんのういも)です。幼い頃から親しんで来た滋養に富む品々でもあります。かるかん粉(米粉と山芋を調)とほど良く砂糖を調合して作られる軽羹は、激務のさなかでふと疲労を感じた時などに、これほどの元気の素はないと。同じく研究者の一人であった祖父、父が手製の味噌玉(昼食の時、椀に入れて湯で溶けば味噌汁とできる)ととともに、よく携行していました。

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軽羹(筆者)
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 多くのみなさまにはご存知にあられる通り、種子島に産の由来を持つ安納芋は、薩摩芋(さつまいも)の代表的な品種であり、口に含んだ時の程よき甘味とともに、こしと粘りとを兼ね備えた芋で、薩摩の風格をも体現した逸品として、瑣末な身も珍重しております。

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安納芋(筆者)
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 古来より折々に存在した天候不順による飢饉や、事情による食料不足から人々を助ける一つになればと。薩摩芋を手にする度に、栽培普及に尽力された先人方々の無私の国思う心を鑑(かがみ)とさせていただき、末輩の立場ながら、心を同じくして国守られることを願いつつ、可能なことを尽くしてまいりたく思います。

 賊敵は幾千万ありとても、幾分かの時間を要するとはいえ、無私の日本人の虚構への対峙と事実の提示の前に必ずや滅び去る時が来る。否、滅ぼす。併せて頂戴した切手カンパとともに一切予断なく、国守る力とさせていただきます。お力添えの数々にあらためて感謝申し上げます。

平成24年1月17日

博士の独り言
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日本は毅然とあれ!     

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路傍にて (筆者)
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