2012/01/09(月) 07:38:28 [あいさつ]

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20110316005 
慶祝・成人の日


 新たな年の「成人の日」に際し、成人式をお迎えになられたみなさま、おめでとうございます。

 佳き日を迎えられたみなさまに、瑣末な身の成人式(当時1月15日でした)を思い出し、いろいろな思いが過(よ)ぎります。敷島の次代を担うべき存在は他国の民では決してなく、この先10年、20年、さらに30年後には、国支える国民としての役割を次第に大きく果たされていくべきみなさまです。

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敷島の桜花(筆者)
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 重稿で恐縮ながら、身の20歳の時に万年筆で記した拙き手紙(下書き)が出てまいりました。学部2年の時でしたが、縁のまた縁を通じ、ごく個人的にとある企業の人事ご担当から将来へのお声がけをいただき、しばし親しく話をさせていただいた。その後に差し上げた返信であったと記憶しています。駄文ですが、後に、もしも、ご参考としていただける機会が有ればと存じ、その一部を転記させていただきます。
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(以下、転記)

○○ご担当者様

 謹啓 将来の私の就職についてお声をかけてくださり大変に光栄です。有難うございます。ご懇意に感謝申し上げます。尚、

 僭越を恥じず、私の信条を綴らせていただきますことをご容赦ください。私は研学の時間を大切にしています。今は学生ですが、20年後、30年後もこの歩幅は変わらないと思っています。ゆえに、組合活動が盛んな会社にはお世話になろうと考えていません。

 もう一つ、最も大切にしている信条は、先人を大切にすべきこと。先人技術者の魂を引き継ぐことです。この信条が生かせる会社を選ぼうと決めています。戦争の是非は別議論とすべきことで、物資が困窮を極める中で、技術分野の大先輩は松脂を航空機の燃料とし、木材でプロペラや機体を作り、あるいは紙を貼り合わせた風船を偏西風に乗せてまで、日本を守ろうと可能なことすべてを尽くしました。ここに日本の技術者の魂が凝縮されており、この先人の労に心から尊敬を捧げ、この精神を引き継いでいきたいのです。

 平和はストやデモで勝ち取れるものではありません。平和は黙っていて転がりこんで来るものでもないと思います。幾多の先人の命を引き換えにした努力があってこそ、今の戦乱がない日本があるのではないでしょうか。感謝するべきであるし、将来にわたって大切にするべき心と思います。そのような次第です。つらつらと生意気なことを書き連ね失礼いたしました。謹白

(以上、転記)
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 誠にささやかですが、期待と励ましを心を棒げ、心より成人式のお祝いを申し上げます。どうか、健康にご留意の上、元気に心新たな日々をお迎えください。

平成24年1月9日

博士の独り言
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20110502004
敷島の桜花(筆者)
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