2012/01/03(火) 01:05:10 [読者便り]

 



メディア“大報道”の裏で何が動くのか
テレビは当分「オウムネタ」で持ちきりか

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当分、ワイドショーの話題は「オウムの平田容疑者」か
 【読者メッセージ】 ワイドショーは当分オウムのネタで持ちきりでしょう。それに紛れて民主党が売国工作をするのではないかという気がしてなりません。以上、読者よりいただいたメッセージより/写真は「路傍にて」(筆者)
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メディア“大報道”の裏で何が動くのか

 聡明な読者のみなさまには、その裏で本当は何が動くのか、とすでに見抜かれている“大報道の兆候”ではないかと思います。確かに、オウム関連の事件には多くの痛ましい犠牲が出ており、国民の一人として心の痛みを禁じ得ません。しかし、捜査と法の裁可に委ねるべきであり、果たして、迷走政治によってこの日本の針路に危惧がつのる時局において、メディアが度を超えるかのように大報道すべき筋道にあるのか、どうか。この視点からすれば、表題の読者のご指摘は的を射ている一つではないかと拝察し、小稿に紹介させていただく次第です。

 先ず、今後の参考のためにクリップさせていただく下記(記事)には、12月31日夜に警視庁に出頭し、翌1日未明、目黒公証人役場事務長拉致事件での関与による「逮捕監禁致死容疑」で逮捕されたオウム真理教(アレフ)元幹部・平田信容疑者が「弁護士を通じて声明を出した」とあります。

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朝日新聞Web) 1月2日付記事
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平田容疑者「声明」の迅速さ

 その声明には、「1995年3月に国松孝次・警察庁長官(当時)が銃撃された事件=2010年3月に時効成立=を挙げ、「時効になり間違った逮捕はあり得なくなったので、早く出頭したかった」とした」と。続けて、「教団元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(56)について「教祖の死刑執行は当然と考えている。自分は松本死刑囚もオウム真理教も信仰していない」と明かした」(上記)と。

 および、出頭理由について、「「いろいろなことがあって遅れた。東北の大震災で不条理なことを多く見て、自分の立場をあらためて考えた。11年のうちに出頭したかった」とした」(朝日新聞)、とあります。この報道が事実とすれば、その「弁護士」がどのような存在なのか、逮捕の翌日に「弁護士」を通じての声明をなす迅速さとともに、関心を抱かざるを得ません。もしも、仮に、弁護士を予(あらかじ)め準備しての出頭であったとすれば、むしろ「弁護士」が、長年の逃走経路と逃走を支えていた存在、あるいは組織の実体を解明するに通ずる「キー」になるのではないかと。このようにさえ窺(うかが)えます。
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つながらない「声明」の論旨

 ごく素朴に洞察すれば、先ず、教祖をもはや信じていない。教祖の死刑は当然としている点は、アリバイなのか、本心なのか。査及すべき一つで、もしも、後者であれば、指摘されている「教祖の死刑執行遅延のための出頭」という多くの“指摘”は成り立たなくなるはずで、捜査に委ねる。それを基本として、ワイドショーでの話題も、やはり闇政治の方へ向けるべきでしょう。

 次に、16年余にもおよぶ同容疑者の逃走が「公訴時効」を意識してのことであったとしている点ですが。無実を主張し得る身であれば、それほど「時効」を意識した「逃走」が有り得たのか、どうか。多かれ少なかれ罪の意識があってこその「時効」逃れの逃走だったのではないか。その心理からすれば、「間違った逮捕(平田容疑者)」がそもそも有り得るのか、どうか。弁護士と相談してのことであろう「声明」には、しかし、その矛盾が窺えます。

 さらに、出頭の動機を、「東北の大震災で不条理なことを多く見て、自分の立場をあらためて考えた」と置きながら、出頭が「いろいろなことがあって遅れた」年内に「出頭したかった」との論旨は、一見、筋が通っているかのようで、しかし、震災の報に即刻反応するかのように、救援、支援の手を差し延べた民間の良識に照らせば、実に身勝手、都合勝手なこじつけにさえ映ります。こうしたストーリーは、弁護士との接見(または出頭前の打ち合わせ)で生まれたものかも知れず、と映ってなりません。
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政治をあつかうべき、ワイドショー

 たとえば、(「たとえば」の話ですべてではありませんが)ワイドショーで、毎日、与党によって通常国会での提出が目論まれている「外国人参政権(永住外国人への地方参政権)付与法案」や「人権侵害救済法案」。ならびに、中国債を「元」立てでの大量に購入や中韓朝露の国家毀損や主権侵害に何も云えない政府の実態に話題に据えるなりし、大変にご多忙であろうけれども、折々に百地章教授やすぎやまこういち氏らを招いて、こういう売国政治がこの日本にあって良いのでしょうか、との議論をオンエアすれば、もはや“民主党の支持率”云々など、と云っていられなくなるのではないでしょうか。

 および、これもたとえば、同党の見えざる支持母体の一角である朝鮮総連や民団の不行と、関わる不法残留者、不法滞在者の実態などについても“話題”にすべきでしょう。そうすれば、国政選挙での投票率は必然的に上昇し、同時に、〇〇総連、○○支部などの労組、カルトらの組織票は「選挙」での効力を失うはずです。現実が、むしろ正逆です。言葉は悪いのかも知れませんが、どうても良い話題をあれこれ引っ張り、そのために、どこぞの「ドットCOM」殿が云われる「クズ共」を集めて“解説”させている実態にこそ、むしろ問うべき点が多々有ると謂えましょう。

 「新聞にこう書いている」「テレビでそう言っている」との、新聞に読まれ、テレビに観られる読者、視聴者ではなく。こう書いている、そう言っている「けれども」と。そこから正逆の場合や、報道されざる事柄を掘り下げて気づく、知る。そこに、本来、聡明たるべき日本人の特性を発揮していける扉の一つが開けるものと、これまでの問いかけの通り、瑣末な身もそう信じて止みません。
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【筆者記】

 国民の最たる敵は、なかなか事実を報ぜず、事実に言及しないメディアである、との英邁なるご指摘をこれまで度々頂戴してまいりました。気がつけば、先祖代々の国土が「日本自治区」になっていた、ということがまさかの上でも無いように、ささやかな存在ながら、本年も民間防衛の警鐘を鳴らしてまいります。今後とも、アドバイスのほど、宜しくお願いいたします。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝します。重稿ながら記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。応援くださるみなさまに心より感謝します。
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日本は毅然とあれ!   

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路傍にて(筆者)
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Comment

無茶をしりつつ
地上波売買、これしかありません。権限だけでもいい。無茶を承知。ネットだけを頼りにしていたら手遅れです。日本を日本として憂いている私達の邪魔をしているのもマスコミです。すべての地上波は左に寄り、ジャーナリズムもなにも左の為にだけ発揮される始末です。テレビ出演者もマスコミテレビ局に気を使った発言ばかりでビクビクするしかない始末です。保守系諸君は考え方の違いでお互いを罵りあううちに、時間ばかりがむなしく過ぎ反日君達の思うツボ。
保守系の方々で偉い方、財産をお持ちの方々、志同じ方々で地上波一局なんとかするくらいでないと、急がないと後悔して居られなくなります。
現実的でないと鼻であしらわないで実行しませんか?
短気は損気☆

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