2011/12/23(金) 00:06:23 [国内時事]

20101230077



日本の夜明けをもたらす「労組の減衰」

20111223002
労働組合員、47年ぶり1000万人割れ 厚労省調査
  全国の労働組合員数が今年6月末時点で996万1千人となり、前年同期比9万3千人減少したことが22日、厚生労働省の調査で分かった。減少は2年連続で、1千万人を割り込んだのは1964年以来47年ぶり。厚労省は「労組に加入しないパートなどの非正規労働者が増えているほか、東日本大震災で企業が被災したことも影響している」と分析。今回は震災の影響で岩手、宮城、福島の3県の雇用者数の調査ができなかったため、全国の推定組織率は算出しなかった。全国の2万6051労組を対象に調査。組合数は前年同期より316減り、2万6051。パートの組合員数は5万人増えて77万6千人となり、調査項目とした90年以降で最多を更新した。日本経済新聞 (Web) 12月22日付記事より参照のため引用/写真は日本経済新聞同記事より資料として参照のため引用
----------

「前年同期比9万3千人減少」

 表題は、「労働組合員、47年ぶり1000万人割れ(厚労省調査)」と伝える記事である。先ず、「パートの組合員数は5万人増えて77万6千人となり」としてはいるが、総じての、2年連続減少の背景には雇用状況の悪化とそれにともなう正規雇用の減少があろうかと拝察する。その視点から観れば、天の配剤か。はたまたブーメラン現象の皮肉か。“無血革命”を謳った政権交代後に、同党の支持基盤の多くを支えて来たはずの労組の衰退が皮肉にさえ映るのは筆者だけだろうか。

 これは、あくまで筆者の視点からだが、言葉悪くも指摘させていただけば、そもそものメンタリティがコミンテルン由来のベースの上に、○○総連とか、○○支部○○団であるとか。あたかも、朝鮮総連と創価学会、民団の「亜」の病理を統合したかのような、企業、業界、ひいては国家に寄生しなければ生息し得ない。その権利要求、また要求の集団エゴイズムには、独自の知的生産性も、国益の糧となるべく独自性も基本的に存在しない。ゆえに、いざ事の中心に座っても事柄の遅延、破壊行為以外の何も出来ない。民主党政権の惨状が、その本質を如実なまでに物語っているのではないか。
----------

「日本再生」の第一歩

 そもそものメンタリティが、日本人本来のものとはかけ離れており、一時は「1000万人」もの構成員を擁したとする経過は、カルトの徘徊と毀日教員組合などの跳梁跋扈を許した戦後教育の貧相な面での“成果”に他ならないと。筆者にはこう映ってならないのである。この点をここで根本的に見直し、教育を根幹から見直し、メディアがタブーとして来た諸事項に英邁なメスを入れ、積年の膿を出し切ることが、それこ現下に問われている「日本再生」(と謂うよりは日本恢復)の真の大きな一歩となるに違いない。こう信じて止まない一人である。

 表題の「前年同期比9万3千人減少」のうち、本年も14名分は貢献し得たと振り返る一人だが。最も日本を内的に悪(あし)からしめた世代については、それがすべてではないが、往々にして捏造史観の誤り、事の真偽、物事の筋道を問うても話にならなかった方が依然として目立つ。言葉は悪いが、その面では世代交代を待つしかないのかと。こうも拝察せざるを得ない。

 対して若い世代ほど、事の真偽の上に、植え付けられて来た捏造史観や倒錯した平等観の誤り、国家否定の上での“社会観”の矮小な病理などに柔軟に気づいて目覚める人が多い。もっと早く気づけば良かったけれども、有難うと。日本国民としての誇りを心に育て始めた人も一人や二人ではない。

 こうすれば、日本は必ず心豊かで毅然とした本来の国家へと必ず恢復する。多くの国思うみなさまがすでにご存知の諸々かと拝察するが、瑣末な身もまた物心つく頃から、三つ子の魂をもとにひしひしと心に育てて来た方途でもある。ささやかながら、一粒万倍の思いでこれからも無私の上で、国思うみなさまと共に可能な限り示し、粛として実現して行くことを念願して止まない。
----------

付記: 梅咲き始める年明けに

 そぞろに白梅咲き始める新年十五日に、国思う茶話会のお知らせを先稿で差し上げたところ、無名で人気も無いブログにも関わらず、席数にして七倍にもおよぶ参加へのお申し込みをいただき、みなさまに心より感謝申し上げたい。

 一人でも多くの方に、と場を大きめの会場へと急きょ変更させてさせていただいたが、それでも満席の状況となった。席数に合う年賀の準備のため、大変に恐縮ながら、当日のご参加については、ご案内を差し上げた方々のみとし、飛び入りでのご参加は「無し」とさせていただき、ご挨拶をまたの機会とさせていただきたい。

 なお、数百人を収容可能な大きな会場での国思う勉強会開催のご提案をいただくことしばしばながら、そもそもが職責、利益行為ではなく、ことさら売名行為でも無い。また、無私とは謂え「個」の準備にはどうしても限界が有る。数百人ともなれば、受付や司会、事故や妨害防止を兼ねた責任ある会場運営を賄うための、相応の人員を擁するチームが必要で、事前の打ち合わせや役割のマッピングなどにも相応の労力を必要とする。後年、国思う学校の原形がなれば、そうした大勉強会の開催も視野に入れることも可能になろうかと思う。ご理解いただきたい。

平成23年12月23日

博士の独り言
----------

▼ 22日の小稿

どうか良い祝日を
祈健闘・浅田真央選手
---------- 

▼ 21日他の小稿:

鳩山邦夫氏「自民復党願提出」拝考
あいさつ
外部からの攻撃
----- 

▼ 20日の小稿:

国思うみなさまへ
民主「中国国債の大量購入検討」考
「人権侵害救済法案」反駁資料
特定失踪者「288人のリスト」
「金正日死去報道」の闇
----------

日本は毅然とあれ!

20111223001
路傍にて(筆者)
----------

人気ブログランキング

↓国思う政治で護ろう、次世代の日本!
20100310008 
 

Comment

Post Comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

トラックバックURLはこちら