2011/11/11(金) 17:53:28 [「博士の独り言」復刻記事]

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平成19年8月22日付メモより復刻
日本のメディアを腐らす迷惑
渡邉恒雄氏の「倒錯

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本人に戦争の真相と戦犯犯罪をはっきりと知らせるようにしなければならない - 渡邉恒雄氏に対する特別取材  2005年、日本の戦争責任の反省のため、総裁兼編集長の渡邉恒雄氏の主導のもとで、日本の読売新聞社は戦争責任検証委員会を創設し、「日本が中国の東北地域を侵略した『九・一八事変』(日本で一般に「満州事変」と言われている)は、なぜ中日戦争へと発展したのか」などの5つのテーマをめぐって、1年余りをかけて調査・検証を行い、日本で発行部数が最大といわれる『読売新聞』が調査結果を1年間連載するとともに、それを『戦争責任を検証する』という本にまとめ、日本語版と英語版を出版した。先日、この本の中国語版が新華出版社から出版、発行され、広範な中国人読者の手元に届けられた時に、当ネットの記者は渡邉恒雄氏に対し独占特別取材を行った。北京週報日本語版」 2007年8月10日付記事より参照のため抜粋引用/写真は「渡邉恒雄氏」読売新聞へようこそのページより引用
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中国共産党に篭絡された媒体

 先稿で読売新聞社が出版した本について触れた、「こういう記事もある」と読者から教えていただいた情報が表題である。感謝する。

 記事に記される渡邉恒雄氏(読売新聞)のインタビューは、日本の大手新聞の総指導的な立場にある人物の「言質」として、そのまま「中国共産党」に盗られたものと認識してよい。後々に同紙の指導者が代わり、たとえ、紙面を刷新して「親中」メディアから抜け出そうと努めても、相応の努力を要するのではないか。

 後年、「中国共産党」は容赦なく、且つ執拗なまでに「前の指導者はこう述べている」、「その方針によって『戦争責任を検証する』を出版したのではないか」、「中国へ捧げた信義を裏切るつもりか」等々、と延々と責めて来るであろう。たとえ、ふと軽く語ったつもりの言葉でも、相手は「中国共産党」だ。都合良い「言質」は対日カードに利用して来る。筆者がこのように認識している事由はここにある。

 読売新聞の今後はどうなるのか。考え得る1つは、かつての朝日新聞が広岡氏の時代に「中国共産党」に篭絡され、中国共産党の機関紙「人民網(人民日報)」の提携紙となった。それと同様の「提携」、あるいは「姉妹紙」の関係が実質的に読売新聞に出来上がることも有り得る。渡邉氏が今後も指導的な立場に在れば、その可能性は時系増幅的に高まる。いわゆる、日本の公器であるべき「新聞」が、偏向明らかな反日新聞、抗日ビラに変異するプロセスがこうしたメディアに対する篭絡にある。
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独断と偏見と傲慢と

 自らの社会的立場を省みないメディア人の「愚」。そのツケは、不特定多数の迷惑となる。表題の、新華ネット記者に語った、とされる渡邉氏の言資が「北京週報日本語版」(2007年8月10日付)で5ページにわたって掲載されている。その中で、先ず、渡邉氏自らのスタンスについて、かつての訪中時(1982年3月)に、小平氏の言葉を聞いて『私は親中派となった』と吐露している。

 また、もし、中国がなければ、日本の経済が発展を遂げることは不可能だと語った、とする経団連(日本経済団体連合会会長)の言葉を『日本経済界の人たちはすべてこう見ている』と語り、中国との『信頼関係構築の肝心な点は政治にあると思っている。安倍首相の唯一の功績は就任してからまず中国を訪問し、5年も中断していた両国トップの相互訪問を回復させたことである』と述べている。

 安全保障を基軸とした日米関係については、『私は今後日本と中国の関係を強化し、経済の面でも安全保障の面でもすべてそうすべきだと思っている。そうすれば、日本がより多くアメリカに依存する必要はなくなり、中国との関係の発展を通じてみずからを発展させることができる』と語っている。

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胡錦涛氏 (ロイター)
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「1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す」

 「中国」が外交カードに掲げる“日本の首相による靖国参拝問題”については、日本の首相は不参拝を国民に約束すべきで、『これは最も重要な原則である』と位置づけている。ゆえに、現首相には参拝しないように進言し、その後の首相に対しても『私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない』と述べている。

 そして、渡邉氏は『さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。私は新しい首相ができるだけ早く中国を訪問するよう促し、そのほかに皇室メンバーの訪中を促し、皇太子が日中友好関係のためになることはよいことであり、それから胡錦涛主席の訪日を招請する』と語っている。

 さらに、渡邉氏は、これらの言質を、自らがあたかも日本のメディアの代表の立場に在るかのように新華社ネットの記者に対して渡したのである。事柄は、内容的には、「中国」に思考停止した屈中議員や一部の経済人による、不用意な「中国」への賛辞と変わらない。だが、四半世紀前の「中国」首脳の「腹芸」を見抜けずに『親中派となった』渡邉氏個人の思想の自由はともかくとしても、時の首相が云うことを聞かなければ、『私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す』と発言し、“日中友好”のために皇室に訪中を促す、胡錦涛氏(国家主席)の訪日を招請する、との発言してはばからない傲慢さは、一体、何なのか。

 それ自体が「公正中立」を基本とする公器の「指導者」としての資格を自ら放棄するものであり、「中国共産党」の恐怖政治を我が国のメディアに持ち込まんとするかの横暴である。ネットにも介入して来る可能性がある。その立場での独見と偏向で国民を見下ろして、何様か、と問いたい。
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【筆者記】

 「渡邉恒雄」(Wikipedia)には記されていないが、渡邉氏と創価学会の池田大作名誉会長とは、かなり以前から入魂(じっこん)の仲にあるとの指摘は絶えない。ジャーナリストの野田峯雄氏が、かつての著書『世直し」の真実』でその事実を指摘。創価学会の病理を、「諸君」(月刊誌)誌面に長年の間問うた内藤國夫氏も折々に指摘しておられれたが、見えざる封殺のためか、それほど巷では話題にはならなかった。

 紙面に折々に掲載される創価学会の提灯(ちょうちん)記事や日替わりのように下段を埋める書籍広告は、そのまま上述の利害関係の浅からぬ様子を物語っている。同時に、渡邉氏が「親中派」回帰の背景には、その「関係」からも読み取れるのかもしれない。というよりは、そもそもの「ミッション」であったと。そう指摘できるのかもしれない。このように、日本に不要な“指導者”ほどいつまでも君臨するものだ。だが、「中国共産党」に生かされている「キョンシー」のような存在と指摘してよい。介錯ならお手伝いする。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝します。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。
一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。応援くださるみなさまに心より感謝します。
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 以上、平成19年8月22日付メモより復刻
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■ 関連記事と資料:

平成23年5月4日 見抜くべき「亜」の国害
平成23年4月23日 (第一部)
日本の新たな夜明け

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□ 平成22年11月21日 訪問勉強会 特亜および露西亜の真実
平成22年12月18日 中国共産党「対日解放工作」への対峙
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【筆者追記】      

読売新聞の内紛が示すもの 

 本記事は、足かけ4年前のものですが復刻させていただきます。

 
 重大な発表を午後2時に行う(要旨)、との事前報道があった。来季は、「落合博満監督」のまさかの誕生か、と予測された方もおられたようですが。しかし、その内容は、プロ野球・読売巨人の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)が、球団の現場人事への干渉と介入を止めない渡邉恒雄氏(読売新聞主筆で巨人会長)の言動を批判する声明を発表(11日)。「今後の渡邉氏の対応次第では、法的措置を講じることも検討していると明らかにした」(産経新聞)とするものであった。

 一球団内でのことに限られるのであればまだしも、と拝察し得ます。しかし、その介入、支配癖が自前のメディア、ひいては他のメディア、分野にも影響を与えて来たかの実態を憂うて来た一人です。渡邉氏は硬派な方ながら、国思う存在では決してない。共産党員出身という点からも、本来、広範な取材網を擁し、「公器」としての役割を幾分かでも担うべき読売新聞が、しかし、残念ながら折々に違和感を否めない、すっきりとしない報道スタンスを示して来た要因の一つが窺えます。

 少なくとも、創価学会機関紙の印刷代行ビジネス、さらには、カルト教団、パチンコ関連の広告ビジネスによる籠絡や提灯記事、広告主の毒害を報道せず、との見えざる協賛スタンスが続く限り、渡邉氏がいずれ引退とするとしても、残る陰影に変わりはありません。メディアに総じて問うべき本質を、結果、渡邉氏がその自らの代で象徴的に惹起した形となった、とも謂えるでしょう。

 先祖代々の日本人本来の品性と、正直に生きてごく当たり前の筋道に照らし、「おかしい」「変だ」と洞察していることをみなさまと共有させていただき、その病理を問う。これが博士の独り言のスタンスであり、この視点は今後も不変です。 ごく普通の日本人が、ごく当たり前の「言」を発して行く。事実を即した共有が広がり行くことを願って止みません。
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日本は毅然とあれ! 
           

20111111002       
路傍にて
(筆者)
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↓渡邉恒雄氏は引退を!
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