2011/10/27(木) 12:57:57 [「博士の独り言」記事より]

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平成21年7月11日付メモより再掲 
最も評価が高い日本人

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日本人は最良の宿泊客、最悪はフランス人 ホテル調査
 世界最大級のインターネット旅行会社エクスペディアが世界各国のホテル経営者や従業員らに行った調査によると、宿泊客として最も評価が高いのは日本人、最下位はフランス人だった。同社が10日までに発表した。産経新聞
Web) 平成21年7月10日付記事より参照のため抜粋引用/写真は「最もマナーがいい宿泊客は日本人、中国人はワースト3位―ホテル業界調査」、と伝えるRecord China (Web) 2007年5月24日付記事より資料つとして参照のため引用
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ごく当然の日本人「第1位」

 あくまでも平均・総合的な評価かと思うが、「それは、そうでしょう」と反応したくなる記事だ。何度調査をしても、同じ答えが返って来るに違いない。記事に、「調査は6月、約4500人のホテル関係者を対象に実施。27カ国の旅行者について、礼儀正しさやチップの額など9項目の評価を尋ねた」とあり、続けて云く、「日本人旅行者は礼儀正しさ、清潔さ、静かさ、苦情や不満の少なさなどでトップ。総合点で英国人が2位、カナダ人が3位で続いた。4位はドイツ人、5位はスイス人」と記されている。希に途轍もない人や、自称“日本人”のなりすましの、「バ」の一文字を冠する国の迷惑な輩もいるようだが、しかし、まっとうな日本人の品位は世界一である。このことを誇りに思っていただきたく思う。

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産経新聞Web) 平成21年7月10日付記事
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 個人的な話で恐縮だが、職責によって国々に赴任していた頃のこと。週末になると、必ずといって良いほど、現地の人々の夕食へ招待されていた記憶がある。日本人は礼儀正しく、マナーが良い。一緒に過ごしても不快感がない。日本の話を聞きたい、等と。その理由はさまざまであったが、ずいぶんといろいろな方々の家でお世話になった。おかげさまで、こちらも有意義に過ごさせていただいた次第である。
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識者一家との交流

 ペンシルベニア(米国, 後にマサチューセッツ州へ赴任)で、学費を得るために研究開発に従事していた、第2次学生時代の時期のある年の7月、金曜日に、著名な先生の一家から夕食の招きにあずかったことがあった。夕刻の6時にはお邪魔する予定だったのだが、職務上の急用が入り、その時間に行けないことが、その日の午後に判った。連絡を入れたのだが。しかし、日本人の貴君のことは、家族の誰もが敬愛しているので、何時になっても待つ。今日は妻との結婚記念日の夕食なので、是非、楽しく有意義に過ごしたい、との返事であった。しかし、運悪く、職務の終了が午後9時近くになり、急いでハンドルを握った中古のマイカーが、よりによって、コーンフィールドのど真ん中の道でパンクする、というアクシデントに見舞われた。今日ほど携帯電話が普及している時代ではなく、筆者も未携帯であった。先生一家に連絡を取りたくても、不可能だったのである。

 映画の「フィールド・オブ・ドリームス」に登場してくるような、薄闇の中に広がるコーンフィールドはあまりに広く、静かであった。懐中電灯の明かりを頼りに、悪戦苦闘してタイヤを交換し、懸命に車を走らせて先生宅に着いた時刻がすでに午後10時を回っていた。申しわけない思いで玄関のチャイムを鳴らすと、年老いた夫妻が歓迎して迎え入れてくれた。テーブルの上には、手つかずのご馳走が並んでいた。それを囲むかのように、ご子息や令嬢も座っていたのである。一家で、食事を始めずに、待っていてくれたのであった。これには頭が下がった。

 金曜なので、別に始める時間は何時でも構わない。遅れたことは、どうか、気にしないでほしい。日本人の貴君がここに来てくれたことが、何よりの一家の幸せである、とねぎらってくれた。夜半を回っても、まだ、ゆったりとした夕食が続いた。窓の外からは、コオロギなどの虫の声が賑やかに聞こえて来たことを記憶している。果たして、夕食は楽しく午前1時頃まで続いた。その時の記憶がふと甦(よみがえ)った次第だが、一家が、日本の誇れる話を熱心に聞いてくれたことが有意義であった。後年、夫妻がプライベートでじっくりと日本を訪ねた時は、こちらから歓迎させていただいた。交流を通じて、夫妻は、何としても日本をゆっくり旅したい、と決めていたようだ。東京の要所をはじめ、薩摩や厳島へも招待させていただいた。日本の整然とした光景と風情に感銘しておられた様子で、夫妻は、その後、2度も来日している。
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住めば分からないが

 住めば分からないことかもしれないが、外から、日本の素晴らしさを思い知った1人である。おかしな“歴史”の言いがかりをつけて来るのは、そうした毀日策動でしか成り立たないかの、戦後に建国したわずか3つの国である。その他、一部の国を除けば、日本と日本人に対する好感度は常にトップレベルにある。また、世界で、少なくとも皇紀2700年以上もの間、日本が日本である。このような国は実質的に他に類を見ない。どうか、若い世代のみなさまほど、日本人であること。そして、ここが日本であることの誇りを強く持っていただきたい。これが、諸国を経た続・青年の願いである。
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 以上、平成21年7月11日付メモより再掲
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【筆者追記】

次世代のために 

 以上、先稿「トルコ「日本人を見習いたい」考」のご参考までにて。馬と仲良しになれたのは上記の地(下宿先)でのことでした。その後、マサチューセッツ州(ケンブリッジ)でも幸運なことに物理学賞受賞者に師事し、そこでは西洋流の側面からの「人を育てる」大切さを併せて学ばせていただきました。「得意を伸ばす」。「長所を伸ばす」。その視点は、たとえば、薩摩の伸び伸びと「人育てる」伝統と相通ずる側面があります。

 当時のさまざまな人々との出会い、親愛なる馬との出会い、秀出た学匠らとの出会いは、それまでの国内でのことでも同様でしたが、今を以ってしても貴重な、且つ無形の身の財産の一分となっています。シニア世代まで後四半世紀ほどを長生き出来ればの話ですが。 賞の類は、身にそもそも興味が湧かなくとも、もしも、日本の次代の誇りとしていただけるならば、天命に身を委ねて黙々と研鑽を進め、いずれは日本へ持ち帰るべく尽力いたすべきか、とふと考えております。そうなっても応援してやってください。

 辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝申し上げます。
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日本は毅然とあれ!    

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路傍にて(筆者)
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↓胸を張れ、先祖代々の日本人!
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はじめまして。記事を読み感動しました。人の温かさが心に染みます。私も人を温かく迎える人になります。

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