2015/06/01(月) 10:01:00 [国際時事(注意報)]

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警戒、抑止すべき「国防総動員法」発令

20150601003
南沙埋め立ては「軍事目的」…中国軍幹部が明言
 【シンガポール=池田慶太】中国軍の孫建国副総参謀長は31日、シンガポールで開かれていたアジア安全保障会議で講演し、南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島で中国が進める岩礁の埋め立てについて、「完全に主権の範囲内であり、合法で道理にかなったものだ」と主張した。米国のカーター国防長官が30日に要求した埋め立ての即時中止に応じない考えを示したものだ。以上、冒頭より。読売新聞 平成27年5月31日付記事より「個」の日記の資料として参照

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▼ 平成27年5月30-31日の小稿として

両陛下の傘寿をお祝いし
朝日「新たな捏造疑惑」考
路傍の額紫陽花
韓国を民主主義と思う日本人が大幅減「14%」
噴火のお見舞いを申し上げます

読者の皆様を守るため
自民有志「世界遺産で韓国に反撃開始」考
日米比「中国暴走封じ込め」考
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ここまでは「予定通り」

 今後の参考のため、表題(記事)をクリップさせていただきたい。「シンガポールで開かれていたアジア安全保障会議」(31日)で、中国軍(人民解放軍)の孫建国副総参謀長が講演し、その中で「南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島で中国が進める岩礁の埋め立てについて、「完全に主権の範囲内であり、合法で道理にかなったものだ」と主張した」と。さらに「中国が埋め立てによって建設を進める「人工島」は「軍事防衛の需要を満たすため」と説明した」として。「習近平シージンピン政権として、島の建設が軍事目的であることを改めて認めた」と指摘する記事(読売新聞)である。

 人民解放軍の幹部が初めて認めた、というよりは、国際的な関心が高じるに従って当該を「軍事目的」と認めざるを得なくなった。そこが同言質の真相ではないかと拝考する。だが、中国共産党にとっては、ここまでは「予定通り」(想定内)の“対外対応”と観てよい。自国の対空防衛圏の設定を視野に入れた正当行為であるかに、今後はその論旨を展開するであろうことも推察に難くない。
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南シナ海での軍事支配強化

 
 先稿で、米国の国防次官補(アジア太平洋担当)が米上院外交委員会の公聴会(13日)で、中国共産党による軍事拠点化の進捗の一例(滑走路)を挙げ、「完成は2017~18年になるだろう」との分析経過(見通し)を示した(要旨)、との事例をクリップさせていただいた。しかしながら、支那の国技ともいえる「24時間365日」の「人海戦術」による“建設”をもってすれば何のことはない。

 さらに支那の常癖に照らせば、先進国型の「完成してから使用する」との方法はとらず、「稼働できるものを稼働しながらさらに工事を進めるという、戦時下なさがらの継ぎ足し方式で進めるに違いない」と指摘させていただいた。となれば、別の場所の環礁埋め立てで建設中とみられる9階建てのビルやミサイル発射施設などについても右に同じと観て差支えない。

 それらの“進捗”を複数の衛星から事細かくチェックできることが、前世紀中頃の虚偽交々(こもごも)の“情報戦”とは根本的に異なる点である。先稿の時点ではいささか見落としていたが、米軍がついに如実な監視行動と警告を示し始めたのも、未だ国際映像などでは報じられていない「進捗」の幾つかが、人民解放軍による武力使用の実効可能レベルに達し始めたからであると。そう観れば、現状がより判りやすくなるのかもしれない。

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読売新聞 平成27年5月27日朝刊 購入紙面(2面)より
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「7日間で完勝」等のおごりと油断

 南シナ海で米中回戦ともなれば、米軍が“7日間で完勝”(要旨)との報道も一部に見られたが、尖閣諸島有事の場合も“緒戦は日米の圧勝”とするかの報道と同様、残念ながらおごりと油断、ひいては「平和焼け」の“安心報道”か、としてしか筆者の目には映らない。たとえば、短期で集結と見ていた日中戦争のケースに照らせば判りやすい。想定がに長期化した要因は一体何であったか。この点の洞察が重要だ。その粋を尽くした最新の形態の一つが「IS(イスラミックステート)」らによる先鋭化した「テロリズム」と観ることもできよう。

 それを現下の中国共産党の軍事侵攻のケースに翻訳すれば、最大の武器は日米をはじめ諸国に入り込ませている「使い捨ての人民」であり、そのスイッチは習政権で定めた国防総動員法をもとにした「有事判断」であることをあらためて指摘させていただきたい。

 地を這うような、身の危険をも厭わない調査活動の累々において、民間人偽装で入り込んで来たとも思われる支那人(Chinese)の動静をまざまざと垣間見て来たが、これらが母国の「国防総動員法」発令によって民間人のベールを脱ぎ捨て、人民解放軍の兵員化する時をも想定した防衛が必要不可欠ではないか。たとえば、すでに“民間”で約2万台所有されているとみられる「ドローン」についても、在日支那系がその内6千台前後を保有(調査隊推計)しているとみられる。亜系による侵略の重要なキーワードは「人海戦術」である。但し、そこにも弱点が有る。その指摘をもとに、今後も更新を続けることができればだが、良識の皆様に問いかけてまいりたい。
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■ 主な関連稿

即発「米中戦争の危機」考 2015/05/26
「中国は、横暴極まりない領土拡張を続けるのか」 2015/02/16 
尖閣北西「中国の軍事拠点」考 2014/12/23 
中国「埋め立て軍事基地を建設中」考 2014/05/16 
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中韓「民主党の時代は良かった」 2014/12/03 
習氏「中華民族には覇権の遺伝子ない」考 2014/07/15 
ベトナム船沈没「中越国境緊張高まる」考 2014/05/28 
三原順子議員「平和ボケ」を叱る 2014/05/19 
台湾の敵・創価学会 2012/03/19
中国共産党の侵略「上」 2012/05/29 
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事例付記 膨大な人命を奪って来た中国共産党 
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国体の護持と弥栄を!     

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敷島の路傍の額紫陽花 (壁紙)(平成27年)義広撮影 敷島について

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文末挨拶 付記
武士は花を愛でる 付記

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敷島の和色465色と四季の繊細 付記
俳句、和歌は敷島の文化 付記

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