2015/04/30(木) 11:57:00 [明るいニュース]

20140420003    
相手を立て、提案する対欧米型「未来志向」

20150430005
「悔悟」と「反省」に言及 お詫びには触れず
 【ワシントン=峯匡孝】安倍晋三首相は米上下両院合同会議の演説を英語で行うが、表現に細心の注意を払う。首相の歴史認識に関する発言が注目されていたため、過去に触れつつも「未来志向の日米同盟関係の強化」を自らの言葉で発信したい考えだ。以上、冒頭より。産経新聞 平成27年4月30日朝刊 購入紙面(5面)より「個」の日記の資料として参照

----------


相手を立て、提案する対欧米型「未来志向」

 安倍晋三総理が、米上下両院合同会議(現地時間・29日)で演説。産経紙(30日)掲載の「演説全文」(日本語版)を合せて下記にクリップさせていただきたい。

20150430006
「安倍首相 米議会演説全文」産経新聞 平成27年4月30日朝刊(8面)より

-------

 内容についての観方や指摘は様々に有ろうかと思う。だが、あくまでもの「個の日記(ブログ)」として率直に感想を記せば、対欧米、とりわけ米国議会を対象になすアウェーでの演説の、いわば鉄則とも謂える「相手を立てながら、こちらを理解させる」。「賛辞をなすべき事跡を挙げながら、こちらから今後への提案する」などの、いわゆる時間軸を基軸とした対欧米型、未来志向型のスタンスをもとにした演説ではなかったか、とそう拝考する。

 部分的に、そこまで謙(へりくだ)る必要は無かったのでは、と。あるいはそう思われた読者もおられるのかもしれないが、たとえこちらが仮に如何に優位な立場に在る場合でも、上記の鉄則を踏んで相手をむしろ取り込んで行く。その鉄則を如何なく発現した首相演説と拝考する。
----------

今夏の「70年談話」のひな形に


 安倍総理は日本の第96代内閣総理大臣として、混乱回避のための歴代内閣の慣例としての、以前の内閣の事跡を踏襲する立場に足元が在る。その意味で「村山談話」等を踏襲した内容が演説に盛り込まれたことは個人的には残念に思うが。しかし“お詫び”は入れずに、上記の「対欧米」型のスタンスをもとに、それを上書きするに足りる「未来志向」の事柄を累として述べた内容は、前向きに相手を取り込んで行くに十分であったのではないか、と拝考する。

 先稿で指摘させていただいた通り、同演説が今夏の「70年談話」のひな形になるであろうことは類推に難くなく、当該の「70年談話」もまた「未来志向」型談話のひな形になることがここで確定と。そう観て差し支えない。

 いわば「過去謝罪型」から「未来志向型」への転換により、一部の特定国が「ゆすり」「たかり」のネタにして来た捏造史観をもとにした“謝罪要求”に明確な区切りを打つという、安倍総理であればこそ出来る大技と拝察する。他はどうあれ、政治家になるために、日本の針路にとって重要な時期に首相を務めるために。それに特化して生まれて来られたかの逸材ではないか、とあらためてそう敬意を表したい。
----------

“思い通りにならない”安倍総理により
中国は日米分断に失敗、韓国は朴大統領に矛先

 特定国の思い通りにはならない。その安倍総理の今般の国賓としての訪米により、一応は、支那(China)は、これまで陰に陽に展開して来た日米分断に失敗。韓国(南朝鮮)も訪米妨害に失敗し、同国名産の騒然の矛先は朴大統領に向けられる段となった。

 無論、予断は許されないが、今夏の「70年談話」の成功とけじめにより、国体の護持に通ずべく日本の外交スタンスの根本的な転換と、侵略を一切許さない安全保障のさらなる強化を願って止まない。以上、先ずは概ねながら。
----------

■ 主な関連稿

米政府「韓国に憤怒」考 2015/04/23 他多数
----------

国体の護持と弥栄を!     

20150430002   
敷島の路傍にて (壁紙)(平成27年)義広撮影 敷島について

-----
文末挨拶 付記
武士は花を愛でる 付記

-------
敷島の和色465色と四季の繊細 付記
俳句、和歌は敷島の文化 付記

----------

携帯からも応援を↓
http://blog.with2.net/link.php?1627008

↓「70年談話」成功と国体護持を!と応援くださる方はクリックを!   
20140420003 

Trackback

トラックバックURLはこちら