2015/03/14(土) 10:17:00 [書籍紹介]

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敷島人の伝統
ノートを自力底上げ、目標達成のために活用

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合格生の共通点発見 「弱点復習ノート」でわが子を東大に
  
ベストセラーとなった「東大ノート」シリーズ第3弾が今月、発売された。最新刊「東大合格生の秘密の『勝負ノート』」(文芸春秋)は、シリーズ前作より東大生の勉強法に焦点を当てたという。今年の大学受験シーズンも佳境を迎え、東大の前期日程試験の合格者は10日に発表されたばかり。ノート術は、「わが子を東大に」と夢見る親にとって救世主となりえるのか。
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 同書は、太田あや氏の「東大合格生のノートはかならず美しい」(2008年刊)「東大合格生のノートはどうして美しいのか?」(09年刊)に続く、第3弾。前2作では、文頭をそろえるなど「ノートの法則」を紹介するなどして、累計50万部を売り上げた。以上、冒頭より。夕刊フジ 平成27年3月14日号 購入紙面(3面)より「個」の日記の資料として参照
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「ノート」を自力底上げ、目標達成のツールに

 先稿で、書籍「頭をよくする整理のしかた」の紹介を兼ね、いかなる「個」にあられてもノートをとる大切さについて問いかけさせていただいた。単なる形式的な事柄ではなく、自身の「ノート」を自力底上げ、目標達成のツールとして大切にする。

 実は、幾多の先人、先達の時代から現下の我々日本人に伝わって来た敷島の伝統であり、外国人の多くから観て、何故「日本人は整然としているのか」と感嘆する。その誇れる伝統的なメンタリティの一環をなす一つとして「ノートの活用」が有る、との問いかけをブログ活動を通じて問いかけをさせていただいている。
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個々相応にノートを完成させた人は

 紙面が「社会人の必勝法としても役立ちそうだ」と結ぶ、表題の「最新刊はどう違うのか」と。「複数の東大生に取材すると、お守りのように肌身離さず持っているノートの存在に気が付いた」と。「試験会場に持ってくることも多いこのノートを『勝負ノート』と名付け、ノートができるまでの勉強法や思考法を紹介している」(紙面)としている。

 では、どのような「ノート」の活用なのか。紙面は「30人以上の東大生のノートを分析し、たどり着いたのは「弱点復習」という共通点だ」として。「授業を受け、テスト勉強をし、テストを受ける。これが一般的な受験勉強スタイルだが、東大合格者はテストを受けた後、弱点を復習し、次のテストに臨む。この繰り返しを徹底し、弱点がつまった、これさえ克服すればいい、というノートを完成させるというのだ」とあらましを紹介している。

 ポイントは個々の「弱点克服」すなわち自力の底上げのツールとして、殊に東大合格生が共通して身の丈相応の「ノート」を活用していたとの事例である。来年受験を目指す若い皆様の、お手許でのご参考としていただける事例ではないかと拝考する。同時に、受験生のみならず、現役の学部生や院生、あるいはすでに社会人として活躍しておられる国思う皆様のご参考の一つとしていただけるのではないか。
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「理解してから自分の言葉で書いていくこと」と

 紙面は、合格生の一人の「齋藤さんの勝負ノートのポイントは」として。云く「ただ書き写すのではなく、1回理解してから、自分の言葉で書いていくこと」と。「満点をとる人はいないし、問題にも重要度が高いところと低いところがある。量より質と考えて受験勉強に取り組んだ」と話す」と紹介している。

 「1回理解して」から「自分の言葉で書いていくこと」とは、若い皆様ほどお身近で実践していただきたい「ノート」のとり方だ。自分の言葉で「手書きで書く」。この大切さについても、先稿で問わせていただいた通りである。

 巷間の一部には、ご自身が何を云っているのか。何をしているのか。またこの前は何と云ったのかすらもご自身が理解しておられないような「元首相」が徘徊しておられるが、そうした迷妄の国籍不明者とは異なり、先祖代々の我々こそは理路整然な言動と理性を以ってしての文化を世界に示す敷島人である。以上、お身近のご参考としていただける機会が有れば幸いである。国思う若い皆様のご研鑽とご活躍とをお祈りする。
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■ 主な関連稿

書籍「頭をよくする整理のしかた」 2015/03/11 
ノートを取る大切さ 2012/03/14
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▼ 余稿ながら

敷島人の手紙(その一) 2013/09/25 
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付記 読者個人情報の非開示と私信の取り扱い
付記 オリジナリティの保持と出典明示を厳守
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【筆者記】

 どうでも良いことだが。可愛く思う子、孫に、その時代の先端を行く先達に引き合わせるのが家系の伝統の一つで、祖代の一人も18歳の時にシーボルトに出会っている。また、戦後の物資乏しい時期に、欧米並みの研究設備を有することが適わなかった時代に、わら半紙と研究ノート、鉛筆で前人未踏の素粒子理論を生みし「ノーベル物理学賞」を受賞された先達に、拙き筆者もそのような系譜でお目にかかれた幸いにも有った。やはりご自身の山ほどのノートをいろいろと見せてくださり、ノートをとる大切さを教わったことは云うまでもない。その時にいただいたコクヨの真新しいノートが幼い心に嬉しかったことを憶えている。
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国体の護持と弥栄を!     

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ささやかで あでやかなるぞ 敷島の 路傍の四季は かえすがえすも 
敷島の路傍にて
(壁紙)(平成27年)義広撮影 敷島について
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文末挨拶 付記
武士は花を愛でる 付記

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敷島の和色465色と四季の繊細 付記
俳句、和歌は敷島の文化 付記

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