2015/03/09(月) 06:40:00 [事例付記]

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中共に吸収されゆく韓国


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首相(当時)にみたてた人形の首をはねる(ワシントンポスト紙写真報道)2006年
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稚末な精神病理

 中央日報(2006円11月6日付)が、「韓国人、米軍撤退できないと考えて思う存分敵対視」との社説を掲載。多くの韓国(南朝鮮)の国民が、米国の安全保障を侮っている現状に関しての社説だが、この機に、同国主張の“歴史問題”に触れた筆者のメモ(当時)をクリップしたい。
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全土「被占領」の危機を救った多国籍軍


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北朝鮮によって全土占領の直前だった朝鮮半島(1950年9月)(メモ当時作成)
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 1948年8月13日に成立した大韓民国に対し、北朝鮮では半島統一の名目のもとに半島の共産化支配を目論む動きが胎動していた。50年3月、ソ連を訪問し、半島南部への侵攻許可を求めた金日成らに対し、スターリンは毛沢東の許可を得ることを条件に半島南半部への侵攻を容認。

 同年5月、中共を訪問した金日成は、北朝鮮による南部侵攻への中共からの援助の確約を得た。この動きが朝鮮戦争の端緒となった。云われるような「南北を分断した責任は日本に有る」はずもなく、史実を整然と、且つ淡々とたどれば南朝鮮の虚構は明らかだ。

 ついに50年6月25日、北朝鮮軍が北緯38度線から砲撃による奇襲攻撃を開始。その侵攻3日目の6月28日にソウルが陥落。攻撃開始3ヶ月目には米軍を中心とする駐留多国籍軍を釜山周辺まで追いつめ、半島全土を手中に収める勢いにあった(上図)。

 これに対して南朝鮮を支援する多国籍軍軍は、同年9月にソウル近郊の仁川への上陸してソウルを奪回。北朝鮮の首都平壌も占領して北上。しかし、同年10月、中共軍が参戦し、1951年1月にソウルを再び占領。兵力を増強して攻勢に転じた多国籍軍が3月にソウルを再び奪還。その後は、38度線を挟んで膠着状態となったが、開戦から約3年後を経た1953年7月に休戦協定が成立した。
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韓国を守った諸国の多大な犠牲と支援

 以上はごく概略だが、南朝鮮軍のみでは自国領を確保できず、金日成率いる北朝鮮に全土支配を許す寸前にまで後退した。多国籍軍の支援増強によってようやく領土を奪回できた。それが朝鮮戦争の顛末である。多国籍軍を形成した米軍、英軍を含む16ヶ国(30万人以上)が半島の共産化を防ごうと、自国兵の犠牲を問わずに南朝鮮を支援した。

 自国の今日の失政を、「韓日関係の悪化はすべて日本の歴史認識に起因」と日本に転嫁する以前にその屈曲した政治姿勢を自国民に対して謝罪すべきが本来の筋だ。それこそ真の「歴史認識」に努めるのであれば、北朝鮮による朝鮮戦争勃発から南朝鮮を守り、停戦に導いた各国の犠牲と支援に感謝すべきである。

 65年に、日韓間相互の請求権の破棄を取り決め、「両締約国(日韓双方)は、両締約国及びその国民(法人を含む)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が、完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する」とする日韓基本条約を締結しながらも、南朝鮮の復興のために政府から5億ドル、民間から3億ドル以上を供出した日本からの支援について、その事実を、2004年まで国民に隠していたのはどの国家であったか。 自力の復興も防衛もあり得ない国。それが南朝鮮の現実である、との認識と共に、これらの史実も自国民に学ばせる義務と責任が南朝鮮に有る。
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韓国人学者が語った一言「恩義を仇で返す国民性」

 少し以前のことであるが、瑣末な身が第二次学生時代(院生)であった時期に、たまたま知り合った南朝鮮人の学者(相応に年配)の一人と夕食を共にしたことがあった。米国に移住した人物で、後年自殺を遂げたと伺い、残念であった。

 その時は、日本酒をくみ交わしながら、同氏は「半島に生まれたことはそれなりに誇りには思っている。だが、祖国に帰りたいという気持ちがどうしても持てない」と云う。 理由を尋ねると、しばし沈黙。重そうな口を開くとこう語ってくれた。「恩義と敵意とをはき違えているからだ」と。

 恩義とは、「日本のおかげで様々なインフラが整い、ようやく国らしくなった。日本が5000校以上もの学校を建て、朝鮮半島の教育の興隆に貢献してくれた。農奴といわれた人々に耕作技術や生産技術を教え、国をなすに必要な道徳と教養を伝えてくれた。勿論、経済援助も膨大なものだったに違いない」等と。
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このままでは中国の一部に

 当時、筆者がつい知らなかった史実の分もむしろ親切に語ってくれたのである。その学者はさらにとうとうと「日本から受けた恩義の歴史」を語り、「それゆえ、日本人を敵視する風土には大きな間違いがある」と。「このままでは、祖国はとんでもない方向へいく懸念がある」と。「中国の一部になってしまうのではないか」と。そう続けた。

 そこまで深い理解を持っておられるならば、「むしろ祖国に戻って南朝鮮(South Korea)の人々に真実を伝えられたらどうなのか、と屈託無く筆者は語りかけた。そんなエピソードが今過った。筆者もその思い出の一片をもとに、現実には僅少派かもしれないが、日本に理解のある人は同国の知識層の中にはいるには「いる」と。そう拝考するが。だが、そういう人々ほど母国への悩みを抱え、母国を回避して海外に住む傾向にあるのではないかと。

 その一方で、創価学会、統一教会に代表される今や半島の精神病理に満ちたカルト教団が我が国にも様々な病理をバラ撒いている。社会問題や事件の発生が相次いでいるにもかかわらず、これらを何ら問題ともせずに、改善策すら示さない南朝鮮の政権歴代が毀日政策の旗をすっきりと降ろし、我が国に対する主権侵害を停止し、一国に在るべき相応の国家スタンスを示さない限り、南朝鮮こそが世界情勢の中でますます孤立を深め、その先では、上記の学者が懸念していた通りの「中国の一部」になりざるを得ないであろう。以上、平成18年11月19日のノートをもとに、後の関連稿に添付する「事例付記」として記す。
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▼ 平成27年3月8日の小稿

政府「難民申請、就労許可厳格化」へ
韓国「日本は敵国」の精神病理

おはようございます
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国体の護持と弥栄を!     

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沈丁花 薫りわたるや まなびやに そぞろの風に なごり惜しみて
敷島の路傍にて
(壁紙)(平成27年)義広撮影 敷島について
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文末挨拶 付記
武士は花を愛でる 付記

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敷島の和色465色と四季の繊細 付記
俳句、和歌は敷島の文化 付記

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