2015/02/25(水) 12:31:00 [国際時事(注意報)]

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民間防衛共有で「感染脅威」阻止を

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「薬効かない菌」世界で拡大 2050年に死者1千万の予測 抗生物質使いすぎ原因か
  抗生物質などの薬が効かない薬剤耐性菌が世界で急速に拡大している。2050年には年間1千万人が耐性菌によって死亡するとの予測もある。抗生物質の使いすぎなどが背景にあるとされ、事態を重く見た世界保健機関(WHO)は対策を強化。専門家は危機に対応する国際的な枠組み作りを呼びかけている。以上、冒頭より。産経新聞 平成27年2月25日朝刊 購入紙面(28面)より「個」の日記の資料として参照

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▼ 平成27年2月25日、他の小稿として

鋭意、更新を続けます
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キーワードは「抗生物質」

 表題は、「エボラ出血熱」感染の拡大阻止のため、先進各国が水際の対応を尽している最中での一報だ。云く「抗生物質などの薬が効かない薬剤耐性菌が世界で急速に拡大している」として。「2050年には年間1千万人が耐性菌によって死亡するとの予測もある」としている。

 拡大の要因として「抗生物質の使いすぎなどが背景にあるとされ」としているが、事のキーワードはその「抗生物質」だ。「使いすぎ」の事例を区分すると「直接的使いすぎ」「間接的使いすぎ」の二つに大別できる。先ず「直接的」の方だが治療などで人体に投与する「使いすぎ」が挙げられる。
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鶏卵が“十日、二週間は痛まないのが当然”との誤認

 一方、「間接的」の方では、①. 養鶏をはじめ養牧、養殖などにおける抗生物質の「使いすぎ」が先ず挙げられる。同じ舎内や池内という「枠内」で、ごくその少数であっても病気に感染すると「枠内」全てに感染が広がるため、事前に、病気にならないよう、“生産効率を上げる”ために構成物質を与える。そのプロセスを経た食肉、魚貝類は必然的に抗生物質に対する耐性を有するものになる。これを人が食せば、その「耐性」の連鎖が必然的に人体にもおよぶ。すなわち、結果的に人が自らに「抗生物質」を用いたのと同様になる。

 ②.仮に養牧、養殖で「抗生物質」を使用せずとしても、育てる段階で与える飼料それ自体に、別業者がそれらを育てるプロセスで「抗生物質」を使用していれば、それもまた結果的に、生産物の食肉、魚貝類にはそれらが「抗生物質」を与えられたのと同様の「耐性」を有することになる。身近な例の一つが鶏卵だ。鶏卵は“親鳥が産んでから十日、二週間は痛まないのが当たり前”との誤認が一般化しているが、それは飼料生成のプロセスなり養鶏のプロセスで「抗生物質」が用いられているためだ。本来は、鶏卵といえどもそれほど長くは品質を維持できないことを確認しておく必要が有る。

 以上を用いるほどに、当該の人体にもまた抗生物質に対する「耐性」が組まれて行く連鎖が太くなる。
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「耐性菌」院内感染死亡事件

 余談に逸れたが、かつての暗黒の民主付政権下での平成22年、春から初夏にかけての「宮崎口蹄疫感染事件(鳩山・赤松口蹄疫事件)」(筆者命名)の惨禍が冷めやらぬその秋口、帝京大学病院で耐性菌(多剤耐性アシネトバクター菌)(耐性菌の一種)の院内感染が公表された、との事例をご記憶の皆様は少なからずと思う。

 同病院では、前年の夏から同年のその時期にかけてに60人院内感染し、うち35人が死亡した(要旨)とみられるとする事件だ。但し、死亡者の大部分は既来の病気によるものとみられ、当該の耐性菌による死亡は9人と推定されたが。その後に民主党政権が立ち上げた検証委員会でも、鳩山・赤松口蹄疫事件のケースと同様、肝心な「感染経路」の指摘は無かった。
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欺瞞の政策が「感染要因」に

 ということは「怪しい」のはそこでも「感染経路」であると。調査隊が調査を試みたが「人権の壁」に阻まれ特定困難であった。

 だが、未確認情報ながら当時かすかに得られた手がかりは、どうも最初の感染者(というより日本へ耐性菌を運び込んだ「スプレッダー」と指摘した方が適切か)は、「か」のつく不浄国から渡航して来た高齢の婦人ではないか、というものであった。当時、すでに「多剤耐性アシネトバクター菌」は亜の宗隷を含めた不浄国で蔓延しているとの背景も有り、情報が事実とすれば、なるほど宮崎の鳩山・赤松口蹄疫事件と同じ構図なのかもしれぬと。そうも拝考した。

 感染経路を特定せず、特定に資する情報が有ったとしても公表しない。それは無惨な大量の観光誘致策がもたらす危惧に対し、国民が目覚めてもらっては疎外となると政治判断してのことであろうと。そう認識すれば事の次第が判り易くなる。いわば欺瞞の政策が大きな「感染要因」になっていると。愚策の国害性をそうみなして差し支えない事例の一つと謂えよう。
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予断ならない動向

 さて表題は、「英首相が立ち上げた耐性菌に関する調査チームは昨年12月に初の報告書を公表。効果的な措置を講じなければ、耐性菌による年間死者数は50年に現在の70万人(推定)の14倍以上に当たる1千万人になると予測した」と。「地域別ではアジアが473万人で最も多く、アフリカ415万人など。耐性菌拡大に伴う医療費負担増大も懸念されている」と。

 さらに「報告書は「効果的な抗生物質がなくなれば、手術の際に感染症の危険が大きく高まる」と指摘。「世界各国、特に(中国やインドなど)新興国にとって保健、経済上の深刻な結果をもたらす恐れがある」と警告」としている。数値はあくまで示唆的なものと観て良いが、しかし予断ならない動向だ。最も予断がならないのは、支那がトップを牛耳り、あれこれの対応が常に後手の「WHO」(世界保健機構)ではないか。

 外来の色濃い「耐性菌感染」から家族と国家を護られることを願い、民間防衛の視座からだが、情報と身近な対策、防疫の知恵を心有る皆様と共有してまいりたい。敷島人の知恵の共有により、忌まわしい感染脅威の大部分を身近に阻止できるものと確信する。
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国体の護持と弥栄を!     

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幾重にも 枝のばし 齢重ねて 咲く桜花こそ 子らを見届け 
敷島の桜花
(壁紙)(平成26年)義広撮影 敷島について
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文末挨拶 付記
武士は花を愛でる 付記

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20121223006  

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