2015/02/08(日) 09:01:00 [国思う注意報/提案]

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紙面レビュー 中国の夢のような“約束”も嘘八百
「沖縄県民も同じ運命」と警告
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イスラム国」人類に対する犯罪だ 「日本人殺害」に猛烈批判 さらに習主席体制下で激化する弾圧の実態 「世界ウイグル会議」総裁ラビア・カーディル氏  亡命ウイグル族組織「世界ウイグル会議」総裁で、人権活動家であるラビア・カーディル氏(68)が、夕刊フジの単独インタビューに応じた。イスラム教徒であるウイグル族のリーダーとして、過激組織「イスラム国」が日本人2人を殺害したとされる事件について、「人類に対する犯罪だ」と猛烈に批判した。中国の習近平国家主席のもとで激化する弾圧実態を明らかにし、中国の魔の手が迫る沖縄県民にも警鐘を鳴らした。以上、冒頭より。夕刊フジ 平成27年2月6日号 購入紙面(5面)より「個」の日記の資料として参照
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▼ 平成27年2月7日の小稿として

在日逮捕「生保偽装受給」考
ミャンマー人「難民偽装」考
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「平和焼け」知識人らとは重みが異なるカーディル氏の指摘

 ラビア・カーディル氏(亡命ウイグル族組織「世界ウイグル会議」総裁)へのインタビュー記事(夕刊フジ)を今後の参考ためにクリップしたい。参照のキーポイントは、多くの皆様がご存知の通り、カーディル氏は ①.中国共産党の東トルキスタンに対する解放政策(侵攻)による領土収奪の被害者であること。②.インタビューではご自身がイスラム教徒であるとの視点を交え、非武装民に対する暴虐とい点で「イスラム国」と親和性が高い中国共産党の非道を指摘し、このままでは「沖縄県民も同じ運命」と警告しておられることだ。

 カーディル氏は、軍事侵攻(1949年)の直接の被害者であり、以降の辛酸累々の体験をもとになす指摘の数々は、いわゆるどこぞの国の「平和焼け」「飽食焼け」した机上の評論家、自称・知識人らとは根本的に異なる重みを有している。
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イスラム教徒の視点から

 紙面は、「まず、イスラム国が、ジャーナリストの後藤健二さん(47)らを殺害したとされる映像を公開したことに、強い憤りを示した」として。「恐ろしいことだ。人類に対する犯罪だ。イスラム教徒がやることではない」と。「世界中のイスラム教徒が彼らの主張に反対している。彼らはイスラム教徒を代表することなど断じてできない」と指弾。

 さらに「自らの息子が中国当局によって投獄されていることと重ね合わせ、「後藤さんの無事をアラーに祈ってきた。同じ母親として、後藤さんの母に哀悼の意を表したい」と語った」と語っている。いわば「イスラム国」は、イスラム教徒を標榜し大義名分の看板にしているようであっても、しかし行動の本質はイスラム教徒のものではない(要旨)との強い指摘である。

 創価学会や幸福の科学らが仏教系の団体であるかに標榜しても、また統一教会がキリスト教を看板にしているようであっても、しかしその本質は「カルト」である。それと同じように、「イスラム国」の動態の本質は「テロリスト」である。その盾わけが基本的に必要であることも示唆する指摘と拝考する。
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軍事侵攻の被害者として

 続けて紙面は、「故郷である中国・新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)の現状について」として、カーディル氏は「ウイグル族への弾圧は『人権侵害』といったレベルではない。1つの民族の存亡がかかっている」と。「家や土地をただ同然で中国に奪われ、異議を唱えれば殺されるか刑務所行きだ。難民として世界各国を逃げ回っている同胞も多い」と訴えた」と。

 現下の習政権の苛烈極まる実態についても、云く「習氏が13年に国家主席に就任し、弾圧は凄惨の一途をたどったという」として。これまでの非道に比べてもさらに「習政権はやりたい放題だ。多くのウイグル族が簡単に命を奪われている」と。「想像を絶する過酷さで『歴史上最も厳しい弾圧』と言っても過言ではない。アジアを代表する大国で、民主主義国家である日本には声を上げてほしい」と現状を指摘している。
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このままでは「沖縄県民も同じ運命」と警告

 紙面による「中国の領土拡張主義の矛先は、沖縄に向きつつあるとされる。中国共産党機関紙・人民日報は13年5月、沖縄を「明・清両朝の時期には中国の藩属国」「(帰属が)未解決の問題」とする論文を掲載。

 中国メディアは沖縄での「琉球独立論」にエールを送っている」との現況指摘を背景に、カーディル氏は「中国ははじめ、ウイグル族に対し、『あなたたちを帝国主義から解放する』『立派な自治権を与える』『教育、宗教など基本的人権を与える』『地下資源の発掘権も与える』などと夢のような話をしていたが、嘘八百だった」と。中国共産党がなした実態を指摘。そのメンタリティの本質は六十余年を経た「今」も変わっていないことを習政権がむしろ体現している、との指摘と拝考する。

 結果、「(ウィグル人の)同胞は今、家や土地、自分たちの言葉を使う権利すら奪われ、恐怖の中にいる」と惨状に在り。もしも「中国の自治区になれば、沖縄の人々は私たちと同じ運命をたどることになる。すべてを失う」と警告している。沖縄の、ひいては日本の将来に隣り合わせの危惧に対する重厚な指摘と拝考する。

 一方、チベットから亡命した有識者諸氏もまた、チベットへの軍事侵攻(中国共産党)と領土収奪(自治区化)の史実と現下の惨状を踏まえ、カーディル氏と同様の指摘を沖縄県民に、ひいては日本国民になしておられるが、気付く良識層が次第に厚みを増して来ているものの、未だに思考が「平和焼け」「自虐焼け」の五里霧中におられる方々が少なくない。国際テロの新たな発生の危惧と共に、すでに我々は領土侵害、沖縄自治区化、ひいては日本自治区化の危機下に在り、との認識の確認が必要だ。先祖代々の日本を護ろう。
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■ 主な関連稿

暴走「朝日のなかまたち」考 2015/02/05
朝日・NHK・市民団体「反日のネスト」考 
2014/10/09
朝日新聞の正体 2 2014/09/13
朝日新聞の正体 
2014/08/26
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創価「自主投票」か 2015/01/28
創価「住民投票」か 2 2015/01/28
創価「住民投票」か 2015/01/09
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■ 「イスラム国」テロ関連

暴走「朝日のなかまたち」考 2015/02/05
政府「後藤氏に渡航中止要請・昨年3度」考 
2015/02/03
人質報道「安倍の中東歴訪が悪い」考
2015/01/28
違和感「後藤健二氏のメッセージ」 2015/01/25
イスラム国人質事件「安倍潰し報道」考 2015/01/24

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国害「対日工作要綱」(解明詳述版)完成 2012/03/29  他
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【筆者記】

 この先に有り得る「日本自治区化」の危機については、九年前のブログ開始当初から問うて来た一つである。その集成の無私の問いかけを本年は可能な限り、一人でもより多くの方々に進めることができればと念願している。実現して行けるよう皆様の応援をお願いする。
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敷島の桜花 (壁紙)(平成26年)義広撮影 敷島について
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