2015/01/24(土) 01:07:00 [メディア報道の闇]

20121210008   
「安倍潰し」のタイミングに

  【読者】 メディアもネット上でも、イスラム国の人質事件で喧騒が続いてますね。安倍首相が中東を訪問し、イスラエルに訪問した外交の失敗だと強調してますね。「安倍おろし」のためなら何でもやる、というのが私の感想です。

 日本人が拉致拘束されてイスラム国へ連行されたなら話の筋も通りますが、人質は勝手にイスラム国へ行ったことでは話が飛躍しすぎです。

(以上、いただいたご投稿(23日)より)
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▼ 平成27年1月23日の小稿として

もう一つのテロ国家「韓国」
菅長官「露外務省に反論」考
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あくまで「大人の自己責任」

 貴重なご投稿をいただき感謝します。丁度、件の事件について詳しくクリップしておこうと準備をしていたところでした。それについては後稿に報告します。

 先ずご指摘の通り、不幸にも人質になった日本人二人に問われるべきは「大人の自己責任」です。危険な地域、国ヘの入国は慎むよう、政府から警鐘が幾度も鳴らされたにも関わらず、自らが、しかも周囲には事後に判る形で入国して行った。これでは止めようが有りません。

 たとえば、阿蘇の火口に入るのは危険ですよとの警告の表示が有りながら、また他人から云われながらも火口に入る。もっと身近には、信号が鳴り始めて遮断機が下りて踏切を渡ろうとする。それらと本質は同じです。本人自覚のもとでの危険行為は、「結果」を含めあくまで「大人の自己責任」の範疇に他なりません。

 無論、人道的視座から、当人が危険行為を犯したとしても、しかし国民の一人として救える可能姓がわずかでも有れば、政府は情報収集するなり、救出へ向けて努力する。このどこの国でもごく当然の措置は取ろうとしますし、無事救出が国々にとっての理想であることは確かです。しかし、「結果」に対する責任はやはり当人に帰着する。これもごく必然の筋合いではないかと考えます。

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用意されていた「脅迫映像」が意味するもの

 ネットにアップされたという「イスラム国」による人質の殺害予告(日本時間20日)の映像については、21日の夕刊フジなども造られた映像である点を映る影などの不自然や中央に映っているテロリストの仕草と人質の反応が同期していないなどの点をもとに指摘しています。

 いわば別々の場所で撮った人質を、公表の「脅迫映像」に貼り込んだものである可能性が高い。もしそうであるとすれば、当該の映像は賊らによってあからじめ用意されていた「脅迫映像」と謂えるでしょう。

 ということは公表のタイミングを見計らって出した。つまり安倍総理の中東歴訪の機会をタイミングを見計らって出したという、多くのメディアが指摘するその可能性も窺えるでしょう。しかし、なぜ「イスラム国」がそのタイミングで映像を出して来たのか、もう少し角度を変えて洞察する必要が有ろうかと思います。
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「安倍潰し」のタイミングに

 つまり、安倍総理の中東歴訪を好ましく思わない。安倍政権の倒閣を狙い、合せて安全保障を東アジア、いいては西太平洋の覇権の阻害とする国が「イスラム国」の背景に、資金提供するなどして控えている可能性もゼロとは言えません。事件を「安倍の中東歴訪のせいだ」「安倍悪し」とするかの多くのメディア報道の論調を観れば、そもそもそれらメディアの多くがどこの国の代弁者であったかと問えば、そぞろに浮き彫りになって来ます。

 原版「博士の独り言」では、欧米の資力の消耗と各国世論の政権への反発を誘う、つまり安全保障体制の崩壊を狙うための「イスラム過激派と手を結ぶ中国共産党」との構図を度々指摘しました。PCの被破壊によって当時の情報の数々を喪失してしまいましたが、七年前でさえ米ドルに換算して年間900億ドルを超えるチャイナ裏マネーが過激派勢力にも流れている(要旨)、との欧州での報道も一部に有りました。

 それはともかく、表題の読者が指摘されている通り、メディアの喧騒の「流れ」の本質を観れば「安倍潰し」であろうと。そう推察するに有り余るものを観察し得てなりません。
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【筆者記】

 「脅迫映像」が賊らによってあらかじめ用意されたものとすれば、「結果」は映像公表の時点ですでに出ている可能性もゼロとは謂えないでしょう。身代金云々の次元ではなく、安倍総理の日本政府は何も出来なかったという“無能”ぶりを世界にアピールする目的性を有した映像公開ではなかったかと。テロリスト集団とその背景で糸を引いているであろう国のメンタリティの親和性とこれまえの事跡に照らせば、そのアピールを意図したアリバイ的行為である、との可能性も個人的にですが、否定できないと考えています。

 2004年の香田証生氏殺害事件を彷彿します。不幸な事件であったけれども、香田氏当人の行動もまた通常の生活をしていて日本から拉致拘束されたわけではなく、結果に「大人の自己責任」が問われるものでした。
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国体の護持と弥栄を!     

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敷島の路傍にて(壁紙)(平成26年)義広撮影 敷島について
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