2015/01/05(月) 10:21:00 [明るいニュース]

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歓迎すべき産業「国内回帰」への兆し

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パナソニック、国内生産回帰…円安・人件費高で
 
パナソニックは、海外で生産し日本に逆輸入している洗濯機やエアコンなどの家電製品の大半を、今春から順次、国内生産に切り替える方針を明らかにした。
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 円安の進行や海外の人件費の上昇で海外生産の利点が小さくなったためだ。家電最大手のパナソニックの「国内回帰」が他社に波及し、国内製造業の空洞化に歯止めがかかるかどうかが注目される。
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 パナソニックの家電の国内販売額は5000億円前後とみられ、うち約4割を中国を中心とした海外で生産している。パナソニックはまず、ほぼ全量を中国で作る縦型洗濯機の生産を静岡県袋井市の工場に戻す。その後、全量を中国から輸入している家庭用電子レンジは神戸市での製造に、中国で生産している家庭用エアコンも滋賀県草津市に、それぞれ切り替えを進める。讀賣新聞/MSNWeb) 平成27年1月5日付記事より「個」の日記の資料として参照
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▼ 平成27年1月5日の小稿

正念場の一年に
仕事始めの皆様へ
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産業の国内回帰への兆し

 パナソニックがどういう企業であるかは別議論として、産業の国内回帰への兆しが窺える一報として表題をクリップさせていただきたい。

 云く同社では「海外で生産し日本に逆輸入している洗濯機やエアコンなどの家電製品の大半を、今春から順次、国内生産に切り替える方針を明らかにした」として、「国内販売額は5000億円前後とみられ、うち約4割を中国を中心とした海外で生産」して来た家電品を国内工場での生産へと切り替えて行くとしている。

 具体的には「全量を中国で作る縦型洗濯機の生産を静岡県袋井市の工場に戻す」と。「その後、全量を中国から輸入している家庭用電子レンジは神戸市での製造に、中国で生産している家庭用エアコンも滋賀県草津市に、それぞれ切り替えを進める」としている。
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不可欠な産業の国内回帰

 事由を海外での人件費高によるものとしているが、円安がもたらす好ましい側面の一つと謂えよう。産業の日本国内への回帰はそれすなわち雇用の拡大を意味し、物作りを国益の根幹として来た我が国の実体経済の回復にも通ずる。ひょっとすると安倍総理の大技かもしれない。

 さらに、技術の盗用やパクリを国是国益として来た彼ら亜系の国々への直接的な技術情報の流出に歯止めをかける効果も望める。

 間違ってもこの日本を、トレーダー、ブローカー国家に貶めてはならない。ギャンブル、レジャー国家に卑しめてなるものかと。無論、流通経済は重要だが、実体経済こそを国策を以ってして回復なさしめることこそが日本経済の体力の回復、復活に通ずると。専門外ながら、筆者もまたここ五年の国思う勉強会でも指摘させていただいて来たことだ。
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■ 主な関連稿

▼ 国益は「短」「中」「長」期の上に成り立つ


 たとえば、「コスト」を念頭とするかの生産設備の海外移転や合弁会社などの設立、資本投下が、相手国によっては甚(はなは)だしい技術の流出と盗用を許す要因となりかねません。たとえば、液晶画面や半導体メモリ、複合半導体、先進素材から現下のハイブリッドカーや携帯電話など、そもそもが日本の研究開発によって実用面で実を結んだ諸技術が、あたかも。コストと引き換えにするかのように安直なまでに提供されて来ました。

 国家を潤(うるお)すはずの諸技術が、何時の間にか中華人民共和国や大韓民国など特殊な国々の糧となり、その末、日本国内での倒産や失業者増大など、実体経済の縮退をそぞろに現出している実態もまた、本来あるべき「短」「中」「長」期を総合した「国益」の視点から問い直し、洗い直し、修正すべき道筋にあります。 (クリックして続きを読む↓)

問うべき国家の針路と綱格について 2011/09/20 
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路傍からも 「明けましておめでとうございます」 
(壁紙)(平成27年)義広撮影 敷島について
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