2014/12/19(金) 18:08:13 [国内時事]

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一大詐欺事件に「一区切り」

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理研「STAPできず」=検証実験打ち切り-小保方氏退職へ
  
理化学研究所は19日、小保方晴子研究員(31)と論文共著者の丹羽仁史氏らが別々に行ったSTAP細胞の検証実験で、「STAP現象を再現できなかった」と発表した。小保方氏の実験は11月末で終わっており、小保方氏は21日付で退職する。丹羽氏らの実験は来年3月末が期限だったが、続ける意義がないとして打ち切った。(中略)
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  丹羽氏らの検証実験は4月から始まった。一方、小保方氏は同月の記者会見で「STAP細胞はあります」「200回以上作製した」と説明。7月から丹羽氏らとは別に、第三者の立ち会いの下で検証実験を行った。試験管内で万能性を示す遺伝子の働きが認められたことも低い確率であったが、マウスの胚(受精卵)に注入しても万能性が全くなかったため、相沢氏は「再現できない」と結論付けた。実験費用は約1500万円という。以上、時事通信Web) 平成26年12月19日付記事より「個」の日記の資料として参照
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「STAP細胞は存在しない」ことを、当事者らがむしろ「実証」

 表題は、11月末で終了した当事者(小保方晴子氏)と「論文共著者の丹羽仁史氏らが別々に行ったSTAP細胞の検証実験で、「STAP現象を再現できなかった」との発表が理研からなされた(要旨)と伝える速報(時事通信)である。


 「STAP細胞」の論文内容に対する疑惑、誤りが指摘された時点で、すでに「STAP細胞は存在しない」可能性が高いことが関係者の間で指摘されていたが、丹羽氏の検証実験、とその後発で行われた小保方氏当人による検証実験のいずれにおいても、当該の問題論文が指していた「STAP細胞」現象は見られなかった。すなわち「STAP細胞は存在しない」ことがむしろ実証される結果となったと謂える。
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理研は「詐欺罪」告訴を視野に入れていた

 疑惑が拡大し、客観的な検証実験を重ねる課程において、理研はすでに「STAP細胞」は存在せずと認識し、小保方氏と笹井芳樹氏(故人)らを懲戒解雇の対象とする他、「詐欺罪」告訴までを視野に入れていた。後追いの検証実験の結果を、むしろその法廷証拠として呈する考えであった(要旨)との情報を、当方の調査関係でも得ていたのである。

 当該のプロジェクト直接関連するだけでも「6億円」が使われ、小保方氏と笹井氏の2人のみの出張(出張と題する事実上の海外旅行も含む)は2年間で106回にもおよんでいた。さらに小保方氏らの高年俸(高給優遇」による出費もあった。いわば、侮れないほどの公金が当該のプロジェクトに遣われていたに等しい結果と謂え、詐欺罪の適用が仮に現実のものとなっても、立証し得る証拠は十分に存在している。
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「小保方氏」擁護への世論誘導を謀ったカルト教団

 一方、疑惑拡大の当時は世論上で、とりわけネットでも「賛」「否」が分かれた。“保守層でも分かれた(要旨)、との状況を「否定側」の筆者も伺っていた。なぜそのような現象が起きるのか。調査隊の協力を得て地道に点検を進めたところ、その一つがカルト教団の教祖が小保方氏を高評価し、自教団の広告塔に招きいれたい(要旨)としている実態も判った。その様子を文春誌が一部報じていたが、その内容も当事者らに確認した次第である。

 その論旨は、“STAP細胞が本当に存在するなら”との仮定にもとづき、盲算というべき莫大な“国益”金額を教団シンパや権益者を通じて散布し、“小保方氏を潰して良いのか”。“気の毒にも、小保方氏はたった一人で闘っている”(要旨)との喧伝であった。その論旨をもとに誤った誘導が“拡散”された。その実態もまた見えて来たのである。
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なぜ詐欺事件は起きたのか

 では、なぜこのような一大詐欺事件が起きたのか。また、どのようにして起きたのか。

 また、なぜ小保方氏のような人物が理研に入り込めたのか。その点では、再生研に限るかのように韓国系(通名在日・帰化系)“研究員”を、考査の免除など特待優遇的に全体の2割を超える割合にまで増大させた野依良治氏(理事長)の方針に問うべき「責」が有る。それらも含めて、あえての指摘を重ねて行く。

 長くなるため、この先複数の稿を通じ、今後における日本の良識の免疫性の向上を願いつつ、そのためにあえての問いかけを進めてまいりたい。以上、先ずを以っての「序」とさせていただく。
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【筆者記】

 本件に関しては春(ブログランキング復帰前)に数稿を問うて以来、おぞましい脅迫が身に届いていた。それも執拗だった。だが、この一大詐欺事件が「一区切り」となる際に事件の事の次第を明らかにすべきと決めていた。保守層へ妄想的な誘導を謀るカルト教団やその関係者の正体も併せて指弾して行く。我々先祖代々の由々しき敷島人は、賊らに騙されてはならないのである。
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▼ ここ一両日の小稿として 【付記

理研「STAPできず」考
「ナッツ事件」が「平昌五輪」日本支援を呼び込む可能性も
天皇陛下、パラオ大統領を引見せらる

特別国会「24日召集」へ 
ご質問にお答えし
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■ 指摘の背景稿の一部として

▼ 平成26年4月2日の指摘稿(調査隊座長記)より

  「ノート」は研究者にとってもその存在の命脈を支える記録であり、必須である日付・時間と共に、その時の諸々を手書きを主に記すのがごく当然の基本是であり、必要に応じて第三者の署名を付すべきケースも多々有る。

 何故かといえば、たとえば「特許」において、往々にして「先発明主義」(日本は「先願主義」だが)を是とする国の研究者、機関と共同、または連携して研究を進める場合も特に含め、仮に同じ発見、発明をなした場合に1日でも、極端を云えば1時間でも早くノートに記していた者が主たる発明・発見者となるからだ。あるいは、急病などによって不慮の死を遂げても、精細なノートが存在すれば関係者や後進に研究遺産として引き継げる。いわば、研究者にとっての「ノート」は法的証拠にも足り得る重要な命脈であり、それを蔑(ないがしろ)にする“研究者”が徘徊するとすれば、最早「研究者」とは謂えないのである。
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▽ 記載稿

理研「STAP細胞事件」考 2014/04/02
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▼ 平成24年3月14日の小稿(青少年講座小講記録)より

 ここで拙き思い出をお話すれば、それが小学校へ上がる直前であったことを記憶していますが、学者であった父がつてをたどり、この三男を往年の物理学者に会わせてくれたことが有りました。その時に、幾つかの重要な、且つためになるお話を伺ったのですが、その一つが、ノートを取る大切さについてでした。

 その時、その先生ご自身も、ご自身なりのノートを常に大切にされていたことを伺いました。戦後の物資も設備もままならない状況下で、まさに日頃のノートをもとに、鉛筆で藁(わら)半紙の上に数式を凝らし、さらにその裏側まで大切に使いつつ思惟を巡らせ、またそれを数式に置き換えてご自身の研究を進められた。

 そして、設備や陣容といったハード面では、比較にならないほど豊かであった西欧の学者諸氏が見落としていた中間子の存在を見い出し、数学的に実証されるにいたった。その研究を底支えした要がやはりご自身のノートであった。これを貴君に差し上げよう。是非、立派な学者になってくださいと。真新しいコクヨの大学ノートをその時に三冊いただきました。嬉しかったですね。そうこうして、幼い少年もノートを取り始めた次第です。
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▽ 記載稿

ノートを取る大切さ 2012/03/14
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■ 余稿ながら一読をお願い

敷島人の手紙(その一) 2013/09/25 
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■ 付記 読者個人情報の非開示と私信の取り扱い
■ 付記オリジナリティの保持と出典明示を厳守
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■ 主な関連稿

小保方氏「同情論の風潮」の錯誤 2014/04/14 
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理研「STAP細胞事件」考 2 2014/04/10 
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 読者の皆様にはご多忙の中、日々新たなご訪問をいただき感謝します。ツイート、FBの皆様にフォローをいただき有り難く存じます。事実の指摘は悪口ではなく、事実のさらなる掘り下げと周知に必要不可欠です。次の更新でまたお会いしましょう。
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国体の護持と弥栄を!     

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敷島の路傍にて(壁紙)(平成26年)義広撮影 敷島について
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