2014/11/17(月) 11:45:00 [明るいニュース]

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神奈川県で猫の殺処分「ゼロ続く」と

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猫の殺処分 ゼロ続く 県動物保護センター 昨年10月以降
  県動物保護センター(平塚市)に収容された猫の殺処分数が昨年10月以降、ゼロを継続している。1年以上ゼロが続くのは、1979年にセンターが猫の収容を開始して以来初めて。猫を引き取って飼い主探しをするボランティアの貢献が大きいが、飼育放棄する飼い主は後を絶たず、ボランティアの負担が重くなっている。(岩島佑希)以上、冒頭より。讀賣新聞 平成26年11月14日朝刊 神奈川版 購入紙面(33面)より「個」の日記の資料として参照

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猫との縁(えにし)

 瑣末な身の場合だが猫好きに限らず、犬や小鳥、馬などを含めての動物好きである。猫、犬はそれぞれが家族の一員であったこともあって幼い頃から馴染みがある。幼い頃、川に流されそうになったところを犬に救ってもらったことが有った。また、身がよちよち歩きを始めた頃から、年が離れた兄たちの身代わりになるように遊び相手、話し相手になってくれたことを感謝している。

 祖代の一人が七匹の猫と共に出陣し、猫たちの貢献も有ってか三倍、四倍の亜賊の大群を打ち破った。以来の猫との縁(えにし)と思っている。現下、ささやかな調査活動でも鼻と耳が人の何倍も利く猫の隊員たちが活躍している。

 一般に、猫の雰囲気を感じれば野ネズミは妊娠しなくなる。つまり増えなくなる。その点でも路傍の猫たちが貢献しているのだが、心悲しいことに捕獲と殺処分が続き、路傍の猫を近年はあまり見なけなくなった。あるいは、読者の皆様のお身近でも同様の傾向にあろうかと拝察する。個人的には「何とかならないのものか」と。ずっとそう思っているのだが。
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「猫の殺処分 ゼロ続く」と

 表題は、お邪魔し続けている神奈川県で、「県動物保護センター(平塚市)に収容された猫の殺処分数が昨年10月以降、ゼロを継続している。1年以上ゼロが続くのは、1979年にセンターが猫の収容を開始して以来初めて」と伝える紙面(讀賣新聞)である。先週クリップさせていただこうと考えていた紙面だが、事情により本日になったが。一つの明るいニュースと思う。

 紙面は「センターで最後に殺処分が行われたのは昨年10月11日。以後も週に2~3回、猫の収容はあるが、殺処分はゼロ。センターでは、昨夏から収容情報を即日、メールで登録ボランティアに送る仕組みをスタートさせており、ボランティアが手分けして引き取り、殺処分を防いでいる」としている。関係方々の尽力に感謝したい。
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動物は人を裏切らない

 ただ「今年4~9月に同センターに収容された猫は584匹に上るが、このうち約8割に当たる481匹がボランティアに引き取られた。引き取られる前に栄養不足で死ぬ子猫も多いという」と。依然として棄てられ、あるいは飼育放棄に遭った猫が依然として一部で出ている様子を紹介している。

 動物は人を裏切らない。裏切りが有るとすれば「人」の方だ。裏切らないために、猫でも犬でも、あるいは小鳥でもその小さな命が一生を遂げるまで養うのが人(飼い主)の義務と思う。その大切さを、たとえ動物がいないご家庭でもお子さんに教えるべきで、学校でも道徳教育の一環として教えるべきと思う。

 街でふと見かけた猫の本に、猫は「三年の恩も三日で忘れる」「人間を裏切る」(要旨)と記していたがそれらは全くの誤りである。猫のことではなく、朝鮮人のことだろう。猫は人を裏切らず、且つ恩義を忘れない。たと数カ月を経てもお礼を云いに現れることが有る。いわば、むしろ猫に教わることは多いのではないか。
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山猫くん一家の思い出

 思い出す一つは米国でのことだが、調査のために森林地で野営している最中に山猫に出会った時の思い出だ。お腹が空いているのではないかと。持参していたいわしの缶詰類を開けて「こっちはおいで」と英語で話しかけ、一緒に食べた。翌日も来たのでまた魚の缶詰を開けたり、焼いたパンを分けて上げたりして一緒に食事した。撫でてあげるとゴロゴロと喉を鳴らして嬉しそうにする。その習性は猫と同じだ。

 三日目の朝にテントを畳んで帰る際に、その山猫くんと毛柄が少し頃なる山猫が一匹訪ねて来た。傍らには小さな子猫も二匹ほどついて来ていた。その近くには気絶したヘビが置いてあった。猫式の感謝の意の表れであり、家族でお礼を云いに来たのである。「ありがとう」と英語で述べて一生懸命撫でてあげた。この朝のことは生涯忘れない。
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【筆者記】

 猫の縁、食材の縁、あるいは写真の縁で「国思う人」の輪が自然に広がって来たことが有り難い。今日もまた、猫のようにさりげなく。
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国体の護持と弥栄を!     

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敷島の路傍にて(壁紙)(平成26年)義広撮影 敷島について
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