2014/07/18(金) 07:52:00 [国思う注意報/提案]

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流出先は果てしなく

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顧客情報1000万件不正取得=派遣SEの39歳男、逮捕-ベネッセ漏えい・警視庁

 通信教育大手ベネッセコーポレーションから顧客情報が流出した事件で、警視庁は17日、名簿業者に売却する目的で営業秘密の顧客情報を複製、取得したとして、不正競争防止法違反(営業秘密の複製)容疑で外部業者から派遣されていたシステムエンジニア(SE)の松崎正臣容疑者(39)=東京都府中市寿町=を逮捕した。1000万件を超える顧客情報を不正に取得したとされる。 以上、冒頭より/時事通信Web) 平成26年7月17日付記事より「個」の日記の資料として参照 

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▼ 平成26年7月17日

高松「白票水増し事件」考
韓国軍「逃走腰抜け集団」考

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最大の加害者は「ベネッセ」

 先稿で、業務の下請け、孫請け、ひ孫受けの業者らのその「末端」へ広がるほど業者の民意、信頼性が低下し、加えての外国籍者らの混入によるUSBメモリなどを用いた「情報盗奪」の危険性が広がっている現実と、もしもの情報流出がしたケースの転売業者らの非社会性に触れた。

 小稿では同事件の経緯を概略辿りながらも、もう一つの視点から事例にメスを入れ、一人でもより多くの心有る皆様への警鐘とさせていただきたい。

 先ず指摘すべき一つは、最大の加害者は上記の容疑者と謂うよりは「ベネッセ」とであると。そう指摘できる実態にある。被害に遭ったとしている「約1019万7050件」もの顧客の個人データを、グループ企業を通じてとはいえ第三者のSE(システムエンジニア)にさえ閲覧し得る状態に置いていたこと自体に、重要としているはずの顧客に対する経営理念の欠落が明らかである。
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数年の累積分も含む

 「ベネッセコーポレーションにおける個人情報漏えいに関するお知らせとお詫び」(Web)では盗まれた可能性が有る個人情報について「(最大可能性 約2070万件)」と公示している通り、その数がすなわち「ベネッセ」が被閲覧に資していた個人情報(同社Webで「郵便番号」「お客様(お子様とその保護者)のお名前(漢字およびフリガナ)」「ご住所」「電話番号(固定または携帯)」「お子様の生年月日、性別」としている)の数と指摘できる。

 ということは、被害に遭ったとする「約1019万7050件」との膨大な数でさえその約半分であり、少なくとも現行の顧客に限った数ではなく、および数年分の個人情報の累積を第三者への被閲覧可能な状態に資していた。その可能性が窺えるのである。
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流出先は果てしなく

 「もの」がデジタルデータであるだけに、現物が紙の資料、書類などの場合に比べてコピー(複製)は容易である。極端を云えばパソコン1台有れば可能だ。ということは、被害に遭ったデータが第三者による「コピー」、また「コピー」を経つつ、無限大に拡散する可能性も否定できまい。

 下記は、「ベネッセ流出」が「ジャスト以外に2ルート」、「転売で10業者へ」とする紙面だが、とりわけ詳しく報じているためクリップさせていただきたい。事実としてもそれもまだ「序の口」であり、拡散のその先で、仮に、暴力団や、北朝鮮工作員や人民解放軍などの対日工作組織、国際テロ組織の手に渡るとしても決して“不自然”とは謂えないのである。

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毎日新聞 平成26年7月17日夕刊 購入紙面(13面)
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 紙面には、先年にすでに「顧客」を終了した主婦にも「ベネッセからお詫びの手紙が届いた」とあるが、やはり過去の「顧客」データまで被閲覧に資していた証左と謂えよう。また、別の自営業の女性の、「子供が幼い時から教育関連の勧誘電話や訪問販売が多くあったといい、以前から何らかのルートで「子供の情報が出回っているのでは」と感じていたという」とする事例も紹介している。

 あくまで敷島民間防衛調査隊の地道な調査によるものだが、一般に、どこで住所、氏名を知ってか電話、DMで投げて来る業者の中には得体の知れない存在が少なくない。たとえば、教育に当て込みながらもそこを「きっかけ」にして物品(原価は二束三文)販売を図ろうとする正体不明の輩であったり、語学教材の普及を看板にした偽クリの通名布教者であったり、民団経営の保育園への入園のいざないであったりと。「個人用法漏洩」の、その先のすそ野の広さを実感させていただけるものが数多である。
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業者の正体を調べてから

 最低限の民間防衛の手段の一つだが、どうしても通教(通信教育)が必要とお考えの場合は、歯医者さんや小児科医の先生、塾などの評判をあらかじめ聞いて調べるのと同じように、通教業者についても調べてみられるのも相応の事前対策に役立つ。

 ちなみにどうでも良いことだが、瑣末な身は「ほったらかし」の三男であったこともあり、通教の類にお世話になったことはない。たとえば夏休みは、進学ゼミより「ニイニイゼミ」や「クマゼミ」の方に興味が有った。敷島の自然の素晴らしさを眼前にして、勉強は与えられるものではなく、また、強いられるものもなく自分で黙々とするものだという認識が子供ながらに有った。

 猫のように黙々と机に向い、兄たちから貰い受けたお古の参考書を開いて勉強した。時に針穴写真機を作って山陵を撮りに行ったり。友達と野球をしたり、川遊びをしたり、魚を探したり。そんな夏休みが楽しかった。どれもこれも、多少齢を重ねた今でも昨日のことのように思い出す「心の宝」でもある。
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■ 最近の関連稿

ベネッセ情報流出「金が欲しくてやった」
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国体の護持と弥栄を!   

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敷島の向日葵(壁紙)(平成26年)義広撮影 敷島について
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