2014/05/30(金) 03:05:00 [国内時事]

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離合集散か、それとも「国益の力」となるか

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石原氏、新党結成へ 維新分裂 橋下氏側「党名を継承」
 日本維新の会の石原慎太郎共同代表は29日、同党を「分党」したうえで自主憲法制定を掲げる新党の結成に向けて調整を本格化する。以上、冒頭より/ 日本経済新聞 平成26年5月30日夕刊 購入紙面(1面)より「個」の日記の資料として参照

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▼ 平成26年5月29日の稿

第三稿 韓国籍「生活保護費を不正受給容疑」考
第二稿 
中谷元長官「創価学会は仏ではカルト発言」考 
第一稿 靖国「ハングル落書き」考

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「日本維新の会」分裂

 今後の参考のため、紙面をクリップさせていただきたい。国会議員62名(衆院53名、参院9名)を擁する「日本維新の会」の「分党」が、結党以来約1年6カ月の現時点で決定的となった。今国会(通常国会)の会期末(6月22日予定)までは同一会派を維持し、正式な新党発足は会期後とすることを確認した上で、石原氏率いる石原新党(仮称)と、みんなの党から分離し結党した「結いの党」との不合流を目指す橋下徹氏を支持する「日本維新の会」(党名は継承するとしている)の二党に事実上別れる見通し(要旨)、との報道がなされている。

 報道によれば、石原新党には、旧太陽の党系の平沼赳夫代表代行、藤井孝男副総務会長、園田博之副幹事長に加えて中山恭子氏と中山成彬氏、他、若手議員ら15名前後が合流を決めていると観られている。一方、橋下氏を支持する20、30名の国会議員はすでに「日本維新の会」へ留まる意志を固めているとされ、他の議員の動向が注目されている(要旨)、との状況にある。
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事実上の「第二の民主党」

 民主党が政権与党に在った時期から、同党の五月雨式の分裂の受け皿となって来たのがみんなの党であり、橋下氏率いる日本維新の会であったと謂える。一時は「第三局」としてメディア報道の波に乗りかけたかに見えたが、民主党の残党の隠れ蓑との指摘も絶えず、“新党”を看板とし、政界再編を謳いながらも、結果、政治の遅延をもたらす「離合集散」を繰り返す勢力である、との認識が定着して来たのも事実である。

 みんなの党の渡辺喜美前代表の化粧品会社会長からの巨額の借入金(裏金)問題が本年3月に露呈。それを発端として、江田憲司氏ら同党国会議員14名(衆院9名、参院5名)が離党して「結いの党」を結成したことにより、みんなの党の国会議員総数は22名(衆院9名、参院13名)となっている。

 「結いの党」は対自民勢力の結集を存在の目的とし、他の野党との合流を模索した結果、橋下氏を支持する「日本維新の会」との合流への動きとなり、その動静と事実上の「第二の民主党」とみなすべき集団との信条、政策の違いによって石原氏が新党として分離する決断を促すその流れを起こした、とみなして差し支えない。
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「公明党」との「入れ替わり」の可能性は有るのか

 石原新党の今後の形成と方針次第だが、仮に、国会議員20名ほどの新党になれば、信条、政策が近い自民党との連立与党化への可能性は決して「ゼロ」とは謂えまい。

 自民党にとって「自公分離」のネックは、公明党との選挙協力を失う“リスク”に有り、70名前後の同党国会議員が次期選挙で落選の憂き目に遭うとの予測が有る。しかし、その一方で「公明党分離」による回帰票は「選挙協力」による創価学会票を上回るとの指摘もここ数年絶えない。創価学会票(フレンド票を含んでの)700万票に対し、回帰票は1000万票をゆうに上回る、との指摘も有り、党首脳が「公明党分離」をどうとらえるか。いわば、“安定”を取るか「チャレンジ」を取るかの判断で決断も異なるものと思われる。

 仮に、石原新党と連立する場合の一つの大きなメリットは、憲法をはじめ国防、拉致、エネルギー、外交面での政策遂行の迅速化が望めることだ。現下の日本を取り巻く状況に対しての「国民の安全と命と財産」とを守る途を選ぶか。または選挙協力というその一点のみので信条、政策が異なる公明党との連立を続けるのか。国民良識側の「答え」はすでに出ている感が否めないのだが。以上、雑感ながら。
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国体の護持と弥栄を! 

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路傍にて(壁紙大判)(平成26年)義広撮影
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