2014/05/27(火) 11:31:00 [日本人の底力]

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先人の知恵を、次代インフラのヒントに

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神田地下水 130歳、今も現役
 地下埋没型の近代下水道として、国内で初めて日本人が造った神田下水(東京都千代田区)が26日、着工130周年を記念して報道陣に公開された。今も現役で、作業員がれんがをハンマーでたたき、以上がないか点検した。以上、冒頭より/ 朝日新聞 平成26年5月26日夕刊 購入紙面(14面)より「個」の日記の資料として参照
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▼ 平成26年5月27日、他の稿

身代金要求型ウイルス広がる
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▼ 平成26年5月26日の稿

第四稿 村山元首相「慰安婦証言信じるかは別」考
第三稿 接近中国軍機「ミサイル搭載」考
第二稿 【削除依頼】2件の報告
第一稿 敷島の紫陽花(平成26年)2

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合理的な構造、モダンなデザイン

 ふと気づけば朝日紙面であったが、あくまでもの「事例」を今後の参考のためにクリップし、記事が触れていない日本人の誇りについて、あえての一言を付したい。東京都千代田区の「神田下水」が、その着工130周年を記念して報道陣に公開(26日)された、とする記事だ。「公開されたのはJR神田駅近くの地中を南北に走る614メートル」としている。

 その構造は「れんが積みで、断面はゴミがたまりにくい卵型」と。建造の由来については、「1882年(明治15年)、東京都内で5千人以上がコレラで死亡したため、明治政府が衛生状態を改善しようと約4キロを整備した」としている。その内の一部(600メートル超)が、すでに都の文化財に指定されていながら、130年後の今なお現役の下水道として都民の生活に貢献しているとあれば、その合理的な構造、モダンなデザインと合わせて、感嘆の他ない。
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先人の知恵を、次代インフラのヒントに

 1923年(大正12年)の関東大震災はじめ幾多の地震、千代田区にも及んだ数々の空襲1944-45年(昭和19-20年)を経ながらも、今日もなお健在である。先人の知恵と工夫の底深さに頭(こうべ)が下がると共に、次代への新たなインフラへを考案する際の、重要な知恵、ヒントを与えてくれているに違いないと。そう拝考する次第である。

 どこぞの一部の国々では、建造してそれほど歳月を経ていない橋が落ち、ビルが崩落する。高速鉄道が脱線、横転する。地下鉄でもブレーキが機能せず衝突事故を起こす、などの事故が平然と起きているが。形状や見栄えさえ「それらしく」造れば良いとする、彼(か)の「ケンチャナヨ」のメンタリティがそもそもの根本要因とみなせるのとは対照的なのが、敷島人本来のメンタリティである。
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物造りと共に
人々への深慮をはせる、敷島人本来の心

 関連する人々への心深く思慮をはせると共に、一日でも長く使用<または利用)に耐えるよう、その時点での先進技術と細心を凝らす。それが誇れる敷島人本来のメンタリティと謂える。一部に、我欲むき出しの「人心朝鮮化」とも謂うべき風潮が徘徊していることを危惧する一人である。

 分野や多少異なるが、些末な身も第二次学生時代に、ささやかながら、理論上「十万年の使用にも耐え得る」デバイスを開発し、それが太平洋横断・海底ケーブルの各中継部分に今なお用いられている。

 故障頻度が高いほど、修理やメンテナンスに時間と費用を要する。まして、人手が届き難い海底でのこととなればなおさらである。そこで、欧米の諸先生にはさぞ想像もつかないであろう「耐久十万年」を当初から密かに念頭においての、敷島人の心を込めた研究であったことは云うまでもない。表題は、身にとってもふとその思い出が過るほどの明るいニュースと拝考する。敷島人本来の心に立ち還ろう。
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■ 主な関連稿

百年前の美しき日本 2014/02/23
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国体の護持と弥栄を! 

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路傍にて(平成26年)義広撮影
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