2014/05/11(日) 22:46:00 [都市事件]

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“言論”の「無知」「無責任」を問う

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鼻血原因は「被ばく」…「美味しんぼ」最新号
 
東京電力福島第1原発を訪問後に鼻血を出す描写が議論を呼んでいる漫画「美味しんぼ」(雁屋哲・作、花咲アキラ・画)の連載漫画誌の最新号に、福島県双葉町の井戸川克隆前町長が鼻血の原因をめぐり「被ばくしたからですよ」と語る場面があることが11日、分かった。
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 「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)の12日発売号では、主人公らとの会話の中で井戸川氏が「福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢いる」と指摘した上で「今の福島に住んではいけないと言いたい」と発言。福島大の荒木田岳准教授が除染作業の経験を基に「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います」と語る場面もある。産経新聞Web) 平成26年5月11日付記事より「個」の日記の資料として参照
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▼ 平成26年5月11日、他の稿

ASEAN「対中牽制へ」考 
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世の迷惑・言論の「無知」「無責任」

 風評被害は、メディアの誤報、誤まった情報誘導によって生じる個々への被害と謂える。たとえば、テレビの番組、報道は一度に少なくとも数十万、多ければ数千万人の視聴が集まる。そこにまさかの誤報、誘導が有れば、同時にそれだけ多数の視聴者が影響を受ける。もっと謂えば「植え付け」を受けるに等しくなる。

 以って、テレビ、ひいてはメディア全般にはそれ相応の社会的責任の「重み」を有しているはずだが、読者の皆様はメディアの実際をどうご覧になっておられるだろうか。

 現下の状況を観るにつけ、必ずしも「すべて」がとは云わないが、むしろ言論の「自由」、表現の「自由」ばかりが先行し、というより独り歩きし、汝がそもそも有しているはずの社会的「責任」、正確な知識にもとづく報道、表現の「義務」の履行の方は疎かになりがちな傾向にないかと。あくまで瑣末な身の体感だが、そう指摘せざるを得ない実情、実態が横行しているかに見受けられてならないのだが。

 拙き身の体感がもしも正鵠を射ているとすれば、指摘するメディアのあらざる傾向は、言論の「無知」「無責任」を自ずと露呈するもので、世の迷惑であり、むしろ「無い」方がマシということにもなるが、いかがだろうか。
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問われるべき、表現の「責任」と「義務」

 さて、表題は、「東京電力福島第1原発を訪問後に鼻血を出す描写が議論を呼んでいる」として、「漫画「美味しんぼ」(雁屋哲・作、花咲アキラ・画)の連載漫画誌の最新号に、福島県双葉町の井戸川克隆前町長が鼻血の原因をめぐり「被ばくしたからですよ」と語る場面があることが11日、分かった」と。

 一方、「「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)の12日発売号では、主人公らとの会話の中で井戸川氏が「福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢いる」と指摘した上で「今の福島に住んではいけないと言いたい」と発言」との描写が有ると伝えている。紙面の指摘が事実とすれば、虚妄であり、これもまた風評被害をもたらす一つとして指摘せざるを得ない。

 発行部数約30万部とされる「週刊ビッグコミックスピリッツ」の場合、それ相応n数の購読者が目にするはず。さらに、食堂などの客席や、美容院、病院などの待合場所におかれるケースも多々有ることを考えれば、内容が購読者数以上の目に触れるであろうことは推察に容易である。

であるとすれば、漫画、記事などの誌面の形態の如何を問わずそれ相応の正確な情報にもとづくべき社会的「責任」と表現の「義務」が問われて然りであり、当該の作品がそれを満たしているのか、どうか。粛々と問われるべき点が見受けられるが、原作者はどういうつもりなのか。
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守るべき、福島で懸命に生きている方々の存在

 ここでクリップさせていただく紙面は、福島で懸命に生活しておられる魚屋さんの事例を伝えている。過大な線量報道。それらによる風評被害によって返品や購買拒絶に遭いながらも、しかし、「地魚を食べる文化を消さないよう守り抜く」との固い信条をもとに、あえて自主検査による「放射能検査一覧表」を店頭に表示し、干物などの加工法を工夫するなどして生業(なりわい)を続けておられる一例だ。 

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讀賣新聞 平成26年5月11日朝刊 購入紙面(35面)より
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 紙面は、「今月8日。いわき沖試験操業で水揚げされたヤナギムガレイなど3種が原発事故後初めて、東京・築地市場に出荷された」と。当該の魚屋さんが、「14日からも都内の物産展で地魚の干物を初めて販売する」としている。心有る読者の皆様には、こうした魚屋さんをお身近にお見かけになられた際は、可能であればおかずの一品として買い求められ、風評被害に負けずに頑張ってと。励まして差し上げていただければと思う。
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無責任な「大人」に対する指摘、注意を

 先年の先稿で記した記憶が有るが、世にはやはり国籍不明の無責任世代の徘徊が「風評被害」の推進役の一角を担っている現実に気付いた次第である。言葉悪くて恐縮だが、しかし、物理学的には自然界に存在し得ない“線量ゼロ”を、むしろ虚妄を戒める社会的立場に有り、責任を有しているはずの六十代、七十代の妙齢の「大人」方々までが先導している。

 その一人を目の当たりにした際、話される内容が余りにも無惨に映ったため、名刺を示し、地球をはるかな母体としている我々の人体にもごく微量ながらセシウムやトリチウムといった放射背物質と呼ばれているものも構成物質であることや、線量に関係する炭素、カルシウムの同位体元素も多分にそれを成している事実をお話した。

 ごく通常の状態でも、人体(体重60キログラムの場合)における内部被爆は7000ベクレルを超えている。いわば、自然界の一つとしての人体も例外なく線量を出しているのであって、貴兄ご自身もご家族もまたその例外ではない。その現実も踏まえての“線量ゼロ実現”のご主張かと。猫のように淡々と問いかけさせていただいたことが有った。
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「風評被害」のもう一つの形

 当該の方は、「いや、テレビや新聞でしか知識を得られないもので」と云われが、言い訳にならない“反論”である。そのレベルの「知識」で“線量ゼロ社会を実現しよう”などと運動しているおられるのであれば、言葉厳しいかも知れないが、虚妄を拡散するカルト教団の信者らとその本質は何も変わらない。「大人」としての社会的責任を自覚しておられるのか、どうかと問わせていただいた次第である。

 今後も、無責任な「大人」に対する指摘や注意。仁義なき啓蒙を身近に続けて行きたいが、新たに一つ指摘出来ることは、それら風評加害側の「大人」もまた、自らが気づかぬ「風評被害」被害者の別形態(事例)の一つではないかと謂うことだ。
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■ 主な関連稿 ▼ おすすめ ▼

線量報道の矛盾と誤り 2013/12/08 
「40億年後に銀河系衝突」考 2012/06/03
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国体の護持と弥栄を!

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路傍にて(壁紙大判)(平成26年)義広撮影
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