2014/04/09(水) 03:40:00 [追稿]

「博士 III - 日本防衛チャンネル」に関し

 「博士の独り言 III - 日本防衛チャンネル」の更新に際して、たとえば、濱中(健太郎)の場合ですが、サントリーの広告に関しての二稿目を書くために約2時間半を要したと。その旨、連絡して来てくれていました。大きな時間です。

 通常の目で観れば、本来の仕事や学業を抱え、折々の調査活動をなしている一人につき、業種や勉学内容にもよるとは思いますが、しかし、一週間に一度か二度、そうした時間を取るのが精一杯なのが偽れざる実情ではないかと思います。他、濱中には、近々の転勤と謂う事情が重なり、ネット活動の方は困難になるかもしれないとの相談も来ていました。
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負荷を強いてはならず

 一方、四月に新学期を迎える他の参加諸氏の場合ですが、学年(学部)を締めくくる試験を終え、二月上旬辺りからの約二ヵ月間は比較的時間を取れる期間に在ったとは思いますが、それでも各自の「時間外」での調査活動との両立はやや難しかったのではないかと、そう思います。

 そして今週からは、仕事をなす者は事実上の新年度を迎え、学業をなすものは新学期を迎えました。新学年が近づくほどに、真面目な諸氏ですから準備が多忙になり、どうしても座長記と称しての「博士の独り言 II」の私の稿を編集再掲するしか手立がなくなって来ていた。

 そこで私も寄稿を増やしたのですが、座長記も編集座長記も「つまらない」と。一方、濱中に対しては「下品である」との非難を意外に多くいただいていたこともあり、総責任者として、ブログの在り方をそこでレビューし、見直しする機会とさせていただきました。ここで若い諸氏に無理を強いて、仕事に支障が出たり、学業に影響が出てはいけない。そのような状態を意地で続けても各位の今後への知的生産性が乏しい。結果、可哀想なことをしてしまった。そう判断し、総責任者として止むを得なく同ブログの更新をここで休止とさせていただきました。
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例外なく真面目な若者諸氏

 敷島調査隊(非組織)は、私も含め総員で計16名です。その中の5名ほどが同ブログの活動に参加しましたが、皆様の応援をいただきながら良い経験と出来たのではないかと思います。

 計16名のほとんどが「青少年講座」以来の付き合いですが、例外なく真面目に本業に徹し、個々応分に精一杯打ち込む隊員で占められています。何時か書きましたが、ギャンブルや遊びに興じる者はいません。綺麗言では決してなく、個々それぞれに研鑽を重ね、自らを磨いて行こうとすれば、自主的、且つ自然にそうなるはず。人並み以上の努力を以って人は相応の「人」になると。そう思います。ご理解いただきたい点です。

 瑣末な身もまた、このブログの8年間もまた彼らの生活と同様です。「飲みに行った」記憶は有りませんし、もっと云えば、母の葬儀をはじめ祖代縁筋の墓参、法事や、他、地方での勉強会の提供(全て自己負担)、一部の学術を兼ねた活動以外は、お邪魔している南関東から出た事が有りません。

 せいぜいの“娯楽”と云えば路傍の写真を撮ることです。領土葉書などの製作で、余剰として差支えないと判断できる葉書用紙が有れば路傍の光景を絵葉書にし、応援くださる方々へお送りする。それが愉しみといえば、愉しみですが。他、たまごご飯、豆ご飯など。その程度です。他、悉くを人々に贈り、献上して来たと。そう体感しています。
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海ゆかばの心にて

 逐次書くべきことではないと思いますが、あくまで現状の一環としての報告として書かせていただけば、この春も、毀日組合の人が1人脱退し、通常の日本人に戻る道筋に着きました。そうした国思う啓蒙活動の方もあと16人で通算300人に届こうとしています。一般で謂う娯楽、遊びの類はほとんど無いけれども、次代のためにささやかな一つ、また一つながら、先人に心同じくして身を役立てる。それ自体が愚生の光栄であり歓びでもある。それで良いと。そう体感しています。

 「それほどまでして」と。よく言われますが、しかし、人の育成を最重要課題と位置付け、臨機応変にその都度最適と思える方途を考えつつ、身を賭して、次代の人をこれからも純粋に育ててまいります。

 凡庸の身は、元々循環器系に問題が有るため、それが本意でも願いでもないのですが、昨夏も臨死にいたるとの厳しい状況が有りました。身の齢がシニア世代まで到達できるか、否かの状況とすでに達観しています。然るに後十余年の間に、次代を願う上でささやかな事績をどれだけ積み重ねて遺せるか。向こう十年、二十年、五十年の視座をもとにこの敷島に「人」をどれほど遺せるか。その一筋と思っています。

 「海ゆかば」。幼い頃に祖父が教えてくれました。心の中で、ずっとその意味を自問自答しながら大人になり、さらに少し齢を重ねましたが、今、そのごく一端を実感し得ていると。暗愚の身ながら身体の中からそう聴こえて来る気がします。

平成26年4月9日
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国体の護持と弥栄を!

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敷島の桜花(平成26年)
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