2013/10/31(木) 06:25:00 [メディア報道の闇]

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中国「天安門突入事件」考

▼ 平成25年10月30日の稿

【第三稿】 10月の御礼
【第二稿】
夕刊フジ「アジアの真実」5 
【第一稿】 反日「朴槿恵大統領の素顔」考 
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自作自演“テロ”の可能性も

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天安門突入 ウィグル族か5人拘束 新華社報道 当局、テロと断定
  【北京=牧野田亨】北京市中心部の天安門前に小型四輪駆動車が突入・炎上し、車内にいた3人を含む5人が死亡、日本人1人を含む多数が負傷した事件で、中国国営新華社通信は30日、市公安局が事件を「テロ」と断定し、容疑者5人を拘束したと伝えた。死亡した3人と容疑者5人の計8人は名前から、いずれも少数民族ウイグル族とみられる。容疑者は「テロを共謀し、実行した」などと供述している。以上、冒頭より/讀賣新聞 平成25年10月31日朝刊 記事(切り抜き)購入紙面(1面)より「個」の日記の資料として参照

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信頼困難な「新華社」報道

 表題は、今般、天安門前(北京市中心部)に、「小型四輪駆動車が突入・炎上し、車内にいた3人を含む5人が死亡、日本人1人を含む多数が負傷した事件で」として、「中国国営新華社通信は30日、市公安局が事件を「テロ」と断定し、容疑者5人を拘束したと伝えた」とする“ニュース”である。

 果たして、皆様はどうご覧になっているであろうか。中国共産党直下の「新華社通信」の“報道”については、前版、および先稿でその報道の真実性の低さと共に、折々の“報道”には共産党ご都合の自演広報局である意味合いが否定できない様子を度々指摘して来たところでもある。新華社報道は信頼に価しない。

 表題の事件についてもまた、その“特性”が滲み出ているかに筆者には映ってならない。誤記であれば潔くお詫びするが、今般の“事件”の一連についても、中国共産党による自作自演であり、それをもとにした新華社配信の“ご都合ニュース”を、日中記者間協定のもとに何ら精査、直接取材なく多くのメディアが垂れ流している、その可能性が筆者には窺えてならない次第である。
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統制、監視を強化する最中での“事件”

 一つは、自国内引き締めのための統制、監視を強めている最中での事件であり、さすれば、仮に、事件が本当のテロ事件であるとしても、当局は事前に察知可能であったはずであること。二つ目は、監視を強め、何事も“迅速”であるはずの当局が、「ウィグル族の犯行」云々の断定にいたるまで、つまり“犯人の特定”に2日間余もの時間を要するものなのか、どうか。しかも“犯人”とする人物らの出身地などの詳細情報が無い。

 三つ目は、“犯人の特定”はあくまで新華社を通じた“報道”によるもので、それを請け負い報道するメディア自身が直接確認したものではないこと。さらに、指摘すべき四つ目は、天安門前の歩道へ乗用車の乗り上げて炎上したとするものであり、天安門それ自体が「テロ行為」に遭った事件ではないことが挙げられる。

 つまり、“被害”は最少に、報道は“最大”を是として来た中国共産党が、NHKの映像報道を遮断してまでして、自らの「ウィグル」「チベット」各自治区への引き締め(統制と抑圧)を強化するその「口実」を得るために、ひいては、当局が抱えている他の諸問題、癒えぬ病巣からの内外の「視線逸らし」のために、今般の“事件”を自演した可能性が窺えてならない。恐縮ながら、この拙き物理学者の眼には、ここでも中国共産党の浅薄な虚構の地金が見えてならないのである。
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多くのメディアは、中国共産党と同罪

 以上の指摘が、仮に「真実」の的を射ているとすれば、いかに日中記者間協定に実質拘束されているとしても、通常より、新華社報道や人民網(人民日報)の配信を受け流しているのみの多くのメディアは、中国共産党と同罪であるに等しい。

 以上、あくまでもの、有って良い「視点」の一つとしてご参考までにて。
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路傍にて (柿) 
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