2013/09/25(水) 08:55:00 [明るいニュース]

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若者「手紙はやっぱり手書き」考

▼ 平成25年9月24日の稿

韓国「パイプオルガンがない」考
仙谷氏「尖閣事件への政治関与を証言」
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敷島人の手紙(その一)

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若者「手紙、やっぱり手書き」10~30代半数超 中高年より重視
  手紙は手書きすべきだと考える人が、8年前に比べ10~30代で大幅に増加する一方、40代以上では各年代とも減少したことが24日、文化庁がまとめた平成24年度の「国語に関する世論調査」で分かった。文化庁は「電子メールに子供の頃からなじむ若い世代では、手紙は手書きする特別なものという意識が出てきているのでは」と分析している。以上、冒頭より/産経新聞 平成25年9月25日朝刊 記事(切り抜き)購入紙面(1面)より「個」の日記の資料として参照

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次代への好ましい傾向と

 表題は、文化庁の「平成24年度の「国語に関する世論調査」」により、「手紙は手書きすべきだと考える人」が「10~30代で大幅に増加」している傾向にあることが判ったとする記事(産経新聞)である。

 紙面は、全体的には「手紙は「今後もなるべく手書きすべきだ」と考える人は50.2%で、同じ質問項目があった8年前の調査より2.4ポイントの微増だったが」として。「10代(16~19歳)では17.6ポイント増の62.2%、30代は14.1ポイント増の57.0%、20代は5.1ポイント増の52.6%」と増加。その一方で、「40代以上の各年代では60代以上で1.8ポイント減の48.6%となるなど軒並み前回を下回った」と伝えている。

 先祖代々の日本人が「読み」「書き」「話す」をコミュニケーションの要件として来ただけではなく、個々の身それぞれに新たな知識や教養を摂り入れ、素養と品性を培う研鑽の上でこれらを肝要として来たことは謂うまでもない。その視座からすれば、若者層に関しては好ましい傾向と拝考する。
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手紙の要件

 手書きの手紙の書き方や要件については、多くの先達や知識人方々が記される書をご参照いただくこととして。僭越ながら、そもそもが敷島人の品格たるべしとしてか多くの書には記されていない幾つかについて、特に、若者層の皆様のそれぞれのご成功を願いつつ、あくまでものご参考、一般論としてここにメモさせていただきたい。

 インクは黒か青系のものが好適であることは云うまでもないが、赤は使用しないことが一つかと思う。たとえば、西欧の国々の多くでは赤インクで記された書面をその文面に関わらず、侮蔑や決別、敵対の意味と受け止めるので、いずれ国際書簡なども手がけられることも有ろうかと拝察する皆様には、この点をお心に留めおかれ、日常から黒か青系のインクを用いられるのも一つかと思う。

 もう一つは、手紙における「公」と「私」の区別である。「公(たとえば公人)」とのやりとりにおける手紙については、証拠や述懐などの一つとして、必要に応じて第三者に披見するという例外はまま有ろうかと思う。しかし「私(私人)」における書簡については、第三者には披見しないのが敷島人の基本である。

 あくまでも筆者の場合だが、「私信」の場合は手紙をいただいたことも親兄弟にさえ披瀝した記憶がない。累々たる瑣末な身への私信は厳封をなし、やがて荼毘に付される時に我が棺に入れてもらおうと決めている。いかに間違っても、私信をくださった方々へ後の迷惑が及ぶことが有ってはならじ(要旨)との思慮によるもので、この身の不変の是は灰になった後も不変とする証でもある。
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ワープロ書きで済む文面との区別

 さらに申し述べれば、あからじめ、ワープロ書きで済む文面との区別を明確になしておくと日常における混濁を回避できる。ワープロ書きで済む文面には、たとえば、物品や資料送付などの際の「送り状」や各種の「案内状」、回覧をそもそもの目的とした「連絡」などが有る。これらについては、むしろワープロ書きの方が誰が見ても読みやすい。

 であるからと云って、職務上の個別の「事務連絡」や「問い合わせ」、「回答」などでは100%ワープロ書きで済まさない方が好ましい。第三者の何者かや亜賊らがそっくりの文面を“国技”に従って複製することも可能だからだ。職務上の文面には、少なくとも手書きの署名を記し添えることがこれらの防止に通ずる。

 事務上の筆余生に応じ、控えを取って原本を郵送する事務書簡についても同様である。その署名には、青系か緑系のインクを使用すれば「これはコピーではありませんよ」という証とできる。これは特に、「公」に対する意見書簡などでも応用できるのでご参考としていただける機会が有れば幸いである。

 以上は、あくまでものワープロ書きで済む文面の一例だが、その手法は可能な限り「私信」に用いずに区別しておくことが需要である。100%ワープロ書きの「私信」については、実際にそうした事例は希少かとは思うが、第三者の何者かが書き主を偽って偽製する場合も有り得るからで、その事例の幾つかを西欧で目の当たりして来たためだ。
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花押について

 花押は敷島(日本の国号)古来よりの署名の下に記す文面著作者の証だが。仮に、事務上において手書きの署名を加える必要が有る場合も、上記の「送り状」や「案内状」、「回覧」などには無暗に用いる必要は無い。第三者の何者かが「花押」を真似て偽造書をなす場合も有るためだ。

 「花押」はあくまでも「私信」(つまり手紙)に限る。且つ、第三者が容易に模造し得ない「花押」を用意しておかれると良い。拙き身の場合だが兄らに見習い、中学入学の頃より不変の「花押」を保持している。最初に用いたのは、大平芳義氏宛の私信であった。あくまでも述懐の上で記すに過ぎないのだが、大平氏から頂戴した返信にも「花押」が有ったことは謂うまでもない。

 「花押」を何かの呪文字の用で気色悪いと誤解される方が以外に多いために遠慮していたが、敷島の国思う品格を広めたいとする意義から、最近はあえて一部の「私信」に用いるようになった。呪文字などではなく、あくまでもの私から「私信」である証として。皆々様の益々のご活躍をお祈りしつつ、雑稿ながら、以上、ご参考までにて。
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日本は毅然とあれ!           

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路傍にて(筆者) 
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