2013/09/23(月) 18:20:00 [明るいニュース]

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旧吉田邸庭園が復刻

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旧吉田茂邸、公開楽しむ
 吉田茂元首相(1878~1967年)が晩年まで暮らした旧吉田茂邸(大磯町国府本郷、西小磯)の日本庭園などの一般公開が22日、始まった。初日から多くの人が詰めかけ、元首相が愛した景観が忠実に復元された庭園を楽しんだ。以上、冒頭より/讀賣新聞 平成25年9月23日朝刊 記事(切り抜き)購入紙面(31面)より「個」の日記の資料として参照
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出火原因不明の全焼から4年6ヵ月

 麻生太郎氏が総理にあられた平成21年3月22日、吉田邸(神奈川県大磯町)が原因不明の出火により全焼。おりしも名跡に不審火による火災が各地で相次いでいた時期でもあり、多くの皆様にはご記憶のことかと思う。

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火災を詳しく伝えた平成21年3月21日朝刊(東京新聞記事)(23面)
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同紙面の続き(同)
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 表題は、以来4年6ヵ月、県、地元をはじめ心ある方々などの尽力により、このほど庭園部分が復刻し、この9月22日から一般公開が始まったと伝える記事(讀賣新聞)である。紙面は「初日から多くの人が詰めかけ、元首相が愛した景観が忠実に復元された庭園を楽しんだ」と伝えている。
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人々が愛する名跡

 復刻された庭園とこれまでの経緯について、紙面は「一般公開されたのは、51年のサンフランシスコ講和条約締結を記念して建てられた内門「兜(かぶと)門」(高さ3.5メートル、幅8.7メートル)や日本庭園、管理休憩棟など約1.8ヘクタール」と。続けて「旧吉田邸計約2.9ヘクタールは、県が2009年7月から総事業費約29億円をかけ、隣接する県立大磯城山公園を拡大する形で整備」としている。

 また旧邸部分の再建の見通しについて、「同年3月に火災で焼失した総ヒノキ造りの邸宅は現在、町が中心となって寄付金や国の補助金など計約6億円で再建する計画を進めており、16年度には邸宅など残る約1.1ヘクタールも公開される予定だ」としている。
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誇れる公邸部分も再建へ

 地元で、一部の政党などからは、何故、大きな費用をかけて再建しなければならないのかとの批判の声も有るかに聞いている。だが、旧吉田邸は公邸であり、神奈川県の顔であり、当時、海外からの要人をも迎えておもてなしをなす。その重要な機能と役割も兼ね備えていたことは云うまでもない。名跡の存在は、日本の威厳と品格を次代へと語り伝えるためにも必要だ。

 さらにその後、地元の誇れる名跡として多くの心ある人々から親しまれ、愛されて心の宝とされて来た。不審火による全焼は心の痛手となったが、しかし、復刻と再建を望む多くの人々の声を受けて、旧吉田邸の庭園部分の復刻がなされ、邸宅の再建の見通しが立ったとの朗報に触れて安堵し、同地が末永く愛され、守られることを願う一人である。

平成25年9月23日
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日本は毅然とあれ!           

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路傍にて(筆者) 
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