2013/09/02(月) 06:50:00 [国思う注意報/提案]

20130606001
防災「家庭の備蓄1週間分」考
 
20130902006
今日のテーマ「家庭の備蓄1週間分、できる?」普段の食材 循環消費を
 「家庭で1週間分以上の備蓄を」。国の中央防災会議は、南海トラフの巨大地震対策の最終報告書で、備えの強化を求めた。従来国が目安としてきた「3日分」の2倍以上で、額面通りに準備すれば膨大になる。9月1日は「防災の日」。何をどう備えればいいのか。以上、冒頭より/産経新聞 平成25年9月1日朝刊 記事(切り抜き)購入紙面(28面)より「個」の日記の資料として参照
----------

災害を「有事」とみるか、否かで

 「防災の日」(9月1日)から本年も「防災週間」に入った。災害時における家庭の食糧備蓄についての記事を参照させていただきつつ、あくまでものご参考の一つとして民間防衛の視点から問いかけをさせていただきたい。
 
 発生しなければそれが最も有り難いことだが、各地での、先々での大地震の予測が絶えない。もしもの被災の際に、衣食住の中で最も気がかりな一つが先ず命をつなぐ「食」であることは云うまでもない。災害時のための「食」の備えを日常の延長線上でとらえるか、あるいは、災害を「有事」とみなしておくかで、家庭の備蓄内容もそぞろに変わって来るのではないか。
 
 その視点からすれば、紙面に紹介されているのは、被災時の「食」を「日常の延長線上」でとらえた一つのモデルケースと見受けられる。「水や湯を入れるだけで食べられる白飯、炊き込みおこわ、発熱材で暖める牛丼やカレーライス…。テーブルには、大量の食料、飲料水のペットボトルがどんどん積み上げられていった」と。「「結構ありますね。置き場所は大変でしょう」生活雑貨を扱う東急ハンズ新宿店(東京)の樋口哲宏さん(56)は、その量に改めて驚く」と。

 続けて、「総務省消防庁の防災啓発冊子では、1人が必要な飲料水は1日3リットルとしており、1週間だと2リットル入りペットボトルで11本にもなる」と。さらに、「報告書は、食料や飲料水の他にも生活用品の備蓄も求めている。カセットコンロ、簡易トイレ、ストロー式浄水器も取りそろえると、費用は1人分で締めて約2万8千円」としている。いかなる時も不自由を感じない。その「食」の備蓄は確かにベストに違いない。だが、あれもこれもと考えればキリがなく、費用の負担や備蓄するスペースの悩みも生じて来るだろう。
----------

水と缶詰、日常との共通食材

 民間防衛の視点からすれば、震災発生時も「有事」である。かの多大な人災が重なった東日本大震災時に、時の首相(菅直人氏)が「国家非常事態宣言」を発せず、姿をくらましたとはいえ、震災が発生した時は「有事」に違いないのである。
 
 先ず「有事」ととらえて、幾多の困難を克服して来た我が国の幾多の先人に習う。その視座が敷島(日本の国号)の我々に先ず有って然りではないかと思う。さすれば、先ず「食」で重要なのは「水」である。ペットボトルの水は重宝するが、非常用の水の「濾過器」を備えておけばなお安心ではないかと思う。たとえば、電源を必要とせずに雨水や濁った水を簡便的に飲料水に耐えるレベルまで濾過し得るポット型の濾過器が備えておけば心強い。
 
 「食」の方では、缶詰や乾物類(乾パン類を含む)がやはり役立つ。水が貴重な場合に研がずに炊ける無洗米も備えておかれると便利かと思う。他、日常の中で使うじゃがいもやたまねぎ、カボチャなどの基本的な食材も、保存方法によっては1ヶ月間は持つのため少し多めに備えておかれると便利である。これらを期限が近めのものから日常の中で使う。使った分を新たに買い足しておくという「循環消費」の方法もまた、日常の中に取り入れておくと、「有事」時の意識を平時から培っておく意味からも有意義かと思う。
 
 その上で、赤ちゃんがおられるご家庭ではミルクや紙おむつなど。あるいは、ビタミン剤やサプリメントの「循環消費」も可能になるのではないか。
----------

耐火性高い非常時持ち出し袋を

 耐火性が高い非常時「持ち出し袋」も有ると重宝する。100円ショップなどで売られている「持ちだし袋」の類は、火の粉がついても穴が開いてしまうような化学繊維系のものがほとんどだが。有事への備えの一つして、少し費用を足して丈夫な木綿製のものを準備出来れば心強い。
 
 貴重品はもとより、その中に1、2日分の保存食糧や懐中電灯、小型のカセットコンロなどを装備しておくことも可能だ。あくまで敷島隊の場合だが、持ち出し袋を一つと、それと同じく耐火性豊かなリュックサックの準備も推奨している。一般に、リュックサックはインナーポケットが少ないが、ポケットが沢山ついたインナーをあからじめ手製で作成しておくとなお便利である。
 
 食糧やボトルの飲料水、医薬品、ヘルメット、軍手などの他に、それらのポケットに通帳や印鑑、メモ帳や筆記具、ポケットラジオ、小型のノートPCやパッドやなども入れて持ち出せる。また、背中にリュックサックを背負っておけば、行く道脇の火災などによる落下物に対する防御にも役立つことがある。
-----------

そして他の命を助ける

 「有事」認識と共に、誇れる敷島人に有って然りなのは、「備え」の中に自身のみならず、もしも眼前に怪我を負ったり、危機的状況におかれている他人(ひと)がいれば敢然とその命を助ける、その強い心である。

 支那朝鮮にはない敷島伝統の先人伝来の心であり、いざという時に互いに助け合う。その心こそが、日本が日本として存在し続けて来た地上に比類なき歴史を支えて来たことは謂うまでもない。国守る活動の中で、ささやかながら食糧、医薬品の備蓄も展開しているが、幾多の先人の事績を拝しつつより知恵をしぼって備えの充実を図ってまいりたく思う昨今である。以上は、あくまでものご参考として。
----------

■ 主な関連稿

敷島隊「非常時物資保管庫」を増強 2013/07/23 
----------

 読者のみなさまには、ご多忙の中、日々新たなご訪問をいただき感謝します。敷島民間防衛調査隊の隊員たちが、来年には「有事準備勉強会」(仮題)を自主開催してくれるとのことです。その時は宜しくお願いします。事実の指摘は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。侵略国との友好、交流は必要なのでしょうか? 国害と指摘すべき事柄に取り組み、良識のみなさまに、至宝おわす国家に在るべき針路の共有を問いかける当ブログへの応援をお願いし、辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。
---------- 

日本は毅然とあれ!                                 

20130830007                                                                               
路傍の壁紙(筆者) 
----------

↓携帯からもクリック応援を!
 
http://blog.with2.net/link.php?1627008
----------

【先祖代々の日本を共に護ろう!】と応援くださる方はクリックを!↓  
20130606001




Trackback

トラックバックURLはこちら