2013/03/04(月) 12:20:00 [落書き帳]

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二年連続製造「ゼロ」

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電子マネー普及で2年連続製造ゼロ 一円玉「復権」なるか
 電子マネーの普及などで需要が減り、2011年から2年連続で製造をやめている一円玉。14年4月に消費税が5%から8%に引き上げられるのに伴い、利用が増える可能性が出てきた。消費税が導入された1989年には一円玉を大幅に増産した。財務省は一円玉の製造を再開するか、需要を見極めて判断する考えだ。以上、冒頭より/日本経済新聞 平成25年3月4日朝刊 記事(切り抜き)購入誌面(3面)より日記の資料として参照のため引用
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基本貨幣「一円玉」

 貨幣は大切に扱うべしという意味から「一円を笑う者は、一円に泣く」と。このように教わって育った一人である。

 その一円玉だが「円」の基本貨幣でありながら、その最小額面のゆえか、多くのみなさまの財布の中でも半端扱いされがちではないか。五円玉も然りだが、一般に、店頭などでの現金での支払いを除けば、銀行ATMは例外として、街の自販機や駅の券売機では用いる機会が無い。そうした日常の「利便性」と謂う要因も有ろうし、電子マネーでの支払い機会が増えるにつれ、肩身が狭くなって来たのかもしれない。
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最後の製造は「平成22年」

 3%の消費税が導入となった平成2年(1990年)には、造幣局での製造枚数が約28億枚であったが、しかし、上述の事情で需要が減り、最近2年間(平成23~4年)は新規に製造されていない。つまり、貨幣に刻まれている発行年で一番新しいもので「平成22年」製造のものとなったままである。その様子を表題(紙面)が伝えている。

 基本貨幣でありながら何となく寂しい話だ。この先についても、平成26年4月の消費税増税(5%から8%へ)を境に需要増を見込める可能性は有るとのことだが、しかし、本年(平成25年年度)内に需要を見極めて次年の一円玉を製造するか、どうかを決めるとして、今のところ「白紙」(紙面)とのことだ。果たして、どうなるか。
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無くなれば「その存在の価値」が分かる

 世の中には、日頃はつい“当たり前”いなってしまい、あたかも空気のように有り難さを忘れてしまっていても、いざ無くなってみれば、その存在の価値があらためて分かる。身近なところをふと見回してみられると、そうした存在は意外に多いのではないか。

 有難い。勿体無い。大切にしよう。敷島人が元来の美徳として来たこれらのメンタリティをふと呼び覚ましてくれる、「一円玉」のニュースにも映る。落書きにて。

平成25年3月4日
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■ 他の小稿

敷島の家族を思う心 2012/01/20 
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