2013/02/26(火) 18:45:00 [食の安全]

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中国米「ひなあられ」考 
 
 このシリーズの小稿(メモ)は、輸入食材については「特に気にしていない」。何を食べても「大丈夫」と思われる方は例外として、ご関心をお持ちの方を対象としている。且つ、時に警鐘を意味するケースは有るが、通常は、こちらからの「問いかけ」に過ぎないのでご理解いただきたい。

 下記は、一部のスーパー(チェーン店)で販売されている「ひなあられ」の一例だが、主原料の「米(うるち米)」が輸入米であることを示している。通常、表示は、多く使用している産地(生産国)のものから並べられている。国会の会派別の議席数と同じようなものだ。たとえば、原料に使用した「米」の場合、中国米、タイ米、豪州米と表記されている場合は、中国米が最も多く使用されていることを意味しているとみなして差し支えない。

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「ひなあられ」の裏表示の一例(隊員)(こちらでブログ掲載用にリサイズ)
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真実を書かない新聞

 下記に、今後の参考のため、輸入米に関して報じた紙面(日本経済新聞)をクリップさせていただきたい。現状で、どれくらいの量の米が輸入されているのか。その概ねの参考にはなる。だが、その他は、同紙面の権益方向に沿ったかのレトリックな記述で占められている。

 たとえば「中国米」の場合、「日系企業等の投資で品質向上」としているが、あくまで出荷・輸出管理に関する「品質向上」に他ならず、米それ自体に問うべき「安全性」とは無関係の「向上」に過ぎないと。そう読み取ってよい。

 日本では、かつてカドミウム汚染などの問題が生じた場合は、当該の用地の米栽培へ使用を禁止するなり、土壌を根本的に入れ替えて再検査するなどの措置が執られた。そうした事例が有った。だが、支那(China)では重金属による土壌汚染が同国内の専門家によって指摘されるケースが有っても、そのまま使用しているケースがほとんどである。

 「中国米」の危険性に言及した誌面を、参考までに先稿でクリップしたが、上記の紙面は、それらの点には何一つ言及せず、あたかも「輸入米を見直そう」とするかの方向性で記事を配してることが判る。

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日本経済新聞 平成25年2月25日夕刊 記事(切り抜き)購入紙面(5面)より
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 紙面は、日付やスポーツの結果を参照したり、事象に関するキーワードやヒントを拾ったり、メディアによる“世論作り”の動向を観る上では確かに“参考”になる。だが、肝心なことを書かない。権益関係が都合悪い真実には言及させない。それが「新聞」であると認識してよい。
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多い、「その他」、無表示に中国産を含むケース

 国守る勉強会の資料の中でマトリックスの形をまとめて紹介するが、「その他」、無表示に「中国産」を含むケースが実に多い。他、海苔や魚貝類の中では「韓国産」ものが「中国産」より多数派である。そうしたケースもまた少なくない。

 たとえば、メーカー名はここでは記さないが、「オルチニン」を摂ろうと謳(うた)うサプリメントや「しじみ汁」の原料(しじみ)や、インスタント味噌汁や立ち食いそばでお馴染みの「わかめ」。レストランの「あさりの・・・」「海老の・・・」「いかの・・・」なにがしといったメニューなどでも、あえて産地表示が無い場合は、ほぼ、上記のステキな産地のものが多数派であるとみなしてよい。あくまで個人的にだが、「なるべく外食はしないで、お早めにお帰り遊ばせ」と。たとえ質素でも確かな素材でこしたえた弁当を持たせてくれる。そうした敷島人の伴侶を探したく思っている。

 たまたまだが、夕食時にこうした記事のタイミングになってしまい申し訳なく存ずる。

平成25年2月26日
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■ 主な関連稿:

店頭販売のステキな寿司 2013/02/14
さらば、中国「猛毒米」! 2013/02/08
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【筆者記】

 中には虚構表示もと。それが否定できないものも有ろうかと思うが、先ず、袋やパッケージの裏を確認する。当ブログをご覧になってからそうした買い物習慣が身に付いた、との声を多くいただくようになり、有難く思う。本テーマについては、可能な限り今後も報告を続ける。
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日本は毅然とあれ!  

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路傍にて(筆者)
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