2013/02/05(火) 17:17:56 [国内時事]

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国益の「糧」を護る防衛力拡充を

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国産ガス開発加速 メタンハイドレート 日本海で調査
 経済産業省は国産ガスを確保するため日本近海で開発事業を加速する。次世代資源と期待されるメタンハイドレートの日本海側での埋蔵量調査を今夏に始める。メタンハイドレートの埋蔵を確認した太平洋側では3月から試験生産する。佐渡南西沖では4月から石油と天然ガスを試掘する。新たな埋蔵調査と、過去の調査を踏まえた試掘を同時に進め、エネルギーの輸入依存体質から将来、脱却することを目指す。以上、冒頭より/日本経済新聞 平成25年2月5日夕刊記事(切り抜き)購入紙面(1面)より資料として参照
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「国産ガス」開発加速

 福島第一原発での人災事故発生後、火力発電に使う液化天然ガス(LNG)の輸入が急増。輸入額が2年連続で過去最大となった。表題は、その影響もあり、「12年(昨年)は貿易収支全体が過去最大の赤字となった」と。その貿易赤字を定着させないため、経済産業省は、埋蔵している可能性がある領海域への国産ガス確保のための「開発事業を加速する」と伝える記事(日本経済新聞)である。

 その新たな一例として、「埋蔵を確認済みの太平洋側の渥美半島・志摩沖では、石油天然ガス鉱物資源機構(JOGMEO)と産業技術総合研究所が砂層と呼ばれる海底深くのメタンハイドレ―ドの産出試験にとりかかった。海底から産出できれば世界初となる」としている。図(紙面)には、この愛知県沖の同域だけでも「周辺には日本の11年分の輸入量LNGに相当する資源の可能性」としている。

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日本経済新聞 上記の同紙面(1面)より
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 事実とすれば、前政権下での政治ショー(事業仕分け)で削がれた国内諸機関の調査、計画に資するべき力が安倍政権発足後に徐々に回復を加速し、輸入、また輸入で積み上げられた貿易赤字解消へと通ずる国益への具体的な貢献性を示しながら国家的な事業がここでも進められる、と謂えよう。
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沿岸府県での経済、雇用の活性化も

 紙面は、「将来的に日本海側でメタンハイドレ―ドや石油を開発できれば沿岸府県に拠点施設ができ、産業や雇用の活性化につながる可能性がある」としている。あくまでも「将来的」な話として、主たるメタンハイドレ―ドの効率的な実用化への研究・開発がより進んでのことになろうかと拝察するが。

 期間をかけてでも自前のエネルギー資源を確保する。そのために予算を投入する。現実に、確保に成功すれば、開発へ投入した予算をはるかに超える国益が得られる。主権国家に有ってごく当然の仕組みの諸々を民主党前政権は壊しにかかり、それまで蓄積して来た国益の糧の芽をさまざまに摘み取りにかかった。その一方で、支那、朝鮮の国債の多額購入(史上初)やスワップ拡充、在日外国籍者らへの生活保護や福祉への分配、また分配を謀って来たのである。さらに、国民を黙らせるための悪法まで推進した。国家がおかしくなって当然の亡政であった。

 安倍政権下で主権国家に在るべき諸機能が回復し、自立した国家再生への動きが各方面で進むことを願って止まない。
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国土と国益の「糧」を護ろう

 多くのみなさまがすでにお気づきのことかと思うが、日本の森林、水資源をはじめ人や土壌にいたるまでの、諸々の国益の糧が狙われている。メタンハイドレ―ドもまたその一つである。日本をチベットやウィグルと同様に「自治区」化し、極東アジア全域を中華の「赤」で塗り潰す“将来地図”を描いている国が存在している。

 侵略には先ず標的の「地図」を整備する。それが賊らの常套手段の一つである。その前提として、且つ支配後の“統治”を睨んで属国朝鮮とそっくり同じ「道州制」をあらかじめ敷かせておく。それに気づいてか、気づかずかの政界の一部を間接的に遣ってこの日本に「朝鮮と同じ地区割り」を敷かせようとしていることに気づく必要が有る。

 是々非々で「道州制」推進への動きに反対し、国思う良識のみなさまと共に、瑣末な身も研究者の端くれとして上述の指摘を重ねてまいりたい。同時に、上記(国産ガス開発)のような新たな国益の糧を護る上でも、可能な限り早期の防衛力の強化、強靭化を願う一人である。メモにて。
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日本は毅然とあれ!   

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路傍にて(筆者)
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