2013/01/07(月) 20:25:00 [「保守潰し」に対する警鐘]

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良くも悪くも情勢は「紙一重」

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参院選 168人出馬予定 本社調査 自公過半数」が焦点
 今年夏の第23回参院選に向け、計168人が立候補の準備を進めていることが6日、産経新聞社の調査で分かった。非改選を含め自民、公明両党の与党が過半数(122)を超えて衆参のねじれを解消できるかどうかが最大の焦点となる。与党や日本維新の会など憲法改正に前向きな勢力が、改憲の発議に必要な3分の2以上(162)を獲得できるかも注目される。
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  定数242のうち改選は選挙区73、比例代表48の計121。立候補予定者は3年前の同時期と比べ約30人少なく、選挙区101人、比例67人となっている。産経新聞 平成25年1月7日朝刊 記事(切り抜き)紙面(1面)より資料として参照のため引用/並びに週刊ポスト 平成25年1月18日号記事(P37)より資料として参照(右)
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今夏とは謂え「180日後」には

 参議院議員選挙(第23回)が、今夏とはいえ約180日後には選挙戦へ「突入」(投開票予想日は7月21日)となるであろう。表題は、その参院選に向けて「計168人が立候補の準備を進めていることが6日、産経新聞社の調査で分かった」と伝える紙面である。

 現下で考え得る情勢としては、先ず衆院与党の自民党については、「現在83議席の自民は非改選49で、単独過半数には73議席足りない」と。また、「公明との連立与党としては非改選58で、両党の改選44から20議席の上積みが必要となる」としている。さらに、参院選へは初挑戦の日本維新の会については、「衆院選比例代表で民主党を上回る2位となった勢いに乗り、精力的に候補者調整を進める方針。自民に対抗するためには、全体の勝敗を左右する計31の1人区がカギを握る。みんなの党などとの選挙協力ができるかどうかが課題だ」としている。

 果たして、参院選まで日本維新の会がそのままで存在しているのか、どうか。民主党や小沢一郎氏の「生活の党」、社民党、共産党の動静など。今後を予測する上で流動的とみられる要素は未だ多々有るとはいえ、一応は、何らかの目安、参考とできる紙面かと思う。
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参院選「当落予測」

 いささか時期早尚ともいえるが、しかし、3つのケースを想定して「当落予測」を飛ばしている誌面を見つけたので、今後への何らかのご参考のためにクリップさせていただきたい。

 誌面の予測では、「Aシナリオ」として、「衆院選同様、自民、公明が選挙協力を組み、野党側は民主、維新、みんななど第3極政党がバラバラで選挙選挙戦を戦う」場合を想定。「Bシナリオ」として、「安倍自民と維新、みんなが連携する」場合を想定。さらに、「Cシナリオ」として、「公明が自民と選挙協力せず、第3極政党と「脱原発」で統一候補を立てる。この時、民主も第3極」の一翼を担って共闘する」場合を想定している。では、「当落予測」を見てみよう。
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「Aシナリオ」の場合

 「Aシナリオ」の場合は、「自公」のパターンでかろうじて過半数を超えるが、自民党が非改選(50議席)を合わせても「107議席」とは。厳しい数に映るが、「総選挙の比例区での各党得票を全国集計して」(誌面)割り出した数値ということで、一応の目安と出来そうだ。しかし、第3極政党の動向によってはこの「Aシナリオ」の線は無くなる可能性が高い。

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誌面(Aシナリオ)同誌面(P38-39)より
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「Bシナリオ」の場合

 このシナリオに似た動静となる可能性の方が、「Aシナリオ」より幾分かは高いものとみられる。参院選に向けては、「安倍政権はインフレ政策を強化し、日銀法改正、消費増税凍結で維新、みんなと連携」。結果、参院選は3党による圧勝となり、「安倍政権は公明党との連立を解消し、憲法96条改正に着手」と。但し、「憲法改正の方向性をめぐって保守勢力」の大分裂の可能性も」としている。

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誌面(Bシナリオ)同誌面(P40-41)より
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「Cシナリオ」の場合

 「脱原発」が争点の軸となった場合は、「維新、みんな、未来など第3極政党と、民主、公明「脱原発」で共闘、自民党は計「86議席」に留まり、「自民大敗で安倍内閣退陣。石破政権が誕生するが、景気回復なき消費税増税実施に野党が首相問責決議案を可決。石破首相は衆院を解散し、総選挙となる」と。さらに「橋下氏が衆院選に鞍替え出馬し、消費税選挙で自民大敗。非自民の橋下政権誕生へ」としている。

 興味深い「予測」だが、誌面(週刊ポスト)は、最近では、日本維新の会への協賛記事を連発していることもこの「予測」から間引いて読み取る必要がある。また、維新でさえ「保守」と呼べる存在は旧たちあがれ日本の数人しか実質存在していないことも念頭におかねばなるまい。

 この「Cシナリオ」は、そもそもが小沢一郎氏の一類がこれまで幾度も踏んできた方向性であり、参議院選挙へ向けても争点を自らに有利な方向へと誘導し、今回も“野党結集”へと動く兆候がすでに窺えるため要注意かと思う。

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誌面(Cシナリオ)同誌面(P42-43)より
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情勢は紙一重

 「Cシナリオ」のように、万一、「反自民」へとその陽動・結集作戦の成功を許せば、折角の安倍政権は1年も持たないことになりかねない。それがまた「安倍潰し」に狂奔する朝鮮系の日刊紙や特亜系の朝日、毎日らの“基本方針”であろうことは説明の余地もあるまい。情勢は良くも悪くも「紙一重」ではないかと考えるが。

 その意味で、良識は、すでに向こう180日がすでに選挙戦の思いで、先祖代々の日本を守る思いで進むことが重要である。安倍総理の自民党には、少なくとも単独過半数を超える議席を獲得いただきたい。結束して進もう。
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  読者のみなさまには、ご多忙の中、日々新たなご訪問をいただき感謝します。これからが良識の出番です。参院選へ、先祖代々の敷島を護るために必勝で臨みましょう。国害と指摘すべき事柄に取り組み、良識のみなさまに、至宝おわす国家に在るべき針路の共有を問いかける当ブログへの絶大なる応援をお願いし、辛抱強く支えてくださる国思うみなさまに心より感謝します。
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日本は毅然とあれ!   

20130107011    
路傍にて(筆者)
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 baner20121001

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