2012/12/29(土) 10:05:00 [「保守潰し」に対する警鐘]

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小沢氏にステキなお年玉

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未来 党分裂 宙に浮いた卒原発
 16日の衆院選の際、小選挙区で約299万票、比例区で約342万票を獲得した「日本未来の党」が、投開票日から10日あまりで分裂した。党名も「生活の党」に変更され、国政政党としては消滅。小沢一郎氏が嘉田由紀子滋賀県知事を選挙用の看板として担ぎ出したあげく、選挙が終わるやいなや追い出した。嘉田氏が掲げた「卒原発」に寄せられた民意は宙に浮き、国民の政党政治への不信感を一層深めそうだ。以上、冒頭より。/毎日新聞 平成24年12月29日朝刊 記事(切り抜き)紙面(3面)より資料として参照のため引用
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第二次「小沢民主党」も同じ「ロンダリングパターン」

 野合の果ては分裂しかない。野合の度合いが高いほど「分裂」も早期に訪れる。その、一つの法則性を地で行くかの事例である。表題には、嘉田由紀子氏(滋賀県知事)が、総選挙への看板利用のために小沢一郎氏から担がれ、選挙が終わって一方的に捨てられたと。嘉田氏があたかも被害者であるかの論調が窺えるが、実際に小沢氏が長年の是として来た「毒性」の方に分が有るとはいえ、本質的には「どっちもどっち」であり、勝っても負けても表題の結果(分裂)は目に見えていた。そう見なせば事の次第が判りやすい。

 その兆候は、すでに読者の多くがお気づきの通り、かの出鱈目な「マニフェスト」を拝見すれば、遅かれ早かれ「結果」が見えていたことである。小沢氏一流の選挙政治の“手腕”を拝察すれば、1).選挙用に、出来もしないマニフェストを掲げる。2).その看板にファジーな人物を立てる。3).ご自身はさほど表に出ずに、黒幕に徹する。そのパターンは「第一次小沢民主党」の時代から変わっていない。
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“結党”時点からそのつもりだったのか

 唯一、「第一次」とは異なっていた点は、看板利用された嘉田氏が、鳩山由紀夫氏のように潤沢な「資金」を持っていなかったことだ。小沢氏にとって、とても便利な“財布係”であった鳩山氏と比べれば、嘉田氏はその点で“遣いよう”が無い。

 しかも、物事がまるで見えていなかった鳩山氏よりは、嘉田氏の方が幾分かは頭が良さそうだ。総選挙後に小知恵を使われてあれこれこじれる前に、さっさと別政党を設けてそこへ移り、政党交付金を手にした方が良い。小沢氏のその本能的な「病癖」が、小沢氏側から「日本未来の党」分裂を急加速させた大きな要因とも拝考できる。最初から出来レースで、“結党”時点からそのつもりでおられたのかもしれないが。
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小沢氏にステキなお年玉

 表題のような“事件”については、その手の「あちら系」に精通している毎日新聞が詳しい。朝鮮日報(南朝鮮紙)との浅からぬ友好関係に在る毎日新聞は、南朝鮮紙と同様に「頭隠して尻尾隠さず」の紙面体質が顕著で、心の“祖国同胞”に関しては、朝鮮日報さながらにポロリと日本では報ぜざる事柄を“書く”時がある。その意味で資料として参照させていただいた。

 紙面を拝見すれば、「未来は得票分だけで約4億7000万円の交付が確定していた」と。続けて「嘉田氏と阿部知子副代表が未来に残り、小沢氏らが離党して新党を作れば、得票分の交付金を嘉田氏らが受け取り、議員分を小沢氏らが取る決着も可能だった」と指摘している。さらに「しかし結果は、離党した亀井静香、阿部両氏の議員分が現諾されるだけで、小沢氏側がほぼ独り占めする」としている。事実とすれば、小沢氏の側にとっては、ステキなお年玉になるわけだ。

 軒先を借りて母屋を盗る。表札(党名)まで変えるとは、亜系賊類の乗っ取り手法を地で行くやり方としか謂ようがあるまい。騙すより騙される方がまだマシとの論法もある。だが、本来の知事職をさて置くかのように、国政への我欲をまんまと利用された嘉田氏の方にも、鉛筆を持って「日本未来の党」へ投票した有権者への釈明し難いものを拝察できる。同情の余地は無いのである。その嘉田氏があらたに結成するとする新党の名称は、たとえば、「どっちもどっち」とか。「黄昏の党」とかになさった方が有権者に判りやすいのかもしれない。
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政党交付金の見直しを

 政党を作っては壊し、また作っては壊して交付金を持ち逃げする。小沢氏のロンダリングが今や広く知られるようになった。例えば、交付金支給の要件に、政党結成から一定期間(たとえば三ヶ月、半年など)はその対象とせず、監査期間とする。その間の素行を観る。少なくともそう厳格化すれば、小沢氏のようなケースはある程度防げるのかも知れない。

 そもそもが、違憲の外国人参政権とか、日本国民の口を塞ぐ人権侵害救済法案など。国家転覆に通ずる闇法案(当ブログ命名)の国会提出を謀るような政党は、国民政党の定義から外し、政党交付金は一切交付しない。そうしたガイドラインを設けて然りである。「政党交付金」の定義と在り方の根本的な見直しを提案したい。
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■ 主な関連記事:

オカルト「嘉田由紀子氏」拝考 2012/12/01
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【筆者記】

 「日本未来の党」への期待を煽るかのメディア報道も華々しかった。だが、鉛筆持ったら「鼻から牛乳」では話になるまい。有権者には「もう騙さない」眼が必要だ。
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路傍にて(筆者)
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