政府「難民申請、就労許可厳格化」へ
2015/03/08(日) 18:42:00 [明るいニュース]
民主党政権時の「一律化」見直しへ
難民申請 就労許可厳格に 偽装防止 「一律に資格」見直し
法務省は、難民に該当しない外国人が就労を目的に行う「偽装難民申請」を防ぐため、申請者に一律に就労を許可する現在の運用を見直す方針を固めた。難民ではないことが明白な申請者の就労は認めないようにする。偽装とみられる申請が増えたことで、認定の審査手続きが長期化し、本来の難民救済に遅れが出る事態を避けるためだ。同省は、近く策定する新たな出入国管理基本計画にこうした方針を明記し、改善を急ぐ。以上、冒頭より。讀賣新聞 平成27年3月8日朝刊 購入紙面(1面)より「個」の日記の資料として参照
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▼ 平成27年3月8日、他の小稿
・韓国「日本は敵国」の精神病理
・おはようございます
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民主党政権時の「一律化」見直しへ
民主党政権下で改変された難民申請者への「就労許可」一律化を、現政権は就労許可の厳格化と合わせて見直し、改善を急ぐ方針を示した(要旨)と伝える紙面を参考資料の一環として表題にクリップする。
平成22年に改変された「難民認定制度」では、それまで「生活困窮者に対してだけ優先的に認めていた就労資格」を一律化し、六カ月間の就労許可も再申請さえすれば自動的に付与される仕組みになっていた。そのため就労を目的とした偽装申請が急増し、実態上の不法者の増加につながり国内の社会問題となっていたことは先稿で触れた通りである。
現政権下で法務省が固めた新たな方針は「一律化」を見直し、「難民ではないことが明白な申請者の就労は認めない」としている(要旨)と表題は伝えている。事実とすれば、真の意味での「難民受け入れ」という人道的な枠組みは残すことで国際社会に人道国家であることスタンスを示しながらも、しかし、偽装難民の増加に歯止めをかける一策とでき、現下に可能な一歩を示したグッドジョブと謂えよう。
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難民認定の厳格化により
難民の認定については、これまで地方の入国調査官が申請に応じた審査を行い、その報告を受けて法相が可否を決める(要旨)とする仕組みはそのまま残すが、今後は「(申請者)本人が外国人技能実習生かどうかを確認したり、生活実態の調査を(より)厳しくする」(表題)としている。
これまで「難民申請」をほぼ(=イコール)で受理し、「申請理由がずさんでも、半年が経過すれば自動的に就労許可が得られる。その結果、偽装申請の横行につながった」(紙面)との指摘の悪循環が露わであっただけに、審査の厳格化は朗報と謂える。
たとえば、技能実習生で日本へ渡航して来ていながら、現場から逃亡して難民申請者へ“鞍替え”するという非難民の不法申請の実態と、再申請の繰り返しによる延々累々とした、事実上の不法就労への有効な一つの対策になるであろうことは推察に難くない。
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■ 主な関連稿
・ネパール人逮捕「難民偽装申請を指南」考 2015/02/05
・「難民認定申請が急増」考 2014/10/18
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【筆者記】
この先で「技能実習生制度」の見直し(先ずは厳格化)もと。国民の一人としてそう切望したいところだが、いわゆる「90分完結型」のクズドラマのようには行かない。それが政治の現状かと拝考する。通名の事実上の廃止や近隣諸侯条項の見直し、明解な首相談話発行への動きを、さりげなく手を差し伸べる猫のように、良識が支えてべき時ではないか。
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国体の護持と弥栄を!
春冷えの 空に尋ぬる うぐいすの 声はまだかと 彼岸を前に
敷島の路傍にて(壁紙)(平成27年)義広撮影 【敷島について】
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□ 文末挨拶 【付記】
□ 武士は花を愛でる 【付記】
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□ 敷島の和色465色と四季の繊細 【付記】
□ 俳句、和歌は敷島の文化 【付記】
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