「日韓局長級協議」小考
2015/01/20(火) 09:40:00 [国思う注意報/提案]
メディアが云う「関係改善」とは
日韓局長級協議 見えぬ関係改善の道筋
今年初の日韓局長級協議で、韓国側は今回も慰安婦問題を前面に据え、日本側に「誠意ある対応」を繰り返し迫った。日本政府としては、早期の日韓首脳会談実現に向けた環境整備を加速させたいところだが、慰安婦問題に固執する韓国側の姿勢に変化がない以上、関係改善の道筋は見えてこないのが実情だ。
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そもそも局長級協議は今年の国交正常化50周年を見据え、日韓間の「諸課題」を議論する場としてスタートした。だが韓国側は昨年4月の第1回協議以来、慰安婦問題を集中的に取り上げ、なし崩し的に協議の着地点を慰安婦問題の「解決」にすり替えてきた。以上、冒頭より。産経新聞 平成27年1月20日朝刊 購入紙面(3面)より「個」の日記の資料として参照
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▼ 平成27年1月20日の小稿として
・汚い米は棄てました
・寒中見舞い
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▼ 同19日の小稿として
・在日韓国籍逮捕「対北・壁紙不正輸出」考
・なぜ「博士の独り言」は「カルト対策」を扱うのか
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メディアが云う「関係改善」とは?
表題は、今年初の「日韓局長級協議」が19日に行われた。当日の話し合いは、“慰安婦問題”を掲げる韓国(南朝鮮)側との平行線で終わった。「慰安婦問題に固執する韓国側の姿勢に変化がない以上、関係改善の道筋は見えてこないのが実情」(要旨)と伝える紙面(産経新聞)である。
産経紙も含めてだが、果たしてメディアが云う「関係改善」とは一体何なのか。単なる南朝鮮側の“ご意向”に沿った“示談”“談合”に従うことを云うのだろうか。小稿ではその点にあらためて言及したい。
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“要求”に応じない分「まだマシ」か
表題の協議が、もしも民主党政権下での行われていたとすれば、官邸からの歯止めも無く、一方的な“要求”に応じる方向で推移したであろうことは、鳩山、菅、野田各氏の首相時代の事跡を観れば推察に難くない。
たとえば、三氏の中でも最も“保守”に近いとされた野田首相による“ご用聞き”の事跡も人として「まとも」と謂えるレベルには無かった。たとえば、平成23年10月18日の訪韓(Web)の際も、野田氏(当時首相)が“あらためて慰安婦問題に謝罪し”“賠償”を青瓦台(南朝鮮大統領府)で李明博大統領(当時)約束して来ている。日本では報道されなかったが、南朝鮮紙らが報じたためにバレた一件としてご記憶の読者もおられることと思う。
片や、南朝鮮にとっては当時の首相がかくも卑屈な謝罪、賠償案を提示し、“慰安婦問題解決”を約束したがゆえに、“あの約束はどうなったのか”とただでさえ執拗な国家体質がさらに露骨で且つ執拗になっていると。民主党がその新たな“踏み台”にしたと謂える側面も有る。だが、自らが約束を何ら守らない南朝鮮が、野田氏の“約束履行”を要求する筋合いにも無いわけだ。
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合せて日本人の口封じ法案も
その訪韓に前後し、野田氏は、国内(日本人)の口封じに資する「人権侵害救済法案」など闇法案の法制化へ向けての自らが座長として推進に努め閣議決定までしている。その政権が続けば民主党から偽装分散した国会勢力の賛同を得て「人権侵害救済法案」は法制化し、日本の方が「韓国化」していたであろう可能性については、当時の小稿で重ねて指摘したことだが。
野田佳彦氏は幾分かは“保守政治家”的な側面を見せて来たため、朝鮮語ペラペラの前原誠司氏らと共に“民主党内でも数少ない保守派”と誤解されて来た様子だが。以前から幾稿となく指摘を重ねて来た通り、これらの議員は保守では在り得ないため今後も注視を要する。
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恥知らず国「韓国」
一方の南朝鮮は数万人にも及ぶとされるベトナムでの「ライダイハン」の事態一つ取り上げても、とてもではないか自国のボロ隠しのために捏造した“性的奴隷被害”を、ましての捏造への謝罪を申し述べる立場にはさらさら無い。
戦後混乱期の日本で、朝鮮戦争で、さらにその後のベトナム戦争で殊に鬼畜以下の所業を婦女子に対してなして来てそれらには「謝罪」一つ示さない南朝鮮という国家が、対日虚構をもとにした“慰安婦被害者の心の痛み”とか。“消えない心の傷跡”云々と云える筋合いには無い。
安倍総理は民主党の前付けの負荷を背負っての「新談話発表」への動静を踏むことになる。局長級協議については南朝鮮の妄暴を防ぐ、いなす手立てにはなるが、このまま平行線で良い。
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■ 主な関連稿
・韓国「執拗な“慰安婦問題”対応要求」 2015/01/12
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【筆者記】
「安倍談話」に沿った形でも良い。「近隣諸国条項」を今年こそ撤廃すべきだ。
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国体の護持と弥栄を!
路傍の猫 (壁紙)(平成27年)義広撮影 【敷島について】
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