日本「エジプトの木家具作りに貢献」
2014/12/20(土) 18:55:23 [明るいニュース]
日本の支援で「木加工産業」発展へ
エジプト家具に日本の技
【カイロ-溝田拓士】 ナツメヤシの実(デーツ)の生産量が世界一のエジプトで、これまで燃やしていた枝を木材に加工して家具をつくる地元の民間団体(NGO)の事業に、日本政府が支援に乗り出す。日本の木工職人を派遣し、日本の勝れた木工技術を生かすことも計画している。以上、冒頭より。讀賣新聞 平成26年12月20日夕刊 購入紙面(14面)より「個」の日記の資料として参照
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ここ一両日の小稿として 【付記】
・韓国「集団私刑状態」考
・理研「STAPできず」考
・地域猫「ノラ猫ゼロ作戦」考
・「ナッツ事件」が「平昌五輪」日本支援を呼び込む可能性も
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先端を行く日本の木材加工技術
旅行や出張先で、あるいはお住まいになっている地域の土産物屋さんで寄木作りや木彫りの逸品など、精製な木製の工芸品をご覧になり、手に取られたことが有ろうかと拝考する。
いわゆる、木を切り出して建屋の柱、壁、屋根の基本材を作り出す過程で、余りでた木片や削りくずなどを上手に使って細工したものが大多数である。いわば、木を大切して来た敷島の伝統。「勿体ない」を是とするつつましやかな心の継承を自証する一つ一つと謂えよう。先端を行く日本のもう材加工技術もまた、それらの伝統技術が反映されている一つと認識すれば、はるかなる系譜を含めて判りやすくなる。
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ナツメヤシの枝を再利用
表題は、「エジプト家具に日本の技」と題する記事(讀賣新聞)だ。砂漠の国ながら、エジプトはナツメヤシの生産量「世界一」(全世界の2割にあたる147万トン)を誇る国である。
以ってエジプト国内だけでも「約1200万本」のナツメヤシを擁しているが、これまで生産物にはならないとして枝葉の部分を焼却して来た。そこから「発生する大量の煙は「大気汚染の一因」(エジプト環境省)とも指摘される」(紙面)との問題を抱えて来た。
そこで地元の民間団体(NGO)が「葉を取り除いた長さ3~4メートルの長さの枝を削り、家具の材料として使える堅く細長い数ミリ四方の角材を一列に並べて接着・圧縮して合板加工する」技術と機械を独自に開発し、「11年から机やイスなどのの家具製作を始め」たとしている。
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日本の支援で木加工産業の発展を
しかし、それもまだ始まったばかりである。もっと多様な家具や木製品を作り出すことが出来れば、エジプトの木材加工業が発展し、それによる新たな雇用の創出・拡大も可能になって行くはずだ。
そこで「日本政府は、事業拡大を目指すNGOからの支援の要請を受け、政府開発援助(ODA)の一環として行うNGO向けの資金協力の対象に選んだ」と。「関係者によると、年内にも1000万円の契約を結び、工房の拡大を目指す方針」としている。同国に技術と工夫を伝えるため、「日本の木工職人を公募し、エジプトに派遣することも検討している」とある。
さまざまな紆余曲折や政変を経ながらも、しかし、基本的に歴史と大義を重んじて来たエジプトはどこぞのごく一部の特殊な国とは異なり、恩義を仇で返すことはない。まして猫の遠い故郷ともいわれ、猫を「マウ」と呼んで大切にするエジプトは、個人的にだが親近感を持てる国でもある。日本の支援が、同国の木加工産業の発展と率直に反映されていくことを願う一人である。
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国体の護持と弥栄を!
敷島の路傍にて(壁紙)(平成26年)義広撮影 【敷島について】
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