慰安婦「親朝日勢力の工作 2つの論点」
2014/10/06(月) 22:35:00 [メディア報道の闇]
藤岡氏「対日毀損工作 2つの論点」を指摘
朝日 大誤報認めて2カ月 親朝日勢力の工作 2つの論点を提起
朝日新聞が慰安婦問題の大誤報を認めてから2カ月が過ぎた。世界に「慰安婦=性奴隷」という事実無根の宣伝が広まるなか、朝日による日本と日本人の名誉を回復させる動きは鈍い。一方、「親朝日」勢力による問題継続の“工作活動”も始まっている。慰安婦問題を徹底追及してきた拓殖大学の藤岡信勝客員教授が迫った。以上、冒頭より。夕刊フジ 平成26年10月7日号 購入紙面(2面)より「個」の日記の資料として参照
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▼ 週はじめの稿として
【第一稿】 NHKと朝日新聞の共通点
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朝日新聞に巡って来た
虚偽上塗り“訂正”、上辺“謝罪”のツケ
藤岡信勝氏(拓殖大学客員教授)の指摘稿を今後の参考のためクリップさせていただきたい。紙面で藤岡氏は、「朝日が8月5、6日に掲載した、慰安婦報道の検証記事は欺瞞(ぎまん)に満ちたものであった」と指摘。「産経新聞からコメントを求められた私は「白旗を掲げつつ進軍ラッパを吹くようなものだ」と評し、「朝日新聞はその代償を払わされることになるだろう」と予言した(8月8日付)。その後の経過は、私の予言通りになった」として、虚偽上塗りの“訂正報道”のツケが同紙に巡り返って来た状況を指摘している。
件の朝日新聞は、「8月28日には追加の小特集記事を掲載し、河野洋平官房長官談話には吉田清治証言は影響していないとして、談話見直しに反対するミニ・キャンペーンを張った」と。だが、「その後、ジャーナリストの池上彰氏のコラムを一時不掲載にしたことなども響いて、9月11日、ついに木村伊量社長が記者会見を開いて謝罪する事態に追い込まれた」と経緯をレビューしている。
いわば、朝日新聞はその場逃れの処々新たな粉飾を重ねて来たが、その自社矛盾が宿便の毒のように朝日新聞の体内に巡る状況になって来た。この先で同じような逃れのパターンを繰り返そうとも、嘘としてさえ通用しなくなる。結果、朝日新聞自らが「代償を払うことになろう」とする藤岡氏の指摘である。
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藤岡氏は「2つの論点」を提起
(その一)「捏造」であり「誤報」ではない
藤岡氏は、現時点で確認すべき「2つの論点」を提起しておられる。1つ目は、「朝日の犯したのは、うっかり間違いの「誤報」なのか、意図的に事実をデッチ挙げた「捏造」なのか、という問題である」として。「植村隆記者は1991年8月11日付の大阪本社版社会面で、慰安婦の過去をカミングアウトした第1号、金学順(キム・ハクスン)さんの証言を記事にした」事例を挙げておられる。
云く「植村記者は「だまされて慰安婦にされた」とは書いたが、「14歳のとき、母親に40円でキーセンに売られた」という重要な事実を書かなかった」と。「また、金さんが「女子挺身隊の名で」連行されたと書いたが、本人は一言も女子挺身隊には言及していないのである」と。誤報とは云い難い、意図的な捏造性が有った事実を指摘。要するに、そもそもの“元慰安婦”の重用部分を無視して書いた記事は到底誤報と云えるものではなく、「捏造」と指摘すべき記事であることを指摘している。
朝日報道のこの核心については、小ブログでも皆様に問うて来たことでもある。ミスの意味合いを有する誤報と謂うよりは、意図性を持った明らかな「捏造」である。さればこそ、朝日新聞は実に長きに渡り、且つ多岐に渡って“さすがの捏造新聞”で在り続けることが“できた”のである。
藤岡氏は、「植村スクープは完全な捏造といわれても仕方ない」と。「このことは、9月末放送のテレビ朝日『朝まで生テレビ!』でも珍しく合意された」として。《朝日は8月5日の検証記事で、金さんがキーセンに売られたと明らかにしたのは『91年8月14日に北海道新聞や韓国メディアの取材に応じた際』とし、女子挺身隊については『当時慰安婦と挺身隊の混同がみられ、植村氏も誤用した』と説明。『意図的な事実のねじ曲げはない』とした》」とその内容を挙げている。
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(その二)“慰安婦問題”は
「吉田証言」の捏造余波の確認で終止符
さらに「第2は、吉田証言を虚偽として取り消しても、「慰安婦問題は厳然として存在」しているのかという問題である。一部メディアなどは、慰安婦問題を「継続」することに躍起になっている。今、最大の争点はここにあるといってよい」と。
だが「継続派は集団錯誤に陥っている。吉田氏の創作した「奴隷狩り」のイメージが、慰安婦問題のすべての原点なのである。それ以前に、慰安婦の強制連行などを問題にした人はいない。吉田氏の嘘は1982年から、現代史家の秦郁彦氏による韓国・済州島の現地調査で虚偽がバレる92年までの10年間、誰も疑うことなく、ノーマークで闊歩(かっぽ)した」と。
結びに「この10年の刷り込み効果なしに、慰安婦問題は存在しなかった。吉田証言が否定された今、慰安婦問題はすべてが消滅する。これをこそ、「直視」すべきである」と指摘している。いわば、当該の朝日新聞や朝鮮日報(南朝鮮紙)らが未だに主張する“慰安婦の証言”まだ残っているとする“信憑性”については、上記の植村氏の捏造の事例に照らすまでもなく悉くが疑わしい。その実態は産経紙などが紙面で個々の事例を挙げて来た通りである。
然らば「吉田証言」が独り歩きしたその約十年の間に、その嘘に尾びれ背びれがつき羽が生えるかように厖大化した。その十年の過程を客観的に検証すれば、朝日、南朝鮮紙らが残り火のように主張している“慰安婦”の“根拠”もまた実質的に消滅する。いわば、自民党党内で吉田証言のその後の影響を調査・検証する「特別委」を設置する事由も、藤岡氏の指摘と軌を同じくするものであることを確認できる。但し、その検証プロセスでは必然的に「河野談話」の見直しをなしてこそ「止(とど)め」となることは云うまでもないことだが。
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■ 主な関連稿
・自民「吉田証言の影響検証」特別委設置へ 2014/10/04
・自民検討委「朝日記事が国益毀損」考 2014/10/03
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・朝日新聞の正体 2 2014/09/13
・朝日新聞の正体 2014/08/26
・「在日の虚構」1 2014/06/04
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【筆者記】
藤岡信勝氏の益々のご健勝とご活躍をお祈りする。
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敷島の路傍にて(壁紙)(平成26年)義広撮影 【敷島について】
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