2014/06/11(水) 22:12:00 [国際時事(注意報)]

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中越「開戦危機」に

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官製メディア「銃弾を使うことも正当な権利」
 中国がベトナムに対する「武力行使」を主張し始めた。領有権を争う南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島付近での権益を守るため、官製メディアが「銃弾を使うことも正当な権利だ」などといった過激な意見を掲載したのだ。経済失速や官僚腐敗、テロ事件、権力闘争などが直撃する習近平国家主席は、新たな中越戦争で体制維持を図る思惑なのか。以上、冒頭より/ 夕刊フジ 平成26年6月12日号 購入紙面(2面)より「個」の日記の資料として参照

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▼ 平成26年6月11日、他の稿

韓国人学生「旭日旗のステンドグラスを撤去せよ」事件
「食」のテーマをこれからも

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体制維持のための対外ブラフの可能性も

 表題紙面は、支那(China)の官製メディア(人民日報傘下の)「環球時報」が10日付で、ベトナムに対して「銃弾を使うことも正当な権利だ」などといった過激な意見を掲載した」と。武力行使もやぶさかではないとのブラフを放ったと伝えている。表題は、「経済失速や官僚腐敗、テロ事件、権力闘争などが直撃する習近平国家主席は、新たな中越戦争で体制維持を図る思惑なのか」とも指摘しているが、果たして。

 中国共産党が、南シナ海のパラセル諸島付近での(一方的な石油採掘による)権益を守るために、付近を航行するベトナム船舶に対する暴虐が続いている。その一方では、いよいよの時は、陸続きの国境を超えてベトナム側へ侵攻すら辞さず、とのスタンスを見せつけているが。
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「開戦を狙う」スタンスも

 開戦の可能性について、紙面は、「航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は」として、「「中国がいつ武力行使に踏み切ってもおかしくない」といい、こう続ける」と。「中朝国境に相当の人民解放軍が集結し、空軍も待機しているとの情報がある」と。「79年の中越戦争直前と酷似している。習主席は、異常な国内情勢のなか、国民の関心を外に向けるしかなくなっている」と。

 さらに佐藤元空将による、「沖縄県・尖閣諸島は日本も米国も引かないため、ベトナムが選ばれたのだろう。自作自演を含め、ベトナムで中国人が被害に遭うなど、開戦のきっかけを待っているのではないか」との指摘を紹介している。
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伝統の「指桑罵槐」の手法に警戒を

 いわば、尖閣諸島に向けていた「体制維持のための開戦」のはけ口を、今度は安全保障の後ろ盾がなく攻め易しと観たベトナムへと向けて来た、と一面では指摘できるのかもしれない。その一方で、しかし、伝統の「指桑罵槐」(桑の木をさして槐(エンジュ)の木を罵る)手法を二重手として用い、中越間の危機に国際社会の目が向いている間に尖閣への侵攻を強める可能性もまた否定できまい。

 自衛隊の戦力充実を挙げ、いざ開戦となっても人民解放軍の戦力には劣らず、との指摘はある。だが、人民解放軍が最も得手としているは戦力というよりは人海「戦術」の方であり、文明国家の常軌では予想だにも出来ない手を駆使して来ることは、たとえば、日中戦争時の便衣兵(民間人偽装の兵員)はじめ途方もないゲリラ戦術の数々に照らしてもその癒えぬ「DNA」の正体は明らかではないか。
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日米安保の隙を衝く「国防総動員法」

 その手法の一つとして挙げられるのが、当ブログも指摘して来た「国防総動員法」である。自衛隊機にスレスレまで超接近して来る人民解放軍戦闘機が、万一の機体接触を起こした際も、習近平氏(国家主席)が対日「有事」と“判断”する可能性は必ずしも「ゼロ」とは謂えない。

 先ず自らの手を汚さずに、但し「国防総動員法」のもとに在日支那人を皆兵化し日本国内各地で騒然を引き起こす。日米安保が存在していても、その騒然が内政事項と観れば米軍は一切手出しできない。また、米軍が迂闊に手出しできないように、日本人が騒然を惹起しているかに様々に偽装を凝らしてそれらを引き起こす。つまり、日米安保の隙を衝いたトロイの木馬式の侵略も可能になるのである。以上は、敷島調査隊による地を這うような調査をもとに、人民解放軍が用いて来る手法の一つとして民間防衛の視点から厳として指摘しておきたい。動向に注視と警戒を要する。
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■ 主な関連稿

接近中国軍機「ミサイル搭載」考 2014/05/26
中国戦闘機「異常接近」考 2014/05/25
テキサス親父「中国の侵略行為への対処法」 2014/05/16 
日中「一触即発」考 2014/04/20 

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露「クリミア編入を表明」考 2014/03/19 
「日中開戦」の可能性について 2014/01/18
安倍総理「領空守り抜く」 2013/11/26
中国「防空識別圏設定」考 2013/11/24
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始まった「中国人・不動産売却」 2013/11/29 
懐柔「中国大使出没」考 2013/11/28
中国大使館「在日中国人へ登録呼びかけ」 2013/11/26 
あなたの隣の「中国スパイ」考 2013/09/03 
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事例付記 膨大な人命を奪って来た中国共産党 
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敷島の紫陽花(壁紙)(平成26年)義広撮影
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