台湾「日本時代がブーム」考
2013/09/22(日) 17:35:00 [明るいニュース]

台湾「日本時代がブーム」考
▼ 平成25年9月22日、他の稿
・冬季五輪の星・高梨 「総合V2」
-----
▼ 同9月21日の稿
【第二稿】姿消す「韓国産わかめ」
【第一稿】気球高度「世界最高記録」達成
----------
日本時代が台湾でブームに
日本統治時代 若年層でブーム
大正ロマンにヒントを得た漫画や、戦前に甲子園で準優勝した野球部を描いた映画-。台湾の若い世代が、日本統治時代を題材にした作品を次々と生み出している。政治的状況から、この時代は学校教育では詳細には触れられないが、日本のポップカルチャーの影響を受けた世代が歴史的資料を基に自由な発想で作品に仕上げている。中国との関係改善が急速に進むなかで、現在の台湾社会の文化的背景のひとつとして日本時代への興味が強まっているようだ。(台北 吉村剛史、写真も)以上、冒頭より/産経新聞 平成25年9月6日朝刊 記事(切り抜き)購入紙面(8面)より「個」の日記の資料ととして参照
----------
日本を懐かしむ若年層
去る9月6日の時点で表題紙面をクリップしようと用意していたのだが。どこぞの国による謂われなき五輪招致妨害が発生し、我が陣も事実確認のための調査指示、有志間の連絡などによってつい時間を逸してしまった。あらためての時間差クリップになるが、明るいニュースの一つとしてここに紹介したい。
一般に、台湾人は中国(支那)人と同一視されがちだが。台湾人は誇りある高砂民族であり、同国で外省人と認識されている支那人とはDNAの系譜を異(こと)にしている。いわば「似て非なる」存在が台湾人と支那人とであることを先ず確認せねばなるまい。その「似て非なる」事実は、たとえば、日本人と朝鮮人の「違い」にも共通していよう。
我々がもしも朝鮮人と誤認されるようなことあれば、特殊な部類以外のたいていの人は快く思わないのと同じように、生粋の台湾人が「あなたは中国人か?」と云われるようなことがあれば、やはり快く思わないだろう。先ずは、この点の思慮を以ってして接することが大切かと思う。
----------
支那の対台工作と外省系の暗躍
台湾は、中国共産党による柔硬二面を使い分ける対台解放(侵略)工作の圧力と、台湾内で工作活動を進める外省系の流入によってさまざまな侵蝕を受けて来た。一部での反日世論の惹起もその元を質せばそれらの賊によるものがほとんどだ。加えて、台湾の良識によって信者が激減して壊滅状態となった創価学会ら朝鮮系(または朝鮮色が濃厚な)カルト教団も、宗主国の意図を受けてか、外省系らと同じような工作活動のために、台北などを中心に執拗なまでに台湾に出入りしている、との状況も現地の方々から伺っている。
特に創価学会は、片や公明党を政権に寄生させることによって日台交流の進展を阻んでおり、他、中国共産党をはじめ南朝鮮セヌリ党(「背乗り党」や当ブログでは命名)や他、同国野党の両方とそれぞれに筒抜けのパイプを有する対日工作政党であるため、早期の「自公」解消が望ましい。
----------
李登輝氏と台湾の良識
それはともかく、我が国にとって重要な本来台湾の存在であればこそ、上述の勢力が対台解放工作の外交面で重きを「日台分断」彼(か)の国の意図に沿うかのように展開して来た実態については多くの皆様がすでにお気づきのことかと思う。その“成果”相俟ってか、一時は反日的な風潮が若年層に広がるかの状況に在った。
しかし、李登輝氏(台湾元総統)は幸いにも健在にあられ、同国内の良識の静かな尽力によって、表題が「中国との関係改善に着手した2008年の馬英九政権発足以降、自分を「台湾人」と考えている人が急増している(台北市の政治大の世論調査)」(紙面)とする、いわば中国共産党の意図とは逆の現象が広がるにいたっている。
高砂民族の誇りと品位の高さを示すものであることは云うまでもない。そして、日本統治の良き時代(メディアが垂れる“植民地時代”には非ず)を現今から遡及し、当時の時代の良さを見直し、さらにそこから日本の良さをポジティブに見直す。その動きが今度は若年層を中心に広がりつつある。その一端を取材の形式で紹介しているのが表題紙面である。
----------
日本は最も好きな国
紙面はその傾向について、「日本の対台湾窓口機関、交流協会の2012年度の対日世論調査では」として、「尖閣諸島(沖縄県石垣市)問題がくすぶるなかでも、「最も好きな国・地域」で日本が43%で前年度から微増し、首位を堅持した」と。
続けて「「日本」と回答したのは20代が54%、30代が50%と、40~80歳(39~36%)を上回る。若者の親日感情の強さが際立った形だ」としている。一番好きな国にシンガポールやアメリカ、支那を挙げた人たちの中でも、もしも「その次に好きな国は?」と問えば、特に、シニア世代も含めての、日本への好感度を示す数値はさらに上がるであろう事は、東日本大震災の時に国を挙げて米国と同等規模の大きな支援を贈ってくれた同国の民意に照らしても推察に難くないことだ。
----------
「台湾で自分たちの足下を見つめ直すとき」
紙面は、現在の台湾では「日本統治時代の発掘」がブームであると。たとえば、「日本統治時代の台湾のエリート養成校、旧制台北高校の歩みを擬人化した異色の歴史漫画」が流行しているとのこと。製作者の陳中寧氏の「日本時代の台北の写真を見て、街並みの美しさに感動した」と。「近代の日本と台湾文化の融合の上に開花した“大正ロマン”的な世界も魅力的だった」との談話を紹介している。
また、「台湾大出身で「AKRU」というペンネームの漫画家、沈穎杰さん(31)は代表作「北城百画帖」を手がけた動機をこう語る」として。「漫画の舞台は、台湾総督府が始政40周年を記念し、昭和10年(1935年)に台北で開催した「台湾博覧会」の時代だ」と。「カフェーの主人を軸に、日本軍の航空兵を志した台湾少年や、日本の台湾先住民研究者に協力したタイヤル族の少女の幽霊などを女性らしい視点で幻想的に描き、今年、日本の外務省主催の第6回国際漫画賞で入賞を果たした」と紹介している。
さらに、「1931(昭和6)年、夏の甲子園大会で準優勝に輝いた嘉義農林学校(現嘉義大)の野球部の活躍を描いた来年公開予定の映画「KANO」(嘉農)の魏徳聖プロデューサー(44)は、「台湾で自分たちの足下を見つめ直すとき、日本時代は避けられない」と語る。“発掘”は今後も続きそうだ」と結んでいる。
----------
■ 主な関連稿
・台湾「日本は最も好きな国」 2013/06/28
・台湾のみなさん、有難う! 2011/03/23
・追悼式典「台湾代表を正式迎え入れ」考 2013/03/06
・日本レトロ「台湾でブーム」考 2013/02/19
-------
・台湾の敵・創価学会 2012/03/19
----------
【筆者記】
日台相互に、次代を担う若い世代の間で絆が強く育まれることを願って止まない。台湾の安寧と繁栄を心よりお祈りする。
----------
読者の皆様にはご多忙の中、日々新たなご訪問をいただき、ツイートの皆様にフォローをいただき感謝します。連休の間もモバイルから更新を続けさせていただきます。お彼岸の間は明るいニュースを一つでも多くと思っています、絶大なるクイック応援をお願いします。事実の指摘は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。共有と協力を広げましょう、国思う活動を辛抱強く支えてくださる皆様に心より感謝します。
----------
日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
----------
↓携帯からもクリック応援を!
http://blog.with2.net/link.php?1405200
----------
【日台の絆を大切に!】と思われる方はクリックを!↓
スポンサーサイト