「トーストアート」に一言
2013/07/07(日) 23:05:00 [国内時事]

「トーストアート」に一言
▼ 平成25年7月7日
第3稿 韓国機「着陸失敗事故」考
第2稿 公明代表「集団的自衛権行使には断固反対」
第1稿 暑中のお見舞いを申し上げます
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食財を大切にする心を取り戻そう
トーストアートで十勝小麦をPR
北海道帯広市で7日、地元十勝の小麦をPRしようと世界一大きなトーストアート作りが行われた。一般市民ら240人が約3時間かけて、食パン約1万6500枚を丁寧に並べた。「依田勉三」をモチーフにしている。/ 時事通信 (Web) 平成25年7月7日付記事より日記の資料として参照
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感慨するところが有り
最近、殊に食材を使った造形イベントが目立つ。表題のイベントもその一つかと拝察する。だが、敷島人の一人として感慨するところが有り、地元メディアに問いかけをさせていただいたので、以下に報告する。
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飢餓に苦しむ国の人々が観たら
午後九時を回る夜遅くの時間帯。そのため明日にしようかとふと考えたが、地元のに電話を二、三かけてみるうちに当該の催しを知る記者と穏やかに話すことができた。
筆 者: 御社も報じられている「トーストアート」(7日)についてお尋ねしたい。
記 者: どうぞ。
筆 者: 催しとしては興味深く映るのだが、たとえば、ネットを通じて海外から観たらどうか。特に、飢餓に苦しむ国々の人たちがこの「日本のニュース写真」を観たらどう感じるか。その点に懸念を感じて電話申し上げた。
記 者: ああ、そうですよね (すでに質問を理解している様子)。
筆 者: お尋ねするが、催しに使ったトースト(パン)はどうするのか。捨てるのか?
記 者: いや、事後に集めて豚の飼料にすると聞いている。
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それでPRになるのか
筆 者: 後で豚の飼料にするつもりでの「アート」か。十勝小麦は希少なブランドのはずだが。結果、「豚に食べさせる」ものをわざわざPRにしているのか、との誤解も一部に生じかねないのではないか。
記 者: まさに仰る通りだと思う。
筆 者: “飽食の時代”とか謂われて久しいが、食べ物を大切にしよう。粗末にしてはいけないという感覚の欠如が随所に、またメディア報道にも観られることが残念だ。我々日本人でさえも、何時、飢餓に陥るやも知れない。世界を観て来てそう体感している。
記 者: その通りだ。もっと我々もしっかりしなければと思う。
筆 者: ふとネガティブな印象や誤解を与えない。日本を誤解されない。地元の方々がせっかくのPR企画を練られるであれば、敬愛して止まない十勝の名誉のためにも、その日本人の思慮を尽くしたPRへと来年から修正されることを望むと。決して悪意ではなく、誠にお節介ながら、私がそう申していたとお伝えいただきたい。
記 者: 良いご意見だ。一般に、そう思ってもなかなか言い出せないことだとも思う。有り難く感謝し、主催の方々にお伝えする。
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十勝と聞けば中川昭一氏
十勝と聞けば、今も敬愛して止まない中川昭一氏を思い出す。余計なお世話かもしれないが、以上、小さな問いかけを一つ本日もふと発した次第である。
平成25年7月7日
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▼ 最近の主な関連稿
・民間防衛隊「災害対応食糧庫」につき 2013/04/15
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【筆者記】
食べ物は命を明日につなぐ宝である。ゆえに、瑣末な身の場合だが「食財」とも称し、一個のじゃが芋すら無駄にしたことはない。強情者ばかりの郷里でその心を「三つ子の魂」の一つとして教えられ、育てていただいたことに感謝している。この敷島人の心を、一人でも多くの方々と共有してまいることが出来ればと思う。
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者) 炎暑にも 木々枝々に 育ちゆく 敷島の秋 実りなるかな 義広
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