2013/06/11(火) 23:05:00 [国内時事]

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国防に必須の「敵基地攻撃能力」

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敵基地攻撃能力、首相「研究はすべきだ」 防衛大綱提言受け 
   自民党の岩屋毅安全保障調査会長は11日、首相官邸に安倍晋三首相を訪ね、新しい防衛計画の大綱(防衛大綱)に関する党の提言を手渡した。岩屋氏によると、提言の柱である敵基地攻撃能力の保有について首相は「研究はすべきだ。提言を参考に大綱をしっかりつくっていきたい」と述べた。
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 提言は水陸両用部隊などの「海兵隊的機能」を自衛隊に持たせることも盛り込んだ。岩屋氏によると、財務省が廃止を含めた見直しを求めている主要装備の整備目標を示した大綱「別表」に関し「任務の達成目標とスケジュールをしっかり明記したものにすべきだ」とした岩屋氏の提案に、首相は「そうだな」と応じたという。日本経済新聞Web) 平成25年6月11日付記事より日記の資料として参照
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国防に必須の「敵基地攻撃能力」
 
 先年の先稿でも触れ、メルマガでも言及した事柄だが。「敵基地攻撃能力」保有は、被攻撃被害の未然防止/抑止のために、いかなる防衛においても「必須」の課題と謂える。
 
 無論、戦争が無い世界。軍隊を必要としない地上。それもまた、人類の理性が希求して止まない理想の一つに違いない。しかし、残念ながら、人類はそこまで進化を未だ遂げていない。それが「現実」ではないか。いわば、進化を次第に遂げるまで「種」の保存を図って行く。つまり子々孫々を大人の世代が責任をもって護って行く。国防もまたその自尊自衛の一つと位置づける一人である。
 
 日本(国号「敷島」)という国の破壊と、先祖代々の敷島人と謂う「種(種と謂うよりはブランドと私は認識)」の絶滅をもたらす外来の侵略、外からの攻撃を未然に抑止し、むしろ戦争の勃発を高確度に抑止するために防衛体系は我が国においても必須であり、その中での「敵地攻撃能力の保有」は日本に必要最低限の事柄ではないかとこう考え、国思うブログ活動の中で防衛について問う時は、読者の皆様にこのことを含めて問いかけをさせていただき、提言を差し上げて来た。
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軍隊を有する国家は「軍事国家」
 
 日本以外の主権国家は悉く「軍事国家」である。戦争を経験しなかった主権国はこの地上に存在していない。だが、あたかも日本だけが戦争をして来たかのような、自虐的な倒錯を人心に植え付けて来たのが毀日教員組合であり、自国の惨事を棚に上げた捏造史観の敷衍に余念がない支那朝鮮らであり、その使徒のカルト教団であり、且つ、それらの権益にひれ伏して来たメディアの多くである。
 
 軍隊、軍事国家と聞けば、すぐさま“日本が悪いことをして来た”かにトラウマにスイッチが入るように植え付けられて来たのである。若い今よりさらに若き時期に、幸いにも職責のため十六カ国(+α)で観て来た拙き者として云えることは、いずこの国においてもその国のために命を捧げた兵士を敬い、記念日やそれに相当する日には国家を揚げて哀悼と感謝を捧げている。また、その大切さとその国なりの誇りを子供の頃から教育を通じて教えていることである。いわば、すべての他の主権国家は、軍事を以って自国を守る「軍事国家」と謂える所以がここにある。  
 
 国思う良識の皆様の場合は決してそうではないと拝考するが、日本を護るために命を捧げた英霊に対して、あたかも愚かな存在であるかに、自称“知識人”らが好き勝手な侮言を並べて毀損し、平然としていることが。また、それを盛んに幇助するメディアが数多と存在しているのは残念ながら日本のみであり、その論枝が現在の自衛隊にまでおよんでいる。かかる様相が筆者には奇異に映ってならない。
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日本防衛軍なら志願していた
 
 民意が、このおかしな“循環”から整然と脱して行くことを願わずにおれない。あくまでも遠い昔の身の回顧の上での話に過ぎないが、中学生の身であったが、時の閣僚であられた大平正芳氏に手紙を申し上げたことがあった。
 
 「何故、日本には独立国として自国を守る軍隊を持たないのでしょうか。途上の国々への笑顔や援助は有って良いとしても、大国に対してもっと(軍事力を背景とした)胸を張れる外交がこの日本に必要なのではないでしょうか」(要旨)と。大平氏が、後に総理大臣になられるようなことがあり、自衛隊を国防軍へと編成されるようなことがあれば志願しようと思っていたからである。
 
 本当は学者になりたいのだけれども、そういう個人の事情よりは、地上無比の長遠なる歴史を有し、神武陛下以来その中心に必ず陛下がおわして来たこの日本を護らずして何とするか。誰が護るのかと。その気概がすでに五体に通っていたからである。感銘した(要旨)との思いがけないお返事と共に、揮毫(色紙)を賜った思い出が今も国思う心の糧の一つとさせていただいているが。安倍政権にいたって主権国並みの国防を有するべき議論が政党内でなされ始めていることを、必然の理として歓迎したい。
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発想を広角に広げよ
 
 「敵基地攻撃能力」と聞けば、衛星を利用したミサイルによる攻撃や、無人爆撃機などによるピンポイント攻撃を連想する方が意外に多いのかもしれない。だが、筆者から指摘させていただけば、「敵基地攻撃能力」は敵地基地への直接攻撃可能な能力のみに限らない。発想をもう少し広角に広げる必要があり、たとえば、敵地基地の攻撃能力を事前に喪失させる、または武器の能力そのものを喪失させる。それらも視界に入れた「無力化」能力の研究開発を、ひいては、その成果とすべき「無能化」技術の行使も加えて良いと。そう考える一人である。
 
 瑣末な身も、そのための基礎技術の一つなすべき「反物質」に関わる研究は、生涯のうちに一定の完結を成すつもりだが。後に、五十年、百年先を見据えた敷島の国益と防衛を担う科学技術の糧としていただければと。ささやかながらそう考えている。国家においては、「敵基地攻撃能力」の研究、議論を端緒に、どうすれば先祖代々の日本を確実に防衛できるのか。どのような技術がその将来に必要か。国民の安全と命と財産とを護るために、主権国・日本の政治がそれらに真摯に取り組む新たな端緒となることを願って止まない。

平成25年6月11日
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【筆者記】
 
 先年、日本の研究者チームが加速路の中で「反物質」を1000秒も存在させることに成功しているが、実は、それが1万秒でも10万秒でも、存在させようとすればそれも不可能ではない実験であった。敷島固有の奥深いノウハウがあるわけだが、そのことだけ先ず指摘しておきたい。
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 読者の皆様にはご多忙の中、日々新たなご訪問をいただき感謝します。
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日本は毅然とあれ!            

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路傍にて(筆者)
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