北「熱核戦争の前夜」考
2013/04/09(火) 20:15:00 [国思う注意報/提案]

ベクトルが緩めば「体制」自壊へ
「ベクトル」を外へ向け続ける北朝鮮
北朝鮮:韓国内の外国人にも退避呼びかけ、「熱核戦争の前夜」
北朝鮮のアジア太平洋平和委員会の報道官は9日、朝鮮半島情勢は「熱核戦争の前夜」として、韓国内の外国人にも退避を呼びかけた。以上、冒頭より/Searchina News (Web) 2013年4月9日付記事より日記の資料として参照
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矛先「ベクトル」を外へ向け続ける事由
以下は、単なる日記上のメモに過ぎないが、ご参考にしていただける点が有れば、その視点から盛んに報じられている“北朝鮮の動静”をご覧になれば、お手許での観え方も違って来るのかもしれない。 北の暴発に乗じるかのように、人民解放軍が尖閣へ侵攻する可能性は否定できない。
現下、北朝鮮「暴発」の可能性が高じて来ている。事実とすれば、洞察し得る大きな要因の一つは「内部崩壊」である。金正恩の“時代”になり、殊更、宗主国に対する経済依存度がさらに高じつつも、掲げて来た体制内の経済的“改善”は何一つ進んでいない。
また、金正恩の“指導者としての求心力”は先代(金正日)とは比較にならないほど低い。且つ、政治的な狡猾さにも欠ける。それゆえ、矛先のベクトルを対外へ向け続けなければ、体制内部がバラバラになりかねない状況に在る。そのために絶えざるブラフを打って出ている。そう観ている一人である。
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軍事協定と対北反撃の限界
多くのみなさまがご存知の通り、北朝鮮は、先代からの「中朝のいずれかが軍事攻撃を受けた場合においても、片方が共に反撃に資する」(要旨)とする「軍事協定」を引き継いでいる。上記のブラフも、実はその対外的な“自防衛”の盾(たて)があってのことと思われる。
つまり、仮に北朝鮮が暴発し、たとえば、ミサイルを打って来るとしても、米国が安全保障条約の上で北朝鮮を叩こうにも、十分に叩けない。たとえば、ミサイルの迎撃等に限定せざるを得ない。なぜならば、叩き方によっては、中国共産党下の人民解放軍が「軍事協定」の上で反撃に出る可能性が有る。つまり、第三次大戦の火種となりかねない危険性が秘められているからである。
「そうなっても良いのか」とのメッセージが、北朝鮮が次々と繰り出すブラフに秘められていると。そう洞察する一人である。
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北の暴走を「利用」する中国共産党
すなわち、状況をネガポジ反転してみれば、現下の北朝鮮の言堂の後ろ盾は中国共産党であり、“南北紛争”へ世界の衆目を集めながら、しかし、いざ紛争となれば「軍事協定」をもとに朝鮮半島へ“機能”するその一方で、尖閣への侵攻を謀る構えではないか。つまり、安倍政権の毅然とした対峙スタンスによって中国共産党政府側の視座からすれば“膠着状態”にある尖閣への侵攻を、朝鮮半島の紛争の隙を衝くかのように一気に進める。
そのために、むしろ北朝鮮の暴走を“許している”と。そう認識すれば、状況の点と点が、実は「中華の赤い糸」で結ばれていることが判りやすくなる。言い換えれば、伝統の「指桑罵槐(しそうばかい)(桑を指して槐(えんじゅ)を罵(ののし)る)」との策略そのものである。その前哨戦として、中共の「籠の中の鳥」同然の北朝鮮に、ミサイルを発射させて対応を観る。シフトを観察する。核実験を行わせて、同様にそれらを進める。隙有りと観れば、自国の「有事」と認定した国家行動(国防総動員法)に「スイッチ」を入れる。
それらの目論みが、筆者の眼には映ってならないのである。とあれば、日本にとっては、国内での有効な対峙策が幾つか存在している。クリック応援をお願いし、後稿に詳しく述べることとさせていただきたい。
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■ 主な関連稿
・「金正恩の在日スパイ」考 2013/03/26
・国連「決議を全会一致で採択」考 2013/03/23
・朝鮮学校「国を提訴へ」考 2012/12/31
・朝鮮学校生「ミサイル礼賛」考 2013/02/19
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・拉致の可能性「特定失踪者「868人」」考 2013/01/16
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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