2013/03/12(火) 22:05:00 [皇室関連/日本は毅然とあれ!]

20121210008
天皇陛下のお言葉
「東日本大震災二周年追悼式」

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天皇陛下のお言葉「東日本大震災二周年追悼式」
 天皇陛下が「東日本大震災二周年追悼式」(平成25年3月12日)に臨まれ、下賜せられたお言葉とご動静を記録させていただきたい。讀賣新聞 平成25年3月12日朝刊 記事(切り抜き)購入紙面(2面)、産経新聞 平成25年3月12日朝刊 記事「両陛下、被災地へ変わらぬお気持ち」(切り抜き)購入紙面(3面)を日記に参照
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両陛下、二周年追悼式に臨まれる

 今上陛下におかれては、皇后陛下とともに震災二年目にあたる三月十一日の「東日本大震災二周年追悼式」に臨まれ、お言葉を下賜された。午後二時四十六分には黙祷を捧げられ犠牲者方々の冥福を祈られた。

 陛下は、その中で、「救援活動に当たった関係者のほか、出席した駐日大使らを前に各国の善意に礼を述べられた」(産経新聞)。

 新政権が本年の追悼式より台湾代表を正式な来賓として迎え、それに不満を示した中華人民共和国の駐日臨時大使代理が欠席。さらに、同調するかのように大韓民国の駐日大使が無断欠席との不遜が観られたが、図らずも、結果、敷島の次代に在るべきを暗示するかの状況を呈したことに、倍するべき完全復興の未来へと思いを馳せた一人である。
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天皇陛下お言葉

  本日、東日本大震災から二周年を迎えるに当たり、ここに一同と共に、震災によりかけがえのない命を失われた多くの人々とその遺族に対し、改めて深く哀悼の意を表します。

 二年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う大津波により、二万人を超す死者、行方不明者が生じました。震災後に訪れた被災地では、永年にわたって人々が築いてきたふるさとが痛々しく破壊されており、被災者の悲しみはいかばかりかと察せられました。一方、この厳しい状況の中、被災地で、また、それぞれの避難の地で、気丈に困難に耐え、日々生活している被災者の姿には、常に深く心を打たれ、この人々のことを、私どもはこれからも常に見守り、この苦しみを、少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています。

 この度の大震災に際して、厳しい環境の下、専心救援活動に当たった自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体関係者、多くのボランティア、そして原発事故の対応に当たった関係者の献身的な努力に対し、改めて深くねぎらいたく思います。

 諸外国からも実に多くの善意が寄せられました。物資や義援金が送られ、また、救援の人々も多数来日し、日本の救援活動を助けてくれました。また駐日外国大使など日本に住んでいる外国人を始め、災害発生後の日本を訪れる多くの外国人が、被災地に赴き、被災者を励ましてくださっていることに感謝しています。

 この度の津波災害において、私どもは災害に関し、日頃の避難訓練と津波防災教育がいかに大切であるかを学びました。この教訓を決して忘れることなく、これから育つ世代に伝えていくことが大切と思います。今後とも施設面の充実と共に、地域における過去の災害の記憶の継承、日頃からの訓練と教育などにより、今後災害の危険から少しでも多くの人々が守られることを期待しています。危険な業務に携わる人々も、この度の経験をいかし、身の安全が確保されることに工夫と訓練を重ねていくよう願っています。

 今なお多くの苦難を背負う被災地に思いを寄せるとともに、被災者一人びとりの上に一日も早く安らかな日々の戻ることを一同と共に願い、御霊への追悼の言葉といたします。

(以上、天皇陛下のお言葉)
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黙祷を捧ぐ

 この二年後の日も、関東にお邪魔し続けているとは当時思っていなかった。午後二時四十六分の空は、二年前のその時と同じ午後の日差しが眩しかった。一分間の黙祷を捧げ、震災直後の計画停電の折に、勿体無くも毎日二時間の自主停電に臨まれ、被災地と苦を共にされた両陛下のお姿が思われてならなかった。

 たとえささやかであっても平時の安寧。その有り難さをつい忘れがちな一人だが、その感謝の心を日々忘れまいとあらためて凡心に誓った。

 殊に、被災者方々へ、「私どもはこれからも常に見守り、この苦しみを、少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています」と大慈のお言葉に、一般に在りがちな、自らが良ければそれで可とするかの我欲からは離れ、礎なすことを本義とし誇りとする敷島人本来の心に立ち還り、「敷島の黄金則(当ブログ問いかけ)」に即してこそ、幾多の先人、先達の時代とその底力を同じくする復興が成し遂げられて行く。そう拝考申し上げた次第である。

平成25年3月12日
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■ 主な関連稿

東日本大震災から二年  2013/03/11 
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日本は毅然とあれ!            

20130312004            
路傍にて(筆者)
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