2013/02/24(日) 10:10:00 [季節の写真稿]

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梅咲きて候

 お邪魔している神奈川県でも寒い日が続いています。読者のみなさまには、ご多忙の中にもどうか風邪など召されぬようご自愛いただけますように。

 身近な路傍では、啓蟄(けいちつ)を前に蜜蜂がそぞろに活動を始めている様子です。この受粉の担い手が活動してくれることで、初夏には実を実らせることができる。カメラ(自製)を通じて路傍の四季に接する。その中で嬉しい春到来への予兆を感じさせてくれる瞬間でもあります。

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梅花と蜜蜂(筆者)
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 思い浮かぶ先人の句の一つに、「梅が香に追ひもどさるる寒さかな」(芭蕉)とあります。立春を過ぎて梅がひとまず咲いたからといっても、寒の戻り(余寒)がまだまだ度々有る。それが自然の習いである。うららかな春が到来するまでの間には、さまざまな寒さの揺り戻しや変化の波がある(要旨)、とこのように一句を拝考しています。

 人の世界もまた同じで、それらもまた習いの一つであり、それらを認め、包容した上でやがての本格的な春の幸いを体感できると。このように身に当てて考える一句でもあります。後から振り返って、実り多く多彩な敷島の四季の繊細な変化をトータルで観ることが出来る。敷島の世界に誇れる基礎研究をはじめ、さまざまな分野で先人、先達が開かれた地道な積み重ねの尽力による業績の本質もこの胆力に尋ねることが出来るのではないかと。そう考える一人でもあります。

 イベントベースで火をつけた花火のように自爆する精神病の大国や、一部の盗賊国家のメンタリティ、ならびにそれらに同化(朝鮮化)しつつあるかのメディアの多くには無い特性です。誇れる先人のさまざまな句を通じ、その差異をあらためて確認させていただく思いがする今日この頃でもあります。

平成25年2月24日
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日本は毅然とあれ!  

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路傍にて(筆者)
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