北朝鮮「ミサイル発射を予告」考
2012/12/01(土) 22:15:00 [特亜/四亜]
北朝鮮が「ミサイル発射を予告」
北朝鮮がミサイル発射を予告 10~22日の間
【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会報道官は1日、北西部平安北道東倉里の「西海衛星発射場」から実用衛星「光明星3号」を運搬ロケット「銀河3号」(長距離弾道ミサイル)で10日から22日の間に打ち上げるとの談話を発表した。朝鮮中央通信や平壌放送などが伝えた。4月に失敗した3段式のミサイル発射と同様、事実上の長距離弾道ミサイルの発射となる。以上、冒頭より抜粋。/日本経済新聞(Web)平成24年12月1日付記事より資料として参照のため引用
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「実用衛星」を装った長距離ミサイル発射実験
表題は、北朝鮮の当局者が、今月10日から22日までの間に“実用衛星”を打ち上げる(要旨)と発表した、と「朝鮮中央通信や平壌放送などが伝えた」と報ずる記事(日本経済新聞)である。北朝鮮当局が発表したとする談話によれば、「発射方向を「南方」としており、沖縄など日本領土上空を通過する可能性がある」とことだ。
発射予定が事実とすれば、今月17日が金正日の命日にあたり、“後継”政府の存在を示すための示威行為とみなしてよい。北朝鮮のロケット、衛星技術には独自の“新技術”と呼べるものがほとんど見らない。
また、回(本年4月)に、発射に失敗した“実用衛星”とみられる部分の技術についても独自性が乏しい。“実用衛星”そのものを打ち上げて軌道に乗せるほどの航行技術や、地上からの衛星制御に資するべき技術やその背景に必要な地上設備建設の気配も窺えない。単に、発射台を組み立て、そこへミサイルを組み上げて設置し、単に「発射」させる。そのパターンが今回も同様に映る。
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慣例に反して方向を日本へと向ける
しかも、一般に、「地球の自転方向に反するかのように、西方の海向きに人工衛星打ち上げ用ロケットを打ち上げている」とする。その人工衛星保有国各国が是として来た慣例とは方向が異なり、日本の方向へとするかのように、日本列島、および日本の領域へと打ち上げを重ねて来た。その事実から洞察しても、やはり衛星ではなく、日本の方向への示威行為を元にした、長距離ミサイルの発射・航行実験と先ずはそう観る方が妥当であろう。
12月16日(衆院選の投開票日)が、この北朝鮮が「10~22日の間」とする発射予告のタイムフレームに入っていることが気がかりでもある。金政権への北朝鮮内での求心力を高める意味合いも有ろうが、ミサイル発射騒動による総選挙の妨害も現時点で考え得る一つである。万一の騒動に備え、その一環として「朝鮮総連」の動静にも注視する必要が有るのかもしれない。いずれにせよ、さらなる情報と衛星画像を待ちたい。
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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