「道州院」タコ部屋政党か
2012/09/11(火) 19:31:00 [闇政治/闇法案]
これでは「道州院」タコ部屋政党
自分で「借金してでも出馬しろ!」と
新人候補「借金してでも出馬しろ!」 大阪維新の会・橋下代表、選挙資金支援せず 地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長は11日、次期衆院選に向け結成する新党「日本維新の会」から出馬する候補者に対し、1千万円前後は必要とされる選挙資金の支援を行わないことを明言した。橋下氏は「(資金がなければ)『借りてでもやる』という気迫がないとできない」と述べ、出馬への覚悟を求めた。産経新聞(Web) 平成24年9月11日付記事より参照のため引用/同記事を日記の資料として参照
----------
供託金のしおり
表題は、道州院政党(筆者命名、これからそう呼ばせていただく)の橋下徹(今後、折々に発足居士と呼ばせていただく)代表が、「次期衆院選に向け結成する新党「日本維新の会」から出馬する候補者に対し」として、「、1千万円前後は必要とされる選挙資金の支援を行わないことを明言(11日)した」と伝える記事(産経新聞)である。「(資金がなければ)『借りてでもやる』という気迫がないとできない(橋下氏)」とのことだが、みなさまはどうお感じだろうか。
「それくらいの気概でやれ」と。しかし、党が公認候補が選挙活動に要する必要経費を幾分かでもバックアップするのであれば、まだしも叱咤激励になろう。だが。公認してやるから、選挙活動に要するすべての実費は自前で「借金してでもやれ」と云うのであれば酷に過ぎる。衆院選の場合は、小選挙区で先ず300万円、比例代表区に重複立候補するとなれば、さらに300万円の供託金が(選挙管理委員会に対して)必要になる。一般的に多い、その重複立候補のスタイルをとるとすれば、供託金だけで600万円を要することになる。それでいて、得票数が法定得票数に満たなれば供託金は没収となる。
----------
莫迦にならない選挙費用
その他、立候補後の選挙運動期間に候補者に携わる運動員、事務員への報酬(人件費)をはじめ選挙事務所の賃料と光熱費。連絡のために使う電話代、はがきや封書による封筒代などに要する資材費と通信費、ならびに自身(候補者として)ポスターやはがきの印刷費。選挙カーなどの広告費や選挙事務所で使う文具代。演説会場を借りる会場費や、選挙運動協力者の弁当代、事務所訪問者への茶、菓子などを含む食料費。および、運動スタイルに応じた鉢巻きやプリントシャツ、必勝ダルマに要する費用や、運動員の休憩場所に使う会場費、地域事情によっては宿泊費なども要することもある。事務所の賃料などは地域、場所によってまちまちだが、少なくとも以上を要する。
では、運動費用はどのくらいになるのだろうか。ごく一例ながら、前回の総選挙に要したとする選挙運動費用にういて、たとえば、「佐賀新聞」(平成21年12月25日付)の記事を参照すれば、「佐賀県選挙管理委員会は25日付の県公報で、8月30日に行われた衆院選佐賀1~3区の選挙運動費用収支報告を公表した」として、「候補者1人当たりの支出は645万円で、前回05年9月の「郵政選挙」より14.8%、112万円減少した。候補者別では福岡資麿氏(自民)、今村雅弘氏(同)ら4人が1千万円を超えた」と報じている。
賃料が比較的高価な都心や府心になれば、「候補者1人当たりの支出は645万円」では収まらなくなることも考えらよう。運動員の数や宣伝カーで回る選挙区の広さ、事務所に置く電話の本数によっても費用の額が跳ね上がる場合もあろう。記事中、「4人が1千万円を超えた」としているのも、そうした条件の基本的な差分によるものとみなして差し支えなかろう。この運動費用に、上記の供託金を加えた金額が、立候補に要する総費用とみなしてよい。
----------
朝鮮人業者のタコ部屋さながらのメンタリティ
運動費対する対する所属党の負担だが、上記の一例では、「選挙運動費用の収入は、立候補者11人の合計で7494万円。前回と候補者数は同じで、5.1%、402万円減少した」と。続けて「1人当たりの収入は681万円で、党や政治団体、個人などからの寄付が96.7%、自己資金が3.3%だった」としている。いわば、一般的には、「自己資金が3.3%」(平均)としている様子がここに拝察できる。
道州院政党の場合は、それらへ「1円」も出さない。「(資金がなければ)『借りてでもやる』という気迫がないとできない」とする発言が事実とすれば、どうしても非常識感が否めない。そればかりか、借金しても用立てろ、だが、道州院政党の看板でとった議席は貰うぜ、とするかの朝鮮人業者のタコ部屋さながらのメンタリティではないか。返済できないなら、腎臓を売って払え、とした高利貸しや暴力団の一類とどこが違うのか。もしかすると、発足居士殿の地金もその辺に在りや、と窺える一幕ではないか。
----------
■ 主な関連記事:
・あの人は「日本人?」 2012/09/09
・看板が変だ「日本維新の会」 2012/09/08
・変だぞ「道州制法案」考 2012/09/05
・橋下徹氏「対日工作員と抱き合う」拝考 2012/04/23
・拝考「橋下・維新の会」総選挙候補者リスト」 2012/04/12
・拝考「橋下徹氏」 2012/01/30
・意見書資料「橋下徹氏宛」 2011/12/08
-------
・不公正なブログはさっさと退場せよ! 2012/01/30
----------
【筆者記】
上記命名の「足」は「たり」と読む。
----------
読者のみなさまにはお忙しい中ご訪問をいただき感謝します。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。この足かけ七年、不変のスタンスとして堅持して来たことは、事実掘り下げのために、政治家や政党、官公労、宗教法人など「公」に対する指摘をなすことはあっても、「個」に属する私人や「個」のブログは名ざしの対象とはしない。小ブログはこの一点に始まり、このスタンスは不変です。応援くださるみなさまに心より感謝申し上げます。
----------
日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
----------
人気ブログランキング↓
http://blog.with2.net/link.php?1405200
----------
【メディア宣伝に騙されない「一票」を!】 と思われる方はクリックを! ↓
スポンサーサイト