看板が変だ「日本維新の会」
2012/09/08(土) 22:01:00 [選外推奨議員/完全引退すべき方々]
「維新」を掲げるに相応しい人たちか
大阪維新の会:国政新党の名称は「日本維新の会」
橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会は、近く結成する国政新党の名称を「日本維新の会」とする方針を固めた。8日午後、大阪市内で全所属議員による全体会議を開き、国政進出を正式決定するのと併せて、新党名も正式決定する見通し。毎日新聞(Web) 9月8日付記事より参照のため抜粋引用/日記の資料として参照
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「道州制型統治機構研究会」から
表題は、橋下徹氏(大阪市長)が率いる「大阪維新の会」が、「近く結成する国政新党の名称を「日本維新の会」とする方針を固めた」と伝える記事(毎日新聞)である。
この「日本維新の会」へ参加するものとみられている国会議員は、現在、件の超党派の「道州制型統治機構研究会」への参加の各氏でもある。芳名を挙げれば、水戸将史(民主党・参院神奈川)、桜内文城、野宏史、小熊慎司(みんなの党・参院比例)、松野頼久(民主党・衆院熊本1区)、石関貴史(民主党・衆院群馬2区)、松浪健太(自民党・同比例近畿)とのことだ。
「道州制」への疑問については、何故、南北朝鮮と同じく地区割りをこの日本に課すのか、と先稿で問わせていただいた通りだ。謂い換えれば、南北朝鮮と地区割りを統一することが「維新」“政策”の一つなのか、との問いでもあった。本来の「維新」にはもっと重厚で、且つ深い意味、意義が存在していたはずだが。ここ十年ほどと指摘すべきか、ある種の劣等感によるものか、そのメンタリティが敷島人から乖離しているかの集団や市民・組合系、同和組織系、ならびにその正体が朝鮮人ならびにその帰化系の“識者”や特殊組織による多用、誤用が目立つかの傾向にあり、「維新」の二文字が、残念なことにいささか陳腐化して来たかに映ってならない。
上記の「道州制」(=イコール)「維新」の会とみなし得る傾向が、指摘させていただく本質をそのまま現しているのではないか。
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読者の指摘
ここで、読者から頂戴した投稿を紹介させていただきたい。 (以下、読者投稿)
彼(橋下徹氏)の政策や行動はすべて権力を握るための方便(手段であり、そもそもの本心でないという意味)。国民に貢献できる政治家ではないと思います。日本を立て直ししようとするなら現憲法を破棄するなり改正せねばなりませんが、この最重要課題に明確な信念がありません。
憲法9条については国民の意見に従う?ビジョンがないのはインチキ政治家の証拠です。先の河村市長の南京虐殺についての歴史認識に対して足を引っ張るようなことをいうのを見てこの政治家の本性が知れた思いがします。決められない政治を決められる政治にしよう、というのは正論に聞こえます。しかしそれがよいか悪いかはケースバイケース。橋本氏のいうように首相公選、議員半減、参議院を廃止によって決められる政治が実現したら今よりよくなるのか?決してそんなことはありません。ハトぽっぽや空き缶のような人物が決められる政治制度下で権力を握ったら日本は万事休すです。むしろ現政治制度であるからこそ民主党政府の暴走を最小限に防いでいる、と思います。
(以上、読者からいただいた投稿より)( )内は筆者
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「権力を握るための方便」とのご指摘が秀逸に映る。確かに、歯切れが良く保守政治家的な言動が橋下氏の特徴の一つかと思う。だが、それらが「権力を握るための方便」としての単なるパフォーマンスなのか、心底、政治家として身を呈することも辞さじとする「政策信条」なのか、は足元をとくと拝見すれば大方の見分けがつくはずだ。支持者の方々には残念ながら、橋下氏は前者と指摘申し上げざるを得ない。
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「維新」を謳う人たち
もう一つ、別の方から頂戴した投稿を紹介させていただきたい。 (以下、投稿)
【平成維新の会】 【大阪維新の会】
代表 大前研一 橋下徹
結成 1992年11月25日 2010年4月1日
主要政策①道州制 ①道州制
②経済新自由主義 ②経済新自由主義
③TPP・外国人移民受入 ③TPP・外国人移民受入
④日本滞在2年で永住権付与 ④在日参政権への明示的な政策は未公開
5年で参政権付与 でも、「在日外国人のうち特別 永住者への参政権付与」
納税10年で被選挙権付与 は、橋下の弁護士時代からの自論
橋下と大前との関連
・橋下の側近集団である大阪府・大阪市の特別顧問/参与26名のうち、
大前研一がマッキンゼー時代の部下で、平成維新の会の関係者とはっきり
わかるメンバーだけでも、上山信一、余語邦彦、大庫直樹、太田薫正、
武藤真祐、大嶽浩司、池末浩規と、なんと7名もいる
・橋下も、大前研一を「大前先生」と呼び、日頃からその教えを仰いでいる
(以上、いただいた投稿(敬称省略そのまま)より)
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大前研一氏は学績優秀な人だが。率直に指摘させていただければ、同氏は、市民団体の声やポピュリズムに対する「まとめ役」的な才能には優れた面を有しておられるものの、ご自身の「個」の識者としての、問われれるべき肝心なコア・コンピタンシ―(Core competency)を拝察し難い。国家観も外国からの借り物で、政治家、ならびに政治を語る識者が基本とすべき敷島本来の「黄金則」の一片すら見当たらない。僭越ながらこう拝察する次第である。
謂い換えれば、外来勢力の傀儡(かいらい)へと陥りやすいタイプではないか。その大前氏の「平成維新の会」のコピーが、橋下氏の「日本維新の会」であるとすれば、最後まで、陛下を「国家元首」として要領に盛り込まなかったメンタリティや、「道州制」「外国人参政権(永住外国人への地方参政権付与)法案」への賛同やご出身による是か、悪法「人権侵害救済法」の法制化を是としておられる信条の素地が分かりやすくなるのではないか。
今や多くが「維新の会」の広報チャンネルと化しているかのメディ「亜」宣伝についつい再び乗せられ、三年前と同じような惨果にならぬよう願う一人である。
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■ 主な関連記事:
・変だぞ「道州制法案」考 2012/09/05
・橋下徹氏「対日工作員と抱き合う」拝考 2012/04/23
・拝考「橋下・維新の会」総選挙候補者リスト」 2012/04/12
・拝考「橋下徹氏」 2012/01/30
・意見書資料「橋下徹氏宛」 2011/12/08
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・不公正なブログはさっさと退場せよ! 2012/01/30
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【筆者記】
上述に指摘させていただいたが、「維新」はこの人たちにとって、国と国民を思い、思い余ってのことでは決してなく、また、そのために命を捧げんとするものではなく、看板にする二文字は彼らにとっては「方便」であり、ある種の劣等感の病理の象徴と謂えるのかもしれない。
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読者のみなさまにはお忙しい中ご訪問をいただき感謝します。一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。この足かけ七年、不変のスタンスとして堅持して来たことは、事実掘り下げのために、政治家や政党、官公労、宗教法人など「公」に対する指摘をなすことはあっても、「個」に属する私人や「個」のブログは名ざしの対象とはしない。小ブログはこの一点に始まり、このスタンスは不変です。応援くださるみなさまに心より感謝申し上げます。
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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