2012/09/05(水) 18:20:00 [カルト対策]

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「北朝鮮と深い縁で結ばれてきた」と

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文鮮明氏死去:金正恩氏が弔電
 3日に死去した世界基督教統一神霊協会(統一教会)の文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁の遺族に対し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が弔電を送り、哀悼の意を表した、と朝鮮中央通信と平壌放送が5日報じた。朝鮮日報(Web) 9月5日付記事より資料として参照のため抜粋引用/写真は「統一教会 日本から「4900億円送金リスト」を独占入手」と伝える週刊文春 平成23年9月8日号誌面(P46-49の内P46-47)より資料として参照のため引用
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「北朝鮮と深い縁で結ばれてきた」と

 表題(朝鮮日報記事)は、統一教会(世界基督教統一神霊協会)の教祖・文鮮明(9月3日死亡)の遺族に対して、北朝鮮の「金正恩第1書記」が、「弔電で「文鮮明先生が病気のため逝去されたという悲しいお知らせに接し、韓鶴子(ハン・ハクチャ)夫人をはじめ遺族の皆さんに深い哀悼の意を表します。文鮮明先生は逝去されましたが、民族の和解と談合、国の統一と世界平和のために傾けた努力と功績は、永遠に受け継がれていくことでしょう」と述べた」と伝える朝鮮日報(南朝鮮紙)の記事(9月5日付)である。「文総裁は1991年12月に訪朝し、金日成(キム・イルソン)主席と会談して以降、およそ20年にわたり北朝鮮と深い縁で結ばれてきた(同)と記事を結んでいる。

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朝鮮日報Web) 9月5日付記事より
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 「訪朝」と謂うよりは、現在の北朝鮮にあたる平安北道定州郡出身とする文鮮明にとっては里帰りの一種に過ぎまい。それにしても、金正恩がいかにも丁寧な弔電を直々に打った背景には何が有るのか。そもそもの“祖国同胞”と謂うよりは、同教団からの“支援”、見えざる利権の“絆”が有ればこその「弔電」と読み取って差し支えないのではないか。
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南朝鮮に九年間で「約四千九百億円」送金

 表題にクリップさせていただいた誌面は、昨年の週刊文春(9月8日号)のものだ。云く、「日本では霊感商法で反社会的イメージの強い統一教会だが、韓国ではトップアイドルがイベントに登場したり五輪開催地を買収するなどやりたい放題。だが、その原資はすべて日本からの送金だ」として、「小誌は、日本の統一教会から韓国への送金額が書かれた内部資料を入手した」と。続けて「「九九年から約九年間の送金額が、月ごとに記されている」として、「年平均にすると、約五百七十億円。総額では、この期間だけで約四千九百億円にも達する」、とその実態の一部を紹介している。

 続けて、「以前に、南九州の教区から東京の中央本部への送金額を示す帳簿が明らかになったことがありますが、それを全国規模に広げれば、ほぼ同じくらいの送金額になります(霊感商法の被害救済に長年携わってきた弁護士)」(誌面)と。続けて、「その帳簿は、霊感商法で集めた金や個人献金などを含む金額でしたから、そのようにして集められた金のほとんどが韓国に送金されていることが、裏付けられたことになります」(同)、との同弁護士の指摘を紹介している。
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送金は、「その後どこへ行くのか」

 「送られたカネは、そのあとどこへ行くのか」として、誌面は「韓国金融監査院と民間調査機関のデータを総合すると、維持財団(「統一教会維持財団」(理事長は文鮮明の四男)の資金は約一兆ウォン(七百億円)。参加のグループ企業までを合わせると、総額は二兆ウォン(一千四百億円)以上にのぼる」と。さらに、宣教財団(理事長は教祖夫人)のほうは約五千八百億ウォン(約四百億円)の資産をもち、そのうち三千五百億ウォン(二百五十億円)は現金だ(いずれも〇九年末)」としている。

 事実としてもその金額実態はまだ「氷山の一角」に過ぎまい。悪事には知恵が長けているこの種の賊団は、そもそもの“帳簿の流出”は想定内であり、本当に「マズイ」部分は暴力団さながらに「帳簿」の類には記さないからだ。

 ただでさえ、日本では教団信者から絞り取り、数多の社会問題を起こしながらも“平然”と集めた金を自前組織の維持拡大に充てつつ「祖国」へ送金する。その構図は地下送金まで指摘されている賭博や他の朝鮮系カルトとさながらに同じである。そこからまた、さまざまな経路を経て北朝鮮へも巧みに流れている、いわば南朝鮮経由の北朝鮮工作員の流入とは逆の経路で、南朝鮮経由で北朝鮮への“潤い”が現実に渡っている、表題(朝鮮日報)記事は、むしろ金正恩が体制維持への協力に対して、弔電を通じてそのお礼を述べている一端である、とみなせば、不思議な記事の真相が見えて来るのではないか。
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朝鮮人に騙されて、「いっそのこと死ねと言って」と

 誌面は、「日本の信者」の声もこう掲載している。「日本の信者はたくさんある名節や記念日ごとに献金をしなければなりませんが、それ以外にも何かと理由をつけては、臨時の献金を求められるんです」と。続けて、「献金の要求は増すばかりで、真面目な信者ほど、自分で借金を重ねて献金に応じています。その結果、数人の借金を一人に集めて計画的に自己破産させたり、自殺者まで出ている」と。呻きともとれる声を紹介している。

 それならさっさと止めれば良いではないかと。ごく通常の感覚ではそう思えるのだが、シンナーや薬物の中毒者と同様、なかなか止めることが出来ない。「日本の信者」の声として、「現役信者が匿名で語り合うサイトには、怨嗟(えんさ)の声が満ちていますよ。『いっそのこと死ねと言ってください~』」と。

 これはカルトと対峙して来た一人としての率直な感慨だが、「死ねと言ってください」と云うよりは、死ぬ気で教団から脱出すれば良いだけのことではないかと拝考する。このように「抜け出せなくなる」一種の弱さを内面に持つ人がカルト組織に累積し続けている。言い換えれば、人の何かの弱みに衝け込むのを“布教”の「命脈」としているカルトにとっては、そうした「抜け出せなくなる」信者の獲得が教団を支える存在といる、とみなしてよい。毅然とした日本に次第に立ち還れば、カルトはこの日本に棲み難くなる。誰も相手にしなくなれば、必然的に放逐できる。そうした次代の日本を。これが小ブログの問いかけの一つでもある。

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週刊文春 平成23年9月8日号誌面(P48-49)より
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「ソウルの検察が捜査を開始」とはいえ

 誌面には、上記に指摘される「組織のカネ」を巡って、教祖一家が骨肉の争いを繰り広げている様子を紹介している。文鮮明の生存中から「亜」さながらのドロドロ模様が展開されている様子だが、彼らがもはや遺族となった今後、どのような争いに広がるのか、一方で、「名誉会長」の消息も生死も不明な創価学会の「名誉会長死去」後の、その同系の近未来を予測する上での一つの参考と出来るのかもしれない。

 視角を換えれば、カルト教団の弱みは「組織のカネ」であり、誰も相手にしなくなって「組織のカネ」が尽きた時に教団は滅びる。所詮は一介の俗物に過ぎない教祖をでっち上げて世の心の弱い一類を幻惑し、信者を騙して「カネ」また「カネ」を集める集金、集票組織に他ならない。心有る読者のみなさまにはよくご存知のことかと思うが、良識にみなさまにおかれては、お身近にもし機会有れば、この本質を確として周囲の方々に知らせていただければと思う。

 外国への資金分散の一環か、上記の宣教財団が南朝鮮内の自前の企業や不動産を現金化した上での、ラスベガス(米国)での新たな財団設立(昨年八月十六日)について、ソウルの検察が「特定経済犯罪加重処罰罪などに関する法律違反」で捜査を開始した様子を紹介しているが、果たして、如何にである。二〇一八年冬季五輪の開催地が南朝鮮江原道の平昌に決まったが、その会場の一つとなる龍平リゾートの売却や、この八月に閉幕した南朝鮮全羅南道麗水でのリゾート開発にも投資し、南朝鮮にもたらした経済効果と自教団へ利益還流はままならぬ数字に上ることが指摘されている。

 いわば、統一教会と南朝鮮の関係も抜き差しならぬ状況に在り、そもそもが文明国とは謂い難い国で「ソウルの検察が」と云っても、期待できるものはさほども有るまい。ゆえに、南朝鮮との“交流が深まる”ほどに、こうした朝鮮系カルトの毒害も、あたかも蛇口を開けるかのようにより勢いよく流れ込んで来る。その第一期時代と指摘すべきか、朝鮮人の自由渡航を許した日韓併合の時代とその直後のどさくさに紛れるかのように、日本国内でのカルト教団の誕生が極まった史実は、次代への警鐘とも謂える。
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【筆者記】

 市民団体系の催しにも徘徊している様子だが、保守系団体の催しや運営にも統一教会の信者がさまざまに潜入して来る。講演会などで無断でビラを配る統一教会信者らの姿をお目にされた方も少なくないことかと思う。彼らは保守などではさらさらなく、保守の催しや運営の場を、自教団の布教や教勢拡大の場にしているに他ならず、ひいては巧みな誘導によって、そもそも邪魔な日本人の保守層を切り崩し、朝鮮の「味方」につけようとする対日工作員とみなして良い。

 一人が幾つもの保守系団体に加入(潜入)し、今日はあの団体、明日はこの団体と活動に紛れこんでいる賊が目に入ったことが有った。職業は問えば何も答えず、実は統一教会の職員であったり、総連、民団に“お世話になっている”在日三世、四世であったりするので、純粋な保守活動を志しておられる方にとっては要注意である。敷島民間防衛隊の調査を通じて、この種の対日工作員の実名をある程度把握しつつあるので、まとまれば公表する。
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日本は毅然とあれ! 

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路傍にて(筆者)
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