2012/08/13(月) 22:53:22 [民主党/国籍不明政党]

「国有化へ影響懸念」は単なる口実

20120813003 
保守系議連の尖閣上陸申請認めず 政府、国有化へ影響懸念
     政府は13日、太平洋戦争末期にあった疎開船遭難事件の慰霊祭開催を目的として、超党派の保守系議員連盟が提出した沖縄県・尖閣諸島への上陸許可申請を認めない方針を固めた。領有権を強く主張する中国との間での不測の事態発生を懸念したためで、野田政権が目指す尖閣国有化方針にもマイナスの影響を与えると判断した。近く正式決定する。政府に先だって尖閣購入計画を掲げた東京都が近く提出するとみられる上陸許可申請については別途、慎重に判断する。尖閣に上陸するには地権者と賃貸借契約を結んでいる政府の許可が必要となる共同通信/JP 47 NEWS (Web) 8月13日付記事より資料として参照のため引用
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民主党政権「カラ政治」のパターン

 率直に指摘させていただければ、現(民主党)政府に尖閣諸島を「国有化」する意志は無い。先般の、唐突なまでの「国有化」の表明は、石原慎太郎東京都知事の交渉への横槍り(邪魔)と諜報(中国共産党政府への内通のため)、ひいては集票のためのニワカ保守偽装のためと観て差し支えない。言い換えれば、こうしたスタンスは、かの衆院選“マニフェスト”と同軌であって、所詮は「言うだけ」。それも、そもそもの「やる気」も無い「言うだけ」であり、国力と時間の浪費を重ねるのみである。

 その実態は、内政では、「自勢力の内紛→政治空白→内紛→政治空白」の繰り返しで国力を衰退させ、外交では、「後退→ガス抜き→後退→ガス抜き→後退」の国差し出すパターンの域を出ていない。その政権「三年間」の“成果”が、ここに極まるかのように深度を増す、否、一層加速する内患外憂の現実である。
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「国有化へ影響懸念」は単なる口実

 さまざまに不適合の指摘がなされても、国差し出す営業担当の「駐中国大使」一人さえ即時交換できない。その実態一つをサンプリングしても、現(民主党)政府の「地金」は見え見えである。李明博氏(南朝鮮大統領)による竹島への不法侵入に対して、たとえば、玄葉外相は国際司法裁判所への提訴を「検討する」としてみせたが、これも「言うだけ」で、言葉を帰れば、上記の「党是」における、国民に対する「ガス抜き」の一つに他なるまい。そもそも肝心な「やる気」、ひいては国守る意志が無い。適当に、この辺でガス抜きしておけと。本心はその程度の域を超えず、とみなしてよい。

 以上の一端からも、今般の「国有化へ影響懸念」は単なる口実に過ぎず、本心は、上陸などさせたら“中国様に申しわけない”。アリバイ偽装、保守偽装の傀儡として「もう役に立たない」と観られてしまえば、さながらの“交通事故”や“急病”で消されてしまう心配が有る。それでは困るので“中国様のご意志”に沿った範囲で「公職」を演じ続けるしかない、との保身の一環とみなして差し支えない。
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都から移譲の時は、毅然たる日本に相応しい政権を
 
 それゆえ、尖閣諸島の所有権が都から国へ移譲される時、その時の政権は、少しでもより「毅然たる日本に相応しい政権」であらねばならない。さもなくば、この日本の領土を守れなくなる。本年、尖閣諸島の地権者からの買取りを石原慎太郎都知事が表明され、これに実に多くの良識国民が賛同し、買取り資金への多大な募金が集まっており、「亜」に対して、骨の有る政治家と良識国民が、この日本に確かに存在していることを知らしめる良い機会を得た。「亜」からすれば、この尖閣諸島の事例は“面白くない”に違いない。

 これほど多くの良識がこの日本に実在しながら、且つ、細川政権の教訓が有りながら民主党政権を誕生させてしまったのか。その大きな要因はメディア(「メディ「亜」」、第五の「亜」と筆者は時々呼んでいる)報道に有った。登記上は日本のメディアでありながら、しかし、その多くがカルトらの宣伝費による篭絡などによって「亜」の政治工作、誘導の片棒を担ぐ駐日宣伝機関になり下がっていたことに、良識の中の少なからずの層が気づかずに、斯様な政党へ票を投じてしまった。すなわち、騙されて一票を投じてしまったのである。

 しかし、その過去はどうにも変えることが出来ない。結果、現(民主党)政権がここに極めた惨状こそを、良識すべてが忘れ得ぬ次代への教訓として、今後の「一票」に活かす。騙されない「一票」を次代のためにも危険せずに投じて行く。今こそ、真の意味で先祖代々の敷島人が目覚めるべきと体感して止まない。
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【筆者記】

 この問いかけを、いかなる組織、団体にも無縁な、しかも他分野の研究者の一人(すなわちごく通常の国民の一人)として、様々な事象を通じつつブログ「博士の独り言」、「日本防衛チャンネル」から覚悟を以って連日配してしてまいりたい。一人でもより多くの方々に問いかけてまいりたい。少しでもご参考としていただける機会が有ればと。その願いから、8月18日よりブログランキングに限定復帰(100日から120日が目標)させていただく次第である。

 余力が有ってのことでは決してなく、遊びでもなく、名利や私益を得るためでもない。むしろ、今度こそ、良識が少しでも相応しい政権を築くための「一票」のご参考としていただきたく、その日までの、みなさまの応援をお願いしたい。
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日本は毅然とあれ! 

20120813004 
観察田にて(筆者)
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