2012/07/15(日) 01:15:00 [民主党/国籍不明政党]

七週間も間、丹羽氏は何を

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丹羽駐中国大使を一時帰国 外相「情勢報告」
 【ハノイ共同】玄葉光一郎外相は14日夜(日本時間同)、丹羽宇一郎駐中国大使を15日に一時帰国させ「現下の日中情勢」に関し直接報告を受けると発表した。直接言及しなかったが沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国の対応について協議するとみられる。同時に「用務が終わったら速やかに北京に戻したい」と述べ、中国に抗議の姿勢を示す「召還」ではないとした。訪問先のベトナム・ハノイで外相の方から記者団に明らかにした。共同通信/東京新聞Web)7月14日付記事より参照のため抜粋引用/同記事を資料として参照のため引用
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七週間も間、丹羽氏は何をしていたのか

 表題は、この六月上旬、「東京都による尖閣諸島購入計画について「実行されれば日中関係に重大な危機をもたらす」として反対する意向を表明し、野党を中心に更迭論が出た」(表題)丹羽宇一郎駐中国大使を、「玄葉光一郎外相は14日夜(日本時間同)、(略)15日に一時帰国させ「現下の日中情勢」に関し直接報告を受けると発表した」とする記事(共同通信/東京新聞)である。

 同大使の“問題”発言は、同行者からたまたま漏れ出たもので、およそ漏れ出ていないであろう発言の中で、つまり明るみに出ていない大部分の言質の中では、どのような発言をしているのか、この点が本質的に問うべき点ではないかと拝考する。いわば、大津市の「いじめ事件」と同様、芋づる式に“あらたな事実”がゾロゾロと露呈する可能性が否定できず、同大使のケースでは、何故、当該の失言が露呈した時点で、日本へ帰国させるなり、事情聴取するなりの措置を外務大臣が執れなかったのか。何故、以来、七週間以上ものタイムラグを置いての聴き取りなのか。大いに問われるべき点がここに有るのではないか。
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云い繕いや粉飾に惑わされず「ゼロ」「イチ」判定を

 七週間と謂えば、一般に、政治外交の上でちょっとしたアイテムを処理するに十分なほどのタイムフレームであり、大きな時間である。その間、外務大臣は何をなさっていたのか。むしろ、そのまま支那に残した丹羽大使を営業マンに立てつつ、日本を差し出す交渉でもなさっていたのかと。中国共産党政府“要人”らの恫喝が度を増すほどに、そうも疑いたくなる無策ぶりである。ここでも、結果、政治空白、外交空白を設けて来たのは現政権に他ならない。

 少しく考える眼から拝察すれば、いかにご自身が国民の前に言葉を繕おうとも、国家の領土を守る努力さえ、実質、何もしておられなかったことは明白である。実体を見抜くべきこの視点が、“ニュース”に触れる側に有って然りではないかと拝考して止まない。いつも“ニュース”に騙されがちなのは視聴者、紙面読者の側である。無能な政府や閣僚が言葉をいかに繕おうとも、情けない実態をいかに粉飾しようとも、粛々と「ゼロ」「イチ」判定をなして差し支えない。

 見失ってはならない点は、この人物らは「私人」ではなく、それぞれが一国を代表すべき「公人」の立場に在り、刻々と国力と公費を費やしていることだ。ゆえに、ブログのメモでも粛々と指摘させていただいている次第である。国益を守るために機能し得ないのであれば、辞任なり、交代なりをしていただくべき存在に他ならない。
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【筆者記】

 年に三分の二以上もの「政治空白」を是とするかの現下の政権が残して来た“実績”は、国力の浪費、税金の無駄、被侵略の深化、復興の遅延による内政の混沌化などなど。ろくなことは無い。最早、マニフェスト不履行などの次元で言及すべき存在と謂うよりは、「史上最低」の四文字を冠した国賊、スパイ政権とみなして差し支えない。いつまで延命させるのか。
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日本は毅然とあれ! 

20120715002 
路傍にて(筆者)
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