隷中ご用聞き「丹羽大使」考
2012/06/09(土) 11:39:33 [ドットCOM殿式]
たまたま露呈した「発言」と認識
【読者】 丹羽大使が、すでに中国共産党政府に取り込まれているのは間違いない。 中国側は常に相手を監視管理して、相手の好みや考え方、行動パターンを把握して、中国共産党の巨額な資金源と、従順な工作員の数にモノを言わせて、盗聴工作などを駆使して相手の好みにあわて自作自演を行ってみせることも可能であるのでしょうから、単純でお人好しな人は、簡単に落とされてしまうと思います。
(以上、いただいたメッセージより)
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たまたま露呈した「発言」と認識
【博士の独り言】 先稿に記す不変のポリシーに則り、読者から頂戴する投稿についてのみ、秀逸なるご指摘や問いかけ、貴重な情報については、あるいは、全文を紹介させていただく方が、みなさまにお読みいただきやすいものと考えました。ドットCOM殿の手法を小ブログも一部見習わせていただき、新たに「ドットCOM殿式」のカテゴリーを設け、小ブログに紹介させていただくこととしました。読み難い点が有りましたら、アドバイスをお願いします。
丹羽大使の発言については、おそらくは、在任中に数多に配して来られたであろう同氏の言質の中での、たまたま露呈し、産経紙が問題として報じた「発言」と認識しています。実際の職務の中で、同氏が支那の何処で誰にどう発言して来たか、実際、判ったものではないと。こう拝察します。
言い換えれば、少なくとも、このような大使が職位に存在している限りは、“日本大使がこう言っていた”“ああ言っていた”との言質を盗られる格好の標的になり易い。相手が相手だけに、後に政治利用されてしまう言質は未だ未だ有るのではないか。そもそもが、自己都合の巨大組織・中国共産党の得意とすることろではないかと。このように観ています。
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大使職に不可欠な、人質にとられても「口を割らない」剛性
大使職は決してご用聞きや本国機密の情報提供者であってはならない。駐露、駐韓の場合も特に同様かと思いますが、「駐中国大使」ともなれば、侵略国の人質になる覚悟と胆力が必須で、たとえ、本当に人質にとられても「口を割らない」剛性が不可欠かと思います。もしも職責の基本が守れなかった、つまり本国の国益を害する可能性が有る場合は、自責を重々覚悟し得る人物でなければ、基本的に不適と謂えましょう。
今般も、丹羽大使が辞職を申し出るわけでもなく、先稿で指摘させていただいような保身の言い逃れに奔っておられるかのスタンスは、まさに言語道断。とてもでは有りませんが、青少年に教えるべき姿ではない。この点も併せて問いたく思います。
(以上、博士の独り言より)
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■ 主な関連記事:
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日本は毅然とあれ!
路傍にて(筆者)
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